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インタビュー

自作、客演、プロデュース……近年のR指定作品を厳選紹介!! その3

R. KELLY 『Trapped In The Closet Chapters 1-12』 Jive(2005)
『TP.3 Reloaded』に収録された5曲構成のソープ・オペラを12話に膨らませたDVD。同オケで12曲を演じ分けるRの変態ぶりに感嘆しつつ、下品な物語に引き込まれる。続きももうすぐ……!
(出嶌)

THE NOTORIOUS B.I.G. 『Duets: The Final Chapter』 Bad Boy/Atlantic(2005)
チャーリー・ウィルソンとの2大エロ巨頭で“Mi Casa”に登場。スペイン語で〈Mi Casa, You Casa(リラックスして)〉と歌い、相変わらず女子を口説き落とすサグ男ぶりを発揮!
(池田)

THE ISLEY BROTHERS 『Baby Makin' Music』 Def Soul Classics/Def Jam(2006)
10年以上も続く師弟関係ながら、この最新作ではレーベルの社長に遠慮したのか(?)1曲のプロデュースに留まっている。それでも開放的なノリを用意して65歳にドバッと“Blast Off”させるRは凄いわ。
(出嶌)

BOW WOW 『The Price Of Fame』 Columbia(2006)
いわくつきの一曲? 隠しトラックの“I'm A Flirt”でほぼ主役級の歌を聴かせ、T.I.とT・ペインを従えたリミックス(バウ・ワウ部分は削除)としてシングル・カット。イイ曲だもんな。
(池田)

YOUNG JEEZY 『The Inspiration』 Corporate Thugz/Def Jam(2006)
プロモ・クリップでは全身黒ずくめ、グラサン&チェーンのセレブ・サグなスタイルでフックを歌う“Go Getta”に登場。最前線のヒップホップ曲でも余裕で合体可能なキングぶりには、野郎でも憧れる!
(池田)

TYRESE 『Alter Ego』 J(2007)
優美なピアノの柔らかミディアム“Hurry Up”を手掛け、アンダードッグズと共同制作した“Signs Of Love Makin' Part II”では歌でも参加して星座ネタで火遊び。水滴音の使い方もRらしい。
(池田)

DADDY'S LITTLE GIRL 『Soundtrack』 Atlantic(2007)
ロマンティック・コメディー映画の充実サントラ盤に新録の“Don't Let Go”を提供。レゲエ調のリズムに煌めくウワモノをあしらい、伸びやかに歌い上げた超美メロ曲だ! ギターはお抱えのドニー・ライル!
(池田)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年06月07日 20:00

ソース: 『bounce』 287号(2007/5/25)

文/池田 貴洋、出嶌 孝次