フランツが夜の顔を手に入れるまでの道のりを徹底追跡! その1
FRANZ FERDINAND 『Franz Ferdinand』 Domino/Epic(2004)
スウェディッシュ・ポップ人気の立役者、トーレ・ヨハンソンをプロデューサーに迎え、メンバーが32歳の時に作り上げたファースト・アルバム。“Darts Of Pleasure”をはじめ、ガレージ・ロックと下世話感タップリの80'sダンス・ビートをミックスする巧妙さや、インディー臭を漂わせつつもハイセンスなメロディーに、隠しきれない年輪を感じます。
(柴田)
HANDSOME BOY MODELING SCHOOL 『White People』 Elektra/Atlantic(2005)
ハンサム学園入りしたアレックスは、シングル“The World's Gone Mad”で蟲惑的なハンサム声を披露。その優等生ぶりに、各界から賛辞が寄せられた!
(柴田)
FRANZ FERDINAND 『You Could Have It So Much Better』 Epic(2005)
リッチ・コスティの助力もあって、スケールの大きなバンド・サウンドを体得した2作目。“Do You Want To”をはじめ、次々と繰り広げられるアップテンポのダサ格好良いトラックに、紳士淑女は揃ってダンシング!
(柴田)
VARIOUS ARTISTS 『Monsieur Gainsbourg Revisited』 Barclay/Universal France(2006)
フランスが誇る伊達男のトリビュート盤では、ジェーン・バーキンをエスコートして“A Song For Sorry Angel”を披露。大人の遊び心溢れるソリッドなロック・チューンに、パリっ子も大興奮だったとか!
(柴田)
VARIOUS ARTISTS 『Colours Are Brighter』 Rough Trade(2006)
子供のためのチャリティー・アルバム用に、軽快なタッチのカントリー・ナンバー“Jackie Jackson”を書き下ろし。レンジの広さを主張しつつ、チビっ子のハートもしたたかにゲットだぜ!
(柴田)
BOX CODAX 『Only An Orhard Away』 Domino(2002)
ギタリストのニック・マッカーシーによるレトロ・フューチャーなローファイ・エレクトロニカ・ユニット。複雑なビートで構築された〈踊りにくい〉ダンス・ミュージックと、ロックンロール・ヴァイブスを撹拌したサウンドは、フランツ本隊への反動から生まれたもの?
(柴田)
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