エフゲニー・キーシン、DG移籍第1弾!『ベートーヴェン・リサイタル~《月光》《熱情》《告別》、他』(2枚組)
円熟を迎えた若きレジェンド、エフゲニー・キーシンがドイツ・グラモフォンに電撃復帰! ライヴで聴く、煌きに満ちたベートーヴェンの傑作群録音。
現代屈指のピアニスト、エフゲニー・キーシンがドイツ・グラモフォンと専属契約を交わし、その第一弾リリースとなったベートーヴェン・アルバム。ドイツ・グラモフォンには約四半世紀ぶりの帰還となりました。このCD2枚組は、過去10年のリサイタルからキーシン自身が選んだ《月光》《熱情》《告別》といったポピュラーな名曲を含むもので、キーシンのソロ・リサイタル録音としては10年以上ぶりのリリースとなります。
「私にとってライヴ録音は常にスタジオ録音を上回っています。なぜなら、聴衆のために演奏するときによりインスピレーションを感じるからです。そのライヴ体験の精神を多くの人と分かち合えることができるということは、私にとって大変意味深いことです」とキーシンは語っています。
〈エフゲニー・キーシン〉
音楽性、解釈の深みと詩的な資質、そして並外れた技巧によって、キーシンは最も才能あるピアニストのみに許される尊敬と賞賛を獲得している。常に世界から求められ、アバド、アシュケナージ、レヴァイン、ムーティ、小澤をはじめとする多くの偉大な指揮者、及び世界中の主要オーケストラと共演している。
1971年モスクワ生まれ。6歳でモスクワのグネーシン音楽学校に入り、現在に至るまで彼の唯一の教師であるアンナ・パヴロヴナ・カントールに師事。10歳でモーツァルトの協奏曲(K.466)を弾いてデビューを果たし、その1年後には初のソロ・リサイタルをモスクワで行った。
まもなく世界でも活躍し始め、1988年にカラヤン指揮ベルリン・フィルとともに、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を演奏し、全世界で放送された。1990年には北アメリカでもデビューし、メータ指揮ニューヨーク・フィルとショパンの協奏曲を演奏、カーネギー・ホールでは百周年の開幕を飾るリサイタルを行った。
世界中から数々の賞を授与されており、1987年ザ・シンフォニーホールのクリスタル賞、1991年イタリアのキジアーナ音楽アカデミーから年間最優秀音楽賞を受賞。その他にも、マンハッタン音楽大学から名誉音楽博士号、ロシア音楽界における最高の栄誉であるショスタコーヴィチ賞などを授かっている。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ベートーヴェン:
[CD1]
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調作品2の3(ソウル2006年)
創作主題による32の変奏曲 ハ短調WoO.80 (モンペリエ2007年)
ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調作品81a《告別》 (ウィーン2006年)
[CD2]
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調作品27の2《月光》 (ニューヨーク2012年)
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調作品57《熱情》 (アムステルダム2016年)
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調作品111 (ヴェルビエ2013年)
【演奏】
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
【録音】
2006年-2016年
【輸入盤CD】(2枚組)
【国内盤CD】(2枚組SHM-CD)
【輸入盤LP】(3枚組)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年06月09日 00:00