こんにちは、ゲスト

ショッピングカート

注目アイテム詳細

ハーディング初の“惑星”録音!ハーディング&バイエルン放送響/ホルスト:組曲“惑星”

ハーディング

ハーディング初の「惑星」が稀に見る雄大なスケールで登場!

英国出身のハーディングですが、意外にもこれまで『惑星』の全曲録音は無く、ウィーン・フィルとのシェーンブルン宮殿コンサートのライヴで「木星」があるのみでした。そこに登場したバイエルン放送響とのライヴ録音が出色の内容です。全曲の演奏時間は57分近くで、50分前後が多いこの曲の録音の中にあって異例の長さ。遅めのテンポの中でフレーズをたっぷりと歌わせて細やかな表情付けを行い、バス・オーボエを際立たせるなど特殊なオーケストレーションを生かす意図も感じられます。レーベルからの情報によればバイエルン放送響は長い間この曲を演奏していなかったとのこと。高度な演奏能力を持ちながらも「惑星」に関しては伝統が染みついていないオーケストラを得て、ハーディングが思いのままに解釈を披露しています。「火星」では重量感のある響きでテンポを刻み、「木星」中間部の有名な旋律では力強く歌い上げます。「土星」では瞑想的な弱音と爆発的な中間部との対比が鮮烈。「海王星」最後の女声合唱のヴォカリーズは、きわめてゆっくりと繰り返されつつ極小音量に絞り込まれて消えてゆきます。この曲の持つ外面的な効果は活かしつつ、深い内面性をも感じさせる演奏となっています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
グスターヴ・ホルスト(1874-1934):
組曲『惑星』 Op. 32
1. 火星、戦争(戦い)をもたらす者
2. 金星、平和をもたらす者
3. 水星、翼のある使者
4. 木星、快楽をもたらす者
5. 土星、老いをもたらす者
6. 天王星、魔術師
7. 海王星、神秘主義者
【演奏】
バイエルン放送合唱団の女声団員
(合唱指揮:フロリアン・ベンファー)…7
バイエルン放送交響楽団
ダニエル・ハーディング(指揮)
【録音】
2022年2月24、25日(ライヴ)
ミュンヘン ヘルクレスザール(ドイツ)
総収録時間:57分

参考データ:「惑星」演奏時間比較
ホルスト/LSO(1926)      42:36(6:12/7:19/3:33/7:02/6:58/5:57/5:35)
ボールト/LPO(1978)      48:26(8:02/7:26/3:48/7:59/8:22/6:27/6:22)
ハーディング/BRSO(2022) 56:39(8:22/8:48/4:17/8:23/10:57:6:12/9:40*)
*ハーディング盤のタイム表示は9:49ですが余韻を含むため、正味演奏時間の9:40で表示。

輸入盤

 

国内仕様盤

[日本語帯・解説付]
※国内仕様盤日本語解説・・・片桐卓也

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年03月03日 12:00