オレは人前に出たいのか? 出たくないのか? 揺れるファレルのイン・マイ・マインドを勝手に考察!! その2
VANESSA CARLTON 『Harmonium』 A&M(2004)
場違いかしら? いいえ。ほとんどのファレル・ファンは知るまいが、“Who's To Say”にはファレやんがバック・コーラスのみで参加しているのだ。正直、判別不能だけど……。
TWISTA 『The Day After』 Atlantic(2005)
ネプ製の2曲、“Lavish”と“When I Get You Home(A.I.O.U.)”共にファレルをフィーチャー。後者のソウルフルな味が聴きモノ。
PAUL OAKENFOLD 『A Lively Mind』 Perfecto/Virgin(2006)
セレブ感に溢れた客演のひとつ。歌というより掛け声が延々とループされる“Sex N Money”に登場! ほとんど一発芸人扱い? いや、この怪鳥のような鋭いヴォイシングはファレルならではですよ!
SHAWNNA 『Block Music』 Disturbing Tha Peace/Def Jam(2006)
シカゴの女傑の近作では、またまたネプ非関与曲にファレルが遠征! “Gettin' Some(Remix)”ではパワフルな主役を相手にナヨく立ち回り。流石!!
VARIOUS ARTISTS 『The Neptunes Present... Clones』 StarTrak/Arista(2003)
初の自身名義曲“Frontin'”をはじめ、バスタ・ライムズとの“Light Your Ass On Fire”など都合7曲で声出し。故オール・ダーティ・バスタードとの変態合体チューン“Pop Shit”が良い!
N.E.R.D. 『In Search Of Many』 StarTrak/Virgin(2001)
オタク連盟の第1弾。斜に構えてみせたはずが、ニ○ヴァーナを皮肉ったような“Rock Star”が、ロック専門誌風に言えば〈美しき弱者の鳴らすロック〉的に捉えられてしまう。ヘタウマを通り越した裏声歌唱がソウルフル。
N.E.R.D. 『Fly Or Die』 StarTrak/Virgin(2004)
前作以上に骨太なバンド・サウンドへと移行し、ファレルもゴリゴリのバッキングに負けないシャウト気味のヴォーカルを体得。ヒットした“She Wants To Move”や“Maybe”では想像以上にストレートな歌唱でビックリ!