インタビュー

ラファエル・ワールドにもっと浸るためのサブ・テキスト(2)

DJ QUIK 
『Balance & Options』 Arista(2000)
LAきってのスムース野郎、DJクイック。トニーズの“Let's Get Down”以降親交も深く、サウンド的にも近い両者が、本作収録の“Well”でついに再共演。こんなに甘くていいのか!? いいんです!!

TOSHI KUBOTA 
『Nothin' But Love』 Epic(2000)
トシ・クボタとしての2作目。前作でドウェインと絡んで、本作ではラファエルと……って贅沢すぎよ! プロデュースした2曲中、とりわけ“Shame”の深~い美しさにまったりしまくったり。

DWAYNE WIGGINS 
『Eyes Never Lie』 Motown(2000)
トニーズのメンバーにしてラファエルの兄弟でもあるドウェインの初ソロ作。流麗なサウンドの向こう側には、イナタいファンク趣味が見え隠れ。兄弟喧嘩も仕方ないか。

THE TONYIES 
『Live @ Chocolate City』 Orpheus(2002)
ドウェインを中心とする現トニーズ(≠トニ・トニ・トニ)のライヴ盤。めちゃめちゃファンキーな演奏と、ラファエルを彷彿とさせるエイマーの歌唱。戻ってこんでええよ、ってこと!?

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年05月30日 14:00

更新: 2003年03月06日 19:34

ソース: 『bounce』 232号(2002/5/25)

文/出嶌孝次