ミュージックマガジン 10月号 キリンジ特集！待望の単行本もでますよ～！

ミュージック・マガジン
2010年10月号

定価700円（本体667円）／A5判216ページ／2010年9月18日発売／2010年10月1日発行［雑誌08479-10］

【特集】 キリンジ

きれいなメロディに、洗練と完成度の高さを感じさせる都会的なサウンド。そんな音楽を奏で続け、日本のポップ・シーンのユニークなポジションにいるのが、キリンジだ。1997年のレコード・デビュー以来、順調な活動を続ける彼らが、2010年9月にニュー・アルバム『BUOYANCY（ボイエンシー）』を発表した。あるときは都市生活者の必需品的BGMとして、あるときは“渋谷系”を経験したリスナーがその感性を投影できるジェネレーション・ミュージックとして、またあるときは普遍的な輝きを放つ唯一無二のJポップとして…、さて今日は、キリンジの音楽は、どんな人たちにどんな表情を見せているだろうか。

■ ロング・インタヴュー～デビューから現在まで（油納将志）
■ アルバム・ガイド（岡村詩野、田口寛之、南波一海、松永良平、三浦音松、宗像明将、村尾泰郎、安田謙一、油納将志）
■ シングル～アルバムだけでは見えない魅力（栗本斉）
■ 堀込高樹と泰行、それぞれの個性とソロ（岡村詩野、田口寛之）
■ 楽曲提供、ゲスト参加作（栗本斉）
■ キリンジ論～90年代の終わりに登場した“渋谷系”の発展形（宮子和眞）

□ ワン・デイ・アズ・ア・ライオン～ザック、吼える!（五十嵐正）
□ ルーファス・ウェインライト～来日直前インタヴュー（渡辺亨）
□ 中村 中 レーベルを移籍し再始動（小倉エージ）
□ ブラウン・アイド・ガールズ（まつもとたくお）
□ 少女時代～日本を席巻する韓国ガールズ（高橋修）
□ ジェフ・ミルズ（門井隆盛）
□ JUZU（大石始）
□ ［リレー・エッセイ］ 音楽シーンへの視線（8）（川口真紀）
□ フィリップ・セルウェイ（和田靜香）
□ マイラ・メルフォード（松尾史朗）
□ 追悼・今野雄二さん（大竹直樹）
□ 80年代の“クロス・レヴュー”をまとめました!（高橋修）

Tune In!
◇ デイヴィッド・シルヴィアン
◇ スザンヌ・ヴェガ
◇ グラインダーマン
◇ ロイクソップ
◇ KT タンストール
◇ 秦 基博
◇ detroit7
◇ ACO
◇ 紅龍

REGULAR CONTENTS
◆アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。
　Antony And The Johnsons／Arcade Fire／Eric Clapton／Ronnie Wood／Robert Plant／Deerhunter／Septeto Habanero／EGO-WRAPPIN’ ほか
◆クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル！
◆アルバム・レヴュー／ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200～300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方！
◆輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く！
　Jason Moran／Imbogodom／Everything Everything／Dru Hill／Amazigh／BoA ほか
◆［連載］松山晋也とめかくしプレイ／音楽の発火点（石田昌隆）／とうようズ・トーク（中村とうよう）／行川和彦の“りある”インディ盤紹介 Do It Yourself!／安田謙一のこれがヒットか!?／野沢あぐむの痛快！艶歌まる齧り／萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー／五十嵐正のフォーキー・トーキー／小野島大の配信おじさん
◆国内外の音楽関連ニュース／ライヴ、本、映画の本格的レヴュー／ニュー・リリース、コンサート情報など