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インタビュー

8otto(4)

マエノソノマサキのフェイヴァリット盤
僕はスマッシング・パンプキンスやツェッペリンのドラムをよくコピーしていたんですが、いちばんドラム・パターンとかを練習したのはジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス『Are You Experienced?』(MCA)。めっちゃ勢いがあって、ガツンとくる。録り方のせいもあるんでしょうけど、昔の人が叩くこの感じにすごく憧れがあるんです。自分もどんどんこういう音に近づけたいと思います。

TORAのフェイヴァリット盤
ストーン・ローゼズの作品ならなんでも好きなんですけど、やはり『The Stone Roses』(Silvertone)。最高ですよね~! ベースを始めたときから派手な感じより図太くて歌ってるような感じの音が好きで、特に僕好みの歌い方をしているのがマニなんです。なかでもこのアルバムはいちばんそれが出てると思って。しかもいま自分的に再ブーム中なんです。バンド内でのフレンドリーな役割もイイですよね。

リョウのフェイヴァリット盤
最近はヒップホップをよく聴くのですが、なかでも近頃気に入ってるのがケロ・ワンとかクラウン・シティ・ロッカーズ、日本のA.Y.B FORCEやBULLJUNなんかのトラックも入っている『BEAT STUDIES LESSON ONE』(Pヴァイン)っていうコンピです。最初はプロデューサーのヨシオカさんに聴かせてもらったもので、みんなでご飯行ったりしてワイワイしている時にいいな~っていうオシャレな感じです。

ヨシムラセイエイのフェイヴァリット盤
この間復活したエクストリームのギタリスト、ヌーノ・ベッテンコートのソロ・アルバム『Schizophonic』(A&M)です。これはもう、僕のバイブルですね。彼のギターは前からすごく好きだったんですけど、エクストリームを解散してからはただのギタリストとしてってだけじゃなく、コンポーザーとしてもがんばり出したりとか、そういうところを自分も見習っていきたいな、と思っているんですよね。

8ottoのフェイヴァリット盤
いまはできないけど、いずれはこんな感じの音をやりたいねぇとみんなで言っているのはフェラ・クティがアフリカ70を率いて出した『Zombie』(Barclay)。まったく尺を取れないビート、グルーヴ、ヴァイブは本当にすごいですよ。あれを一回アフリカに行って体感してみたいなとも思います。最近アルバムを出した彼の息子のシェウン・クティも気になります。(マエノソノ)

8ottoのフェイヴァリット盤
音楽の趣味はバラバラなメンバーですが揃って好きなのはボブ・マーリー。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのベスト『Legend』(Tuff Gong/Island)で。彼の何が好きってすべてです(笑)。音楽が素晴らしいのはもちろんですけど、やっぱりハートじゃないかと。会ったことないですけど、楽曲に人柄が表れている感じがします。インタヴューでもイイこといっぱい言ってますしね。(マエノソノ)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年09月11日 01:00

更新: 2008年09月11日 17:42

ソース: 『bounce』 302号(2008/8/25)

文/冨田 明宏