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〈タワレコ限定・高音質〉ウィーン室内合奏団の芸術~コンプリートDENONレコーディングス(4枚組)

 ウィーン室内合奏団

タワーレコード・オリジナル企画盤 日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ORTマスタリング」 SACDシリーズ 最新 第5回発売 名盤1タイトル 限定盤
ヘッツェル没後30年企画 SACDハイブリッド盤
ヘッツェル率いるアンサンブルによるDENONレーベルへの名演・名録音 全4枚を集成

ORTマスタリングでハイレゾ音源として鮮やかに蘇った不滅の名演!
原音に忠実に、CD層含め完全新規でマスタリング。世界初SACD化
ウィーン室内合奏団の芸術~コンプリートDENONレコーディングス(4枚組)
2022年11月23日(水) 発売予定 税込7,700円
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用
企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社

ウィーン室内合奏団
DISC 2とDISC 3の初出時のジャケット・デザイン

新規のSACD化企画としてスタートしました2022年4月発売のスウィトナー&SKBによるベートーヴェン:交響曲全集以降オーケストラものの復刻が続きましたが、今回の最新第5弾では室内楽を取り上げます。今年(2022年)に没後30年となるゲルハルト・ヘッツェル氏の周年企画としまして、精力的に取り組んでいたウィーン室内合奏団との全DENON録音(1991年4月から亡くなる約1か月半前の96年6月まで)の4つのアルバムをセット化しました。収録当時の雰囲気をより一層感じられる素晴らしい演奏&録音で、SACDらしい美しい弦楽器の響きとウィーン様式の音色は必聴です。
当時の日本コロムビアが収録した初期デジタル音源の名盤が、この度SACDとして新規で復活します。従来、この時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であるという意見がほとんどでしたが、日本コロムビアが開発した”ORTマスタリング”技術を用い、高音質音源として発売することにいたしました。SACDとしては初期デジタル音源を復刻する手法は大分前からありましたが、当社では例外を除いてこれまでリリースを行ってきませんでしたが、最新のマスタリング技術向上に伴い、この機会に、ハイレゾ音源としては”失われた時代”とも言える名盤の数々を今後も取り上げていきたいと考えています。”ORTマスタリング”により、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届けします。尚、CD層も今回の最新マスタリングを反映しています。”ORTマスタリング”の詳細は後述しておりますので、参照ください。
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

ウィーン室内合奏団
DISC 4の初出時のジャケット・デザイン

ウィーン室内合奏団の芸術~コンプリートDENONレコーディングス(2022年ORTマスタリング)
ウィーン室内合奏団
[TWSA1140/3 (4SACDハイブリッド) 7,700円(税込)]

※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・マスターテープより2022 年にORTマスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(他のジャケット・デザインも解説書に採用)
※ 解説:木幡一誠氏(既存解説を一部改稿)他、解説書合計21ページ
※ マルチケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

ヘッツェル没後30年企画。これぞウィーンの響き!名コンサートマスター、ヘッツェル率いるウィーン室内合奏団によるDENONレーベルへの名演・名録音全4枚を集成。ヘッツェルはDISC4の収録のあと約1か月半後に急逝したため、ヘッツェル名義での、まさに最後の録音。ORTマスタリングでハイレゾ音源として新たに蘇りました!ORTマスタリングを用いたハイレゾ化による初SACD化。最新マスタリングを施した名録音・名演奏を最新復刻

【収録曲】ウィーン室内合奏団の芸術~コンプリートDENONレコーディングス
<DISC1>
1. モーツァルト:行進曲 ニ長調 K.445(320c)
2. モーツァルト:ディヴェルティメント(第17番)ニ長調 K.334(320b)
3. モーツァルト:ディヴェルティメント(第1番)変ホ長調 K.113(初稿)
<DISC2>
4. モーツァルト:行進曲 へ長調 K.248
5. モーツァルト:ディヴェルティメント(第10番)へ長調 K.247
(“第1ロドゥロン・ナハトムジーク”)
6. 行進曲 ニ長調 K.290(167AB)
7. ディヴェルティメント(第7番)ニ長調 K.205(167A)
<DISC3>
9. モーツァルト:ディヴェルティメント(第15番)変ロ長調 K.287(271H)
(“第2ロドゥロン・ナハトムジーク”)
10. 音楽の冗談 ヘ長調 K.522
<DISC4>
11. ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 作品20
~ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットのための
12. ベートーヴェン:六重奏曲 変ホ長調 作品81b~弦楽四重奏と2つのホルンのための
【演奏】
ウィーン室内合奏団
(DISC1):ゲルハルト・ヘッツェル(第1ヴァイオリン) 、ヨーゼフ・ヘル(第2ヴァイオリン) 、ハット・バイエルレ(ヴィオラ) 、
アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)、ヘルベルト・マイヤー(コントラバス) 、フランツ・ゼルナー(ホルン)、フォルカー・アルトマン(ホルン) 、ノルベルト・トイブル(クラリネット) 、ヨーハン・ヒントラー(クラリネット)
(DISC2):ゲルハルト・ヘッツェル(第1ヴァイオリン) 、ヨーゼフ・ヘル(第2ヴァイオリン) (4,5)、ハット・バイエルレ(ヴィオラ)、
アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)(4,5)、ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)、フランツ・ゼルナー(ホルン)、
フォルカー・アルトマン(ホルン)、ミヒャエル・ヴェルバ(バスーン)(6,7)
(DISC3):ゲルハルト・ヘッツェル(第1ヴァイオリン)、ヨーゼフ・ヘル(第2ヴァイオリン)、ハット・バイエルレ(ヴィオラ)、
アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)、ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)、フランツ・ゼルナー(ホルン)、
フォルカー・アルトマン(ホルン)
(DISC4):ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)、ヨーゼフ・ヘル(ヴァイオリン)(11)、ハット・バイエルレ(ヴィオラ)、
アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)、ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)(11)、ノルベルト・トイブル(クラリネット)(11)、
ミヒャエル・ヴェルバ(ファゴット)(11)、エリック・テルヴィリガー(ホルン)、フォルカー・アルトマン(ホルン)(12)
【録音】
1991年4月29日-5月4日(DISC1,2)、1992年4月4-9日(DISC3)、1992年6月10-15日 ウィーン、カジノ・ツェーガーニッツ
【Original Recordings】
Producer: Takashi Baba、 Balance Engineer: Gerhard Betz(DISC1&2,4)、Holger Urbach(DISC3)、 Digital Editing: Emiko Saito

【原盤】
日本コロムビア

<今回の制作に関しまして>~「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画、本格開始
 これまでタワーレコードによるSACD企画は、アナログで収録されたアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻してきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。

 しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースが多いことに(音質的に)愕然とする方も多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。

 一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らないと言えます。

そのような中、2015年に主に配信用として日本コロムビアさんが“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術"の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年の当社の企画盤でスプラフォン原盤のノイマン/マーラー:交響曲全集(TWSA1070)をSACDで復刻するにあたり、どうしても3曲あるデジタル録音も入れた全集にするべく、テストケースとして「ORTマスタリング」を採用しました。その結果は良好で検証も行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることを確認できました。その後、この技術を使った新規企画の音源を模索し、さらなる検証とテストを行った結果、正式に「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画をスタートすることにしました。

 この技術的内容に関しては他のページに後述してありますが、効果は予想以上でした。「ORTマスタリング」を行ったデジタル初期音源は、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度が高まりました。また、ステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも「ORTマスタリング」を反映させていますので、その効果を確認できると思います。程度は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。

 これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになりました。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。

ORT

<“ORT Mastering" に関しまして>
<ORT Mastering とは>
日本コロムビア・スタジオ技術部が開発した「倍音再構築技術:ORT」とMaster Sonic 64bit Processing技術による高精細な演算処理を用いたマスタリング手法です。日本コロムビアでは1972年に世界初の実用PCM録音機を開発、デジタル録音の先駆者として、数多くの名演奏を録音、高い評価を博しました。これら過去の音源を、現在のハイビット・ハイサンプリング環境で再生するための一手法としてORTが開発されました。
“ORT Mastering"では、ORTの技術を駆使するマスタリング・エンジニアによって、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届け致します。
<倍音再構築技術:ORT>
日本コロムビアで開発した、倍音再構築技術(Overtone Reconstruction Technology:ORT)のことです。アナログ/デジタル変換時に失われてしまった楽音の高域成分を、低域部分の倍音を利用して予測、再構築します。
<ORT Mastering の特徴>
・マスタリング・エンジニアによる繊細な倍音復元
・広いダイナミックレンジと周波数帯域を活かす高品質マスタリング
 詳細はこちらをご参照ください。⇒https://columbia.jp/ortmastering/
(ORTマスタリングは日本コロムビアの登録商標です)
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。