QUEEN + ADAM LAMBERT（クイーン＋アダム・ランバート）、10月2日リリースのライヴ・アルバム『Live Around The World』より「SUMMER SONIC 2014」で披露した“I Was Born To Love You”公開

QUEEN + ADAM LAMBERTが、「SUMMER SONIC 2014」で披露した“I Was Born To Love You”のライヴ映像が公開された。同曲は、10月2日に全世界でリリースされるライヴ・アルバム『Live Around The World』に収録されているもので、先行曲としてリリースされた。

Queen + Adam Lambert - I Was Born To Love You (Summer Sonic, Tokyo, 2014)

今回公開された映像は、2014年8月17日に東京で開催された「SUMMER SONIC」のメイン・ステージで、彼らがヘッド・ライナーを務めた際のパフォーマンスを収録したもの。QUEENとAdam Lambertが、同曲をこのアレンジで共にライヴ演奏したのは、この時のアジア・ツアーが初めてのことであった。それまで、QUEENがこの曲をライヴで披露したことはほとんどなく、あったとしてもアコースティックの短縮バージョンのみだった。

「SUMMER SONIC」で超満員の観客を前にしたQUEENは、ステージ上で繰り広げられる彼らの伝説的な魔法に、Adam Lambertの才能を新たに注入。その組み合わせを初体験した日本のファンにとって、この“I Was Born To Love You”のパフォーマンスはショーのハイライトのひとつとなった。また、このときのセットでは、40年以上前にBrian Mayが日本のファンのために特別に書き下ろした曲で、日本語の歌詞を含む“Teo Torriatte (Let Us Cling Together)”（手をとりあって）を、Mayが披露していたことにも注目だ。

ライヴが大成功を収めた一方、Mayは当時を次のように振り返る。「僕らはみんな、あれはかなり難しいギグだったという感想を覚えたよ。観客は素晴らしかった。でも猛烈な暑さと湿度のせいで、演奏するのに悪戦苦闘したからね。だけど、映像を観たときには、凄まじいエネルギーが放たれていて、観客との相互作用も最高だと思ったんだ」。

またLambertはこう振り返る。「日本の観客はとても情熱的で、真摯な感情がすごく伝わってきた。繋がり合っていると感じることができたんだ。他の国とは違う、何か特別なものがあるんだよ」。さらに、ドラマーのRoger Taylorはさらにこう付け加える。「観客の反応が、途方もなく素晴らしかったんだ。しかも若い世代の観客が多くて、僕らにとっては大きな驚きだった」。

今回の「SUMMER SONIC」でのパフォーマンスは、従来は日本のみで（2016年12月20日に発売された『ライヴ・イン・ジャパン サマーソニック2014』）で視聴が可能となっていた。このたび、新たにリリースされるライヴ作品を通じて、その生々しさと、胸躍る手つかずの壮麗さが、全世界に向けて余すところなく公開される。

▼リリース情報
QUEEN + ADAM LAMBERT
ライヴ・アルバム
『Live Around The World』
10月2日（金）リリース

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