JAGATARA『裸の王様』｜【日本のロック名盤】80年代

パンクとファンクとアフロビートでロックする!コイツは素敵な発明品だぜ。

Blu-spec CD2

LPレコード

『ロックじゃなければなんでもイイ』、そんな時代の気分がフェラ・クティから坂本龍一、トーキング・ヘッズを漂流してここ80年代トーキョーへ流れ着いた。ラジカルに、抑えきれない初期衝動を衒いもなく放射して。フロントマン江戸アケミのあふれ出る詩情をとびきり踊れるビートに乗せて、さァ踊りあかそう夜明けまで。ささくれ立った1st『南蛮渡来』から5年のブランク、そして江戸アケミの休養を経て発表されたこの2ndは新たなる彼らの出発点だ。ノー・ウェイヴ、コールド・ファンク、ディスコ・ダブ、その最高にサイコーなヤツはニッポンのロックにもあるんだぜ。