インタビュー

みんな絶対聴いている!! 膨大なAKIRAワークスの一部をご紹介!! その2

平井堅 『LIFE is...』 DefSTAR(2003)
絶品の顔合わせ! 繊細なヴォーカルで流麗に紡がれる酔っぱらいソング“I'm so drunk”をプロデュース。クラップの乱れ打ちを軸に倍速化するビート展開と広がりのあるメロディーがイマのR&Bっぽくて、同時に平井っぽいのも心地良し。

BoA 『VALENTI』 avex trax(2002)
前作『LISTEN TO MY HEART』に続いて参加。パワフルなシンコペ系のアップ“B.I.O”と埃っぽいループを敷いた“flower”ではアレンジ、淡~い翳りを帯びたメロディーが素晴らしい“feel the same”では作曲/アレンジを担当。しかし、相性いいですね。

Crystal Kay 『-637-always and forever』 ソニー(2001)
“EX-BOYFRIEND”のリミックスに始まった関係が、ここでは“Guardian Angel”の作曲/アレンジに結実。この後サード・アルバム『almost seventeen』にも関わり、PALM DRIVEへと繋がるわけです。

Tyler 『my name is...』 BELO/BMGファンハウス(2001)
毎回コラボレートを続けているTylerの2作目で、AKIRAはインタールードも含めて4曲をプロデュース。HACのラップもブッ飛んだ強靱なシンコペ曲“Lady Beretta”はいまなお彼女のベスト曲なり。

藤本美貴 『MIKI 1』 hachama(2003)
“銀色の永遠”をアレンジ。勇壮なシンセを淡々とループし、ゴーゴー風の進行にダブったベースが痙攣する変な位相のミックスが凄い。ポップなサビを際立たせる過激な好仕事よ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年04月03日 10:00

更新: 2015年03月17日 12:27

ソース: 『bounce』 241号(2003/3/25)

文/出嶌 孝次