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インタビュー

『Speakerboxxx/The Love Below』でブッ飛ぶ前に……まずはこちらから!! その1

OUTKAST 『Southernplayalisticaddi-lacmusic』 LaFace/Arista(1994) 本作でデビューした時、2人はまだ高校生。プロデュースはオーガナイズド・ノイズで、Gファンクの席巻ともリンクし、緩やかな横揺れを心地良く誘うファンク感が全体を覆った快作。シングル“Player's Ball”は大ヒットしたクラシック!(高橋)

OUTKAST 『Atliens』 LaFace/Arista(1996) 本作からアウトキャストもプロデュースを手掛けるようになり、コズミックな趣味を出したアメコミ調のジャケなど、自己主張が少しずつ表面化。当時、日本での評価は不当に低かったが、本国においてはヒットを記録し、個性派グループとして認知された。(高橋)

OUTKAST 『Aquemini』 LaFace/Arista(1998) 大傑作。圧倒的に凄い! 黒い! 深い! 濃厚なファンクネスを帯び、どこまでも広がるスペース・ワールド。特にPファンクの巨人、ジョージ・クリントンとの共演曲では、渦巻く底なしグルーヴに飲み込まれる。とにかく聴いて!(高橋)

OUTKAST 『Stankonia』 LaFace /Arista(2002) シングル・カットされた“B.O.B.”がヒットを記録。同曲は、メーターを振り切る過去最高速度を記録。音楽的進化と尽きることのない創造力、アイデア、もはやアウトキャストに追いつける者はいないと思わせた強力作。(高橋)

OUTKAST 『Big Boi & Dre Present... Outkast』 Arista(2001) 過去の名曲が収録されているとはいえ、これだけでアウトキャスト体験を済ませてほしくない、というのが本音。逆に、過去作をすべて持っていても、このベストは素通り厳禁。新曲“Movin' Cool”や“The Whole World”はここでしか聴けないからね!!(高橋)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年10月09日 18:00

更新: 2003年10月30日 13:51

ソース: 『bounce』 247号(2003/9/25)

文/高橋 荒太郎、出嶌 孝次