注目アイテム詳細

タワレコ企画|世界初SA-CD HYBRID化!SteepleChase(スティープルチェイス)SA-CD HYBRID SELECTION第3回発売「知っておきたい、聴いておきたい隠れ名盤選」

SC3

2022年は北欧最高峰のジャズ・レーベルSteepleChase(スティープルチェイス)創立50周年。 そのカタログから厳選された人気作をSA-CDハイブリッド化する『SteepleChase SA-CD HYBRID SELECTION』第3回発売。
70年代、デンマーク、コペンハーゲンを本拠に、当時コペンハーゲン大学の学生だったニルス・ウィンターによって創設され、ハードバップ系正統派ジャズ作品を中心にリリース、その後長年にわたってファンの心をつかんできた名レーベル。
これまで何度となく再発されてきた同レーベルの人気作を、今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし世界初SA-CD HYBRID化!
70年代ジャズの神髄が高音質で蘇る。
マスタリング・SACD化監修含むシリーズ総監修は和田博巳氏。
完全生産限定盤。

※こちらは日本国内向けの商品です。

2022/12/21(水)
第3回発売「知っておきたい、聴いておきたい隠れ名盤選」
①ニールス=へニング・エルステッド・ぺデルセン / ジェイウォーキン
Niels-Henning Orsted Pedersen / Jaywalkin'(1975)
②ハル・ギャルパー・クインテット / リーチ・アウト
Hal Galper Quintet/ Reach Out(1977)
③テテ・モントリュー・トリオ / テテ!
Tete Montoliu Trio/ Tete!(1975)

SA-CD HYBRID仕様 ¥3,850(税込)
■企画・販売:タワーレコード株式会社
■制作・発売:株式会社キングインターナショナル

 

【シリーズ監修者、ライナー執筆者紹介】
総監修、序文解説…和田博巳氏(オーディオ評論家)
主な執筆媒体:Stereo Sound、HiVi、Digi Fi、Bestsound等

【本リリース最大の特徴】
・タワーレコード・オリジナル企画盤。完全生産限定盤。世界初SA-CD HYBRID化
・今回の発売のためにレーベル所有のオリジナル・アナログ・マスターテープから新規でマスタリング
・マスタリング監修含むシリーズ総監修は和田博巳氏。高音質化を実現

*使用音源とマスタリング:
・レーベル所有のオリジナル・アナログ・マスターテープを24bit/96kHzでコピーしたPCM音源をキングレコード関口台スタジオにてマスタリングしてDSD化
・CD層も新たにDSDデータからPCM化
・マスタリング・エンジニア:辻裕行氏
キングレコード(株)関口台スタジオで2022年8月にマスタリング
・盤印刷面: 緑色コーティング仕様
WTS2
和田氏(左)と辻氏(右)

【商品詳細】

①ニールス=へニング・エルステッド・ぺデルセン / ジェイウォーキン
Niels-Henning Orsted Pedersen / Jaywalkin'(1975)

「いかにも1970年代らしい「クロスオーバー・ジャズ」な雰囲気が横溢する演奏を、あまり混濁させずにクリアな音質で録音」- 和田博巳

スティープルチェイス・レーベルの看板ベース・プレイヤーの一人、ニールス=へニング・エルステッド・ぺデルセンの29歳の時の初リーダー作。参加メンバーは才人ギタリストのフィリップ・カテリーン、全編にわたり先鋭的なエレクトリック・ピアノを弾くオーレ・コク・ハンセン、そしてドラマーはフレキシブルなプレイが光るビリー・ヒギンズという顔ぶれ。自身の持てる音楽性を100%投入した自身のオリジナル楽曲は時にジャズ・ロック的であり、クロスオーバーかつ変幻自在の様相を呈する。その他、リード・べースで押してゆくアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲“フェリシダージ”、ソロ・ベースで聴かせるスタンダード“ザッツ・オール”など、コンポーザーであり、ベーシストである非凡な才能を発揮した一作。

 

②ハル・ギャルパー・クインテット / リーチ・アウト
Hal Galper Quintet/ Reach Out(1977)

「素晴らしい録音もあって、聴いて実に清々しい気分となるような、今聴いても古さが全くなく見事に活きた音」- 和田博巳

アメリカ人ピアニスト、ハル・ギャルパ―が自身のクインテットでスティープルチェイスに残した異色作。トランペットとテナー・サックスにランディ、マイケルのブレッカー・ブラザーズを配し、ベースにウェイン・ドッカリー、ドラムスにビリー・ハートという布陣で繰り広げる熱気あふれるセッション。楽曲は4曲がギャルパ―のオリジナルで、3曲がスタンダードという意欲溢れる解釈でのプレイ。1曲目のタイトル曲からアグレッシヴで硬質なピアノを響かせる中、ランディ・ブレッカーの閃きに満ちたアプローチ、マイケル・ブレッカーのストレートなハード・ブロウが交錯し、躍動するリズムの高揚感が半端ではない。スティープルチェイスのカタログの中では類を見ない隠れ名盤。

 

テテ・モントリュー・トリオ / テテ!
Tete Montoliu Trio/ Tete!(1975)

「優秀な録音を通して聴く者にダイレクトに伝わる怒涛のプレイとスイング感、時に息を呑むハイスピード演奏で度肝を抜かれる」- 和田博巳

スペイン、カタロニア出身の盲目の名ピアニスト、テテ・モントリューのスティープルチェイスでの代表盤のひとつ。メンバーはデンマークの名ベーシスト、ニールス=へニング・エルステッド・ぺデルセン、アメリカ人ドラマーのアルバート“トゥーティー”ヒースという面々での強力ピアノ・トリオ。まずオープニングで聴かせるジョン・コルトレーンの名曲“ジャイアント・ステップス”が白眉。転調が多く、難曲として知られるこの曲を高速スイング・ビートで実に鮮やかに駆け抜ける。テテの連続するフレージングの巧みさに圧倒される。この他、マイルス・デイヴィスの“ソーラー”、ベニー・ゴルソンの名バラード“アイ・リメンバー・クリフォード”など、名曲をパッションに満ちたピアノで聴かせる。

 

SACD(スーパーオーディオCD)とは:
2.8MHz DSDを採用した高音質メディアとして1999年に登場したCDと同じ12cm光ディスク。Direct Stream Digital(DSD)方式は従来のPCM方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。SACDはCDの約7倍の4.7GBの容量を持っています。この容量を生かし、アーティストや制作者側が意図したオリジナル・マスターに極めて近い高音質で、音楽をお楽しみいただけます。尚、ハイブリッドディスクの場合は、通常のCDプレーヤーで再生が可能です。

SteepleChase SA-CD HYBRID SELECTION

第1回発売はこちら>>>
SC1

第2回発売はこちら>>>
SCS2

ジャズ名盤復刻/リイシュー