巨匠プレートルのブラームス:交響曲全集+ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルク編)が待望のセット化!(3枚組)
ライヴによるプレートルのブラームス交響曲全集が待望のセット化です(第1番:SSS0197、第2、3番:SSS0129、第4番:TBRCD0028)。外箱に分売3枚を収めた形になります。演奏は定評ある期待通りの雄渾なブラームスです。もちろん、プレートルならではの仕掛満載の名演奏です。カップリングのシェーンベルクがオーケストレーションしたピアノ四重奏曲第1番も聞きものです
アブラヴァネル&ユタ響/チャイコフスキー:交響曲第1&2番、第6番&幻想序曲"ハムレット” 新リマスターで復活!
アブラヴァネル生誕120年&没後30年。ユタ響とのチャイコフスキー:交響曲全集、新リマスター・シリーズの第3&4弾。親しみやすいメロディが多い第1番と第2番では、伸びやかに、あるいは弾むように、主旋律を歌わせます。陰影やメランコリックな表現にも事欠かないのですが、濃厚な情念や暗鬱さに耽溺しないのがアブラヴァネルの見識でしょう。「悲愴」は明快な造形と巧みな緩急が生み出すドラマティックな表現が印象的。ハムレットも語り上手な演奏です
ヤアラ・タールのコンセプト・アルバム『1923』~100年前のヨーロッパにおけるピアノ音楽の多様性を開示
ピアニストのヤアラ・タールがソニー・クラシカルに録音したこのアルバム「1923」は、まるで聴き手が100年前にタイムスリップして不思議な音楽の旅に出るような趣があります。様々な研究に基づいて、当時のピアノ音楽の豊かな多様性を体験する魅力的な作品がタールによって選び抜かれています。ディーリアス、アクロン、ブロッホ、ハウアー、シェーンベルク、アイスラー、クライン、ヤナーチェク、モンポウ、タンスマン、ジャック=ダルクローズの作品を収録
フルトヴェングラー&BPO~ブラームス:交響曲第4番、ハイドン変奏曲(1943年) 2トラ38オープンリール復刻
この2曲は複数の録音の中でも最も劇的で振幅の大きな演奏として有名ですが、当シリーズでは2014年にメロディアのLPからの復刻盤(GS-2107、廃盤)を発売しています。そこで、今回は初めて2トラック、38センチのオープンリール・テープからの復刻盤登場です。LP復刻も独特の味わいがありますが、やはり総合的な情報量ではテープ復刻が優っていると思われます。マスタリングはこれまで同様に全工程をプロ用の機器で行い、万全を期しています。(平林 直哉)
ロジェストヴェンスキー&モスクワ放送交響楽団/マーラー:交響曲第5番 1973年ライヴが復活!
長らく廃盤であったロジェストヴェンスキー別格の奇演として名高いマラ5がこの度イギリスRevelationのライセンスを得て復活します。過去のリリースはどうしても残響の乏しいデッドな音響で耳に刺激を感じたものですが実際はロシアのコンサート会場というのはどちらかというと豊かなホールトーンを持っておりますので、今回の新マスタリングでさらにUHQCD化は実際に近い音質とのことです。英日のライナーノート付です
ステファニー・ドゥストラック、デュメストル&ル・ポエム・アルモニークによる『サン=ジャンの私の恋人 ~バロックから近代シャンソンまで』
16~17世紀のエール・ド・クールやフランス各地に口承で伝わってきた民衆歌などを現代に蘇らせてきたヴァンサン・デュメストル率いるル・ポエム・アルモニーク。メゾ・ソプラノのステファニー・ドゥストラックとの新録音は、なんとバロック宮廷音楽から近代シャンソンまでを選曲。アコーディオンも参加して、時にはシャンソンを古楽のように、また古楽をシャンソンのように聴かせる巧妙さで、新鮮です
ヴィオール奏者、上村かおりのソロ第2作!『鏡 Kagami ~ヴィオール小曲集~』
ヴィオール奏者、上村かおりのソロ第2作は、チェンバロ奏者アリーン・ジルベライシュとヴィオール奏者リカルド・ロドリゲス・ミランダとのアンサンブル。マレ、J.S.バッハ、ドレなど、17~18世紀の英仏独さまざまな地域のヴィオール作品を、3幕仕立ての演劇風にプログラムしています
ヨナス・カウフマンによる映画音楽の主題歌・テーマソング集!『ザ・サウンド・オブ・ムーヴィーズ』
ヨナス・カウフマンが、長年の映画への熱い思いのたけをふんだんに注ぎ込んだ映画音楽の主題歌・テーマソング集をリリースします。1929年のドイツのサイレント映画「あなたの手に口づけを」から 2012年の「レ・ミゼラブル」まで 22曲を熱唱。ゴージャスなオーケストラ・サウンドがそれぞれの作品の雰囲気を盛り上げます。ギターのミロシュも参加
初出!ハイティンク&バイエルン放送響~ブルックナー:交響曲第4番 2012年ミュンヘン・ライヴ!
ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューしたのは1958年。それから65年となる2023/24シーズンに先立ちバイエルン放送収録の音源から2012年のブルックナー:交響曲第4番が初CD化。ハイティンクのブルックナーの第4番はこれで5種目。1965年の初録音は緩急のコントラストを大きめにとった演奏でドラマティックな解釈に感じられますが、1985年盤以降は盤石と言える安定感を示し、解釈が成熟の域に入っていたことが感じられます
『伝説の歌手たち - ゲッダ/アーロヨ/アンダース/ホーン/フィッシャー=ディースカウ』~南西ドイツ放送に残した歌手たちの歴史的録音を集めた6枚組BOX!
20世紀に一世を風靡した歌手たちの南西ドイツ放送が所有する録音を集めた6枚組BOXが登場!CD1にはニコライ・ゲッダが歌う様々なアリアと歌曲。CD2にはマーティナ・アーロヨの1968年「歌曲の夕べ」。CD3と4には2枚にわたり、ペーター・アンダースが歌うアリアと歌曲を収録。CD5にはマリリン・ホーンによる「ロッシーニの歌曲の夕べ」。CD6には名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌うバロック・アリア集が収録されています
マクシム・ジェミンスキによるピアノと室内オーケストラで奏でる美しき映画音楽集!
ポーランド出身のピアニスト、マクシム・ジェミンスキが、ピアノと室内オケ版にアレンジした映画音楽集をリリース。ジェミンスキの個性光る選曲で、映画音楽のほかにシークレット・ガーデンやダスティン・オハロランといったニューエイジやポストクラシカルの作品も取り上げています。美しいメロディの楽曲ばかりなので、ロマンティックなピアノ協奏曲のようにお楽しみいただけます
フランチェスコ・ピエモンテージがリストの“超絶技巧練習曲集”と“ピアノ・ソナタ ロ短調”を録音!(2枚組)
フランチェスコ・ピエモンテージの新録音はフランツ・リスト。リストの独創的なピアノの技巧が散りばめられた“超絶技巧練習曲集”と、“ピアノ・ソナタ ロ短調”を録音しました
クリスティ&レザール・フロリサンの新録音!ヘンデル:《快活の人、沈思の人、温和の人》(2枚組)
ウィリアム・クリスティが、レザール・フロリサンを率いて、最愛の作品のひとつであるヘンデルのオラトリオ《快活の人、沈思の人、温和の人 》を録音しました。器楽奏者たちは、歌手および歌手の言葉に寄り添って演奏、言葉の抑揚にあわせて表情を変えており、歌手とアンサンブルの驚異的な一体感が生まれています。歌手たちのうまさ、そしてレザール・フロリサン独特の、やわらかでどこまでも自然な抑揚の管弦楽の美しさに圧倒される内容です
キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズによるシェイクスピア歌曲集(SACDハイブリッド)
ソプラノのキャロリン・サンプソンとバリトンのロデリック・ウィリアムズがシェイクスピアの歌曲を録音。古典派から現代まであらゆる性別と国にまたがる27人の作曲家による作品を集め、プロローグとエピローグ付き5幕の劇に仕立てました
初登場!ベルティーニのブラームス:交響曲全集!東京都交響楽団との2003年6月ライヴ
この演奏は2003年6月の都響出演時に一気に演奏されたもので、ベルティーニの演奏プランの統一性がはっきりと読み取れます。程の良い快速とでも呼びたいもたれないテンポ感。重苦しさを排除しながらも軽薄に陥らない至芸。オペラティックに歌わせたかと思えば、締める所は古典的に徹底して締める。隅々まで計算された演奏です。ベルティーニは“トスカニーニの再来”という賛辞を受けたと言いますが全くその通りです。都響の献身的な姿も特筆ものです
フルトヴェングラー&ベルリン国立歌劇場/ワーグナー“トリスタンとイゾルデ”第2&3幕がドイツ放送アーカイヴ(DRA)正規音源で甦る!(UHQCD)
不思議なことにこの演奏が正規録音からのCD化は1998年のフランス、フルトヴェングラー協会盤のみ(一般市販なし)。チェトラ系が"カット"と称している箇所が今回の放送局正規音源では存在します。トータルでは10分以上が復活します。そのため第3幕はカットなしと理解して問題ありません。イングリッシュホルンソロと歌唱(トリスタンと羊飼い)の掛け合いが聴けることは嬉しい限りです。(第1幕の録音は発見できておりません)
F.P.ツィンマーマンによるバッハ無伴奏録音完成‼第2集はパルティータ第1番、ソナタ第1&3番(SACDハイブリッド)
フランク・ペーター・ツィンマーマンが遂にバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータの録音を完成させました!第2集の当アルバムにはソナタ第1番、パルティータ第1番、ソナタ第3番が収録されております。使用楽器は1711年製ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」です。この楽器はかつてクライスラーが所有していた銘器でその音色はうっとりするほど美しく、ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でるバッハは格別の一言に尽きます
幼馴染アンサンブル、トリオ・カルディアが贈る、クラシックの舞曲を詰め込んだ華やかな1枚!
国立音楽大学出身の幼馴染トリオが、3枚目のアルバムをリリース!耳馴染みのあるものからコアなものまで、バレエ音楽、民俗舞曲、フィギュアスケート使用曲とクラシックの舞曲を詰め込んだ華やかな1枚。フルート、ヴァイオリン、ピアノが織りなす色彩豊かで、新鮮なアレンジの響きは必聴。トリオ・カルディアが贈る、選りすぐりのダンスの名曲をお楽しみ下さい