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U2(ユー・ツー)、13年ぶりの来日公演で名作『The Joshua Tree』を完全再現。Facebookで1曲生配信も実施

U2
Photo by Yuki Kuroyanagi

U2が、「The Joshua Tree Tour 2019」で来日。昨日12月4日にさいたまスーパーアリーナで13年ぶりの日本公演を行った。

「The Joshua Tree Tour」は、U2が1987年にリリースしたアルバム『The Joshua Tree』と、それに伴うツアーの30周年記念ツアーとして2017年にスタート。北米、ヨーロッパ、南米で270万人以上を動員し、同年で最も成功を収めたツアーとなった。

そして、「The Joshua Tree Tour」では、アルバム『The Joshua Tree』の完全再現とU2全キャリアからの名曲の数々が演奏されるだけでなく、2015年の「iNNOCENCE + eXPERIENCE TOUR」と2018年の「eXPERIENCE + iNNOCENCE TOUR」というふたつの屋内アリーナ・ツアーからセレクトされた楽曲や映像が、ツアーで使われるものとしては最大級のLEDスクリーンに映し出される。U2初となるシンガポール、ソウル、マニラ、ムンバイでの公演もあり、2019年12月15日ムンバイでの最終公演までに、「The Joshua Tree Tour」は世界66公演で300万人近い観客を動員したことになる。

ショーは『War』(1983)収録の“Sunday Bloody Sunday”でスタート。『The Joshua Tree』以前の代表曲を、Joshua Treeの木の形をしたBステージで演奏し、メイン・ステージに向かってメンバーが花道を歩き出すと、『The Joshua Tree』の1曲目“Where The Streets Have No Name”のイントロが鳴り始め、巨大スクリーンが真っ赤に変わる。Joshua Treeの下に4人のシルエットが映る、このツアーの象徴的なシーンが目の前に広がった。

Bono(Vo)は「コンバンワ! みんな、辛抱強く待っていてくれてありがとう!」と、この日を待っていた日本のファンに嬉しい言葉を投げ、「日本の子供のために、平和に思いを馳せよう。この地域、そして世界へ向けて平和への祈りを、そして感謝を捧げよう」といったメッセージも。

『The Joshua Tree』が終了したあと、アンコール1曲目の“Elevation”の前からU2の公式Facebookで生配信がスタート。事前に「U2から素敵なニュースがあります」と告知されていたが、スクリーンには「U2X RADIO」と映し出される。それは北米のラジオ局「SiriusXM」とU2とのパートナーシップのもと、ラジオがローンチすることの発表だった。この発表のあとには“Elevation”が披露された。

 

そのあと演奏された“Ultra Violet”では、大きなスクリーンを使って、貧困救助のための非営利団体「ONE Campaign」の活動の「Poverty Is Sexist Campaign」の一環として、今世界の最前線で活躍する女性を写真と共に紹介した。グレタ・トゥーンベリ、エマ・ゴンザレスら若い活動家や、日本人のオノ・ヨーコ、草間彌生、紫式部、川久保玲らの名前も紹介された。アンコールの最後には“One”が演奏され、満員となった会場の歓声とともにU2のメンバーはステージを去った。

U2
Photo by ROSS STEWART

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Photo by Yuki Kuroyanagi

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Photo by ROSS STEWART

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Photo by ROSS STEWART

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Photo by ROSS STEWART

 

▼来日公演情報
「The Joshua Tree Tour 2019」
12月5日(木)さいたまスーパーアリーナ
OPEN 18:00 / START 19:30

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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2019年12月05日 12:41

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