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インタビュー

もはやシーンに欠かせなくなった彼らの歩みを客演でプレイバック!!

BACKGAMMON 『Eye Contact』 走馬党/POSITIVE(2001)


  走馬党の男気コンビと合体した“天下無双”こそM.O.S.A.D.最初期の外部客演のひとつ。AKIRA、EQUAL、TOKONA-Xの順にサグ上等なラップを吐き散らし、暑苦しいまでに熱く太いビートに真正面から衝突!(出嶌)

餓鬼レンジャー 『UPPER JAM』 東雲/ビクター(2001)

  餓鬼仕切りのコンピ『RAP WARZ DONPACHI』に“Fabulous”で参加した縁もあってか、今作中の“GETTIN' HI 5 MIC”ではM.O.S.A.D.の3MCが激しくスピット。その勢いにアオられまくったかのようなPOCHOMKINのやぶれかぶれフロウも凄まじい。(出嶌)

OZROSAURUS 『ROLLIN' 045』 FUTURE SHOCK/ポリスター(2001)

  M.O.S.A.D.、MAGUMA MC'Sと共にYOUNG GUNZというユニットでも活躍する横浜~名古屋~京都のコネクションが本作収録の“YOUNG GUNZ”で実現! M.O.S.A.D.とオジロは、M.O.S. A.D.のアルバムに収録されていた“MOBB STERS”とそのリミックスでもマイクを交わしている。(高橋)

DABO 『HITMAN』 Def Jam Japan(2002)

  本作収録の殺し屋チューン“MURDA!!!!(KILLA EMCEE)”にトコナメが登場。〈狙われるよか狙う方がええわな〉とえげつなくも余裕のマイク捌きがカッコいい。これ以降、DABOが『トウカイXテイオー』にも参加するなど共演も何度か実現。(出嶌)

aile 『PLAY』 BMGファンハウス(2003)


  名古屋出身の女性R&Bシンガー……ということで、M.O.S.A.D.とも縁深いaile。本作中の“駆け引きはイラナイ”にTOKONA-Xが登場し、女心の機微を描いた内容にハマるいい加減な男ぶりを披露。なお、彼女のデビュー作『PERSONALITY』収録の“NO MORE GAME”にはM.O.S.A.D.がフィーチャーされている。(出嶌)

AQUARIUS 『オボレタ街』 cutting edge(2003)

  ここではDELIとTAD'S AC(LUNCH TIME SPEAX)という異色の組み合わせが実現! その“アタッテクダケ~トツゲキのテーマ~”ではやはりDELIの気のふれたようなラップが前面に出てくるのだが、ヌラリとした胡散臭さで不穏さを掻き立てるトコナメの振る舞いはやっぱ別格。(出嶌)

BRIER 『BRIER』 BAYSQUAD(2003)

  ハマを代表する女性MCの“PRIDE”にトコナメが参戦。スウィズ風の重厚なシンセ・ループを踏みにじり、ミルコよりキムタクより鬼気迫るプライドを閃かせる。ドスの効いた姐さん声が魅力的な主役との相性も非常によろしい。(出嶌)

DOUBLE 『Wonderful』 フォーライフ(2003)

  ちょっと想像できなかったDOUBLEとTOKONA-Xの共演。その“Disturbance”ではマイペースで誘惑をかわすトコナメ節を披露。出番は少ないが刻印はしっかりと。(出嶌)

MAGUMA MC'S 『MASSIVE』 MONOHON(2003)

  M.O.S.A.D.、MACCHO、そしてMAGUMA MC'S……とYOUNG GUNZの面々が顔を揃えたシリーズ3曲目を収録! TOKONA-Xは“※※※※The World”にも単独でゲスト参加し、NOB、DBKと熱い共演を聴かせている。(高橋)

Mr. BEATS 『BONDS』 FUTURE SHOCK/ポニーキャニオン(2003)

  DJ CELORYがソロ・デビューに際して白羽の矢を立てたのは、MACCHOとTOKONA-X! もとより相性のいい2MCが本気でストレートを打ち合う華ありすぎな逸品で、ふたりでルーズに歌いまくるフックも気合い十分。両者ともまろやかでコクもある!(出嶌)

MURO 『CHAIN REACTION』 INCREDIBLE/トイズファクトリー(2003)

  タイトル曲ではMUROとTOKONA-Xの意外な組み合わせが実現! 総勢7MCによるポッセ・カットなのですが、豪華な実力者のなかでも余裕のラップをかまして〈トコナメでした~〉と軽妙に走る去る。(高橋)

SPHERE of INFLUENCE 『ATLANTIS』 Def Jam Japan(2003)

  今作において、SPHERE、DABOとトコナメの豪華競演“YA HEARD!? PT.2”が実現! 太いノリのバウンスを土足で蹂躙。エロいリリックやキマり気味でヤバいフックもカッコいい。なんかわからんけど、声が違うところから出てるって!(出嶌)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年03月11日 13:00

更新: 2004年03月16日 19:39

ソース: 『bounce』 251号(2004/2/25)

文/高橋 荒太郎、出嶌 孝次

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