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BUCK-TICK、自身2度目の無観客配信ライヴ「魅世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK~」レポート

カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース

掲載: 2021年07月20日 11:15

BUCK-TICK
撮影:田中聖太郎・渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)

BUCK-TICKが7月17日21時、「Streaming Live「魅世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK~」」を配信した。

本公演はBUCK-TICKにとって2021年初のライヴであり、無観客状態での2度目の配信ライヴ。昨年9月に行った「ABRACADABRA LIVE ON THE NET」は、アルバム『ABRACADABRA』の発売日に曲順通りに演奏し、バンドの熱量をストレートに届ける生配信ライヴだったが、今回はタイトルが表わす通り、観客を甘美な毒で淫美な世界へと誘うコンセプチュアルなステージを展開した。

21時といえば、本来ならば1公演終えたころだろう。20時以降は「闇営業」などと揶揄されるこのご時世に、ひっそりと明かりを灯す小屋がある。BUCK-TICK「Streaming Live「魅世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK~」」の始まりだ。背徳感を弄ぶようなイントロダクションに誘われて、幕の奥深くへと突き進んだ先に現れたのは電飾で飾られた円形のステージ。「魅世物小屋」一座よろしく強烈な個性を放つ衣装に身を包んだメンバーが、まだこちらの心が整わないうちに、音を鳴らし始めるのだ。それは、よく知っているはずのメロディなのにまったく違うグルーヴで、その新しい感触に、異世界へと足を踏み入れてしまったことを自覚する。

今回の公演は、1部はアコースティック・セット、2部はバンド・セットの2部構成。1部のアコースティック・セットでは、既存のアコースティック・ナンバーだけでなく、本公演のために新たにアコースティック・バージョンにアレンジしたナンバーも加えた。中でも、ガレージ・ロックからシャッフルへと変貌した“唄”や、清涼感のあるミディアム・ナンバーに変わった“JUST ONE MORE KISS”は必聴もの。シンプルなアンサンブルゆえに、よりいっそう歌が際立ち、それぞれの楽曲がもつ「匂い」が画面を通して伝わってくる。さらに、ステージ横に作られた場末のキャバレーのボックス席、ステージを囲う炎、照明やカメラワークなど、大舞台の大掛かりな演出とはまた違う、細やかな演出が楽曲のストーリー性を鮮やかに映し出していた。

2部のバンド・セットは従来通りのライヴ・セットだが、こちらでもニュー・アレンジされたナンバーが盛り込まれているので油断ならない。そもそもこの公演のメニューは、「魅世物小屋」のような佇まいをもつ今回の会場の雰囲気に合わせてセレクトしたそうで、特に2部のほうのメニューは倒錯と夢幻の世界が色濃い。疲弊するような情報ばかりが飛び交う毎日のなかで、この瞬間だけはそんな現実を忘れさせてくれる。目の覚めるような、もしくは、心安らぐような夢を見させてくれる。それこそがエンターテイメントの真価であると思う。観客が夢から醒めてしまわないように、1度も言葉を発することなく、魅せる歌と演奏でコンセプトを貫いたところも印象的だった。しかしながら、そんななかでも彼らが伝えたいメッセージは、本編の中でしっかりと伝えられていたのだ。1部2部を通して櫻井敦司(Vo)が何度か送っていたのが、人差し指と中指をクロスする「Good Luck」のハンドサイン。これからアーカイヴをお楽しみになる方々には、ぜひこのポイントにも着目していただきたい。

幕が閉じても何度も覗きに行きたくなるようなショー・タイム。この配信ライヴのアーカイヴは7月23日23時59分まで。きっと新しいBUCK-TICKに出会えるだろう。

配信終了後、BUCK-TICKは9月22日にニュー・シングル『Go-Go B-T TRAIN』のリリースと、10月3日よりスタートする全国ツアーの日程を発表した。これまでのBUCK-TICKのイメージを打ち壊すかのような破壊力のあるシングル・タイトルに、「魅世物小屋」の余韻に浸っていた観客たちもざわついているのではないだろうか。来年の2022年にはメジャー・デビュー35周年を迎えるBUCK-TICKが、未だ攻め続けていることに感服する。どんな新しいBUCK-TICKの世界を見せてくれるのか、今から期待に胸が膨らむ。

Text:大窪由香

BUCK-TICK

BUCK-TICK

BUCK-TICK

BUCK-TICK

BUCK-TICK

撮影:田中聖太郎・渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)

 

▼配信情報
「魅世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK~」
7月23日(金・祝)23:59までアーカイヴ配信中
配信詳細はこちら

 

▼リリース情報
BUCK-TICK
ニュー・シングル
『Go-Go B-T TRAIN』
9月22日(水)リリース


[SHM-CD](すべてのCDプレーヤーで再生可能な高品質CD)
01. Go-Go B-T TRAIN
作詞:櫻井敦司/作曲:今井寿
02. 恋
作詞:櫻井敦司/作曲:星野英彦
03. 唄 Ver.2021
04. JUST ONE MORE KISS Ver.2021

[Blu-ray/DVD]※完全生産限定盤のみ
“Go-Go B-T TRAIN”(MUSIC VIDEO)ほか収録


ライヴBlu-ray&DVD
『TOUR2020 ABRACADABRA ON SCREEN / ABRACADABRA LIVE ON THE NET』
8月18日(水)リリース

■Blu-ray


■DVD


 

▼ツアー情報
「TOUR2021 Go-Go B-T TRAIN」
10月3日(日)静岡市民文化会館 大ホール
10月15日(金)東京 立川ステージガーデン
10月23日(土)石川 本多の森ホール
10月24日(日)長野市芸術館 メインホール
10月30日(土)岡山 倉敷市民会館
11月3日(水・祝)千葉県文化会館 大ホール
11月6日(土)兵庫 神戸国際会館こくさいホール
11月7日(日)愛知県芸術劇場
11月11日(木)北海道 札幌市教育文化会館 大ホール
11月20日(土)神奈川 パシフィコ横浜 国立大ホール
11月21日(日)群馬 高崎芸術劇場 大劇場
11月25日(木)東京国際フォーラム ホールA
11月27日(土)栃木 宇都宮市文化会館 大ホール
12月3日(金)香川 サンポートホール高松 大ホール
12月4日(土)ロームシアター京都(京都会館) メインホール
12月11日(土)福岡サンパレスホテル&ホール
12月12日(日)広島県立文化芸術ホール(上野学園ホール)
12月18日(土)大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール
12月19日(日)大阪国際会議場(グランキューブ大阪) メインホール
12月26日(日)宮城 仙台サンプラザホール

[チケット]
一般発売:9月11日(土)10:00~
料金:11,000円

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