タワレコ企画｜アドリブ創刊50周年アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション第2弾

1973年に創刊し、2010年に休刊となるまで、37年に渡って広く愛読された音楽月刊誌「アドリブ」。
2023年は創刊から50年。それを記念して誌上でベスト・レコードに選定されたビクターの洋邦ジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化する『アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション』。

70年代～80年代、ビクターで制作された名盤を今回の発売のためにオリジナル・マスターから新規でマスタリングし初SA-CD HYBRID化。

第2弾として3タイトルをリリース。

監修は「アドリブ」元編集長松下佳男氏。
完全生産限定盤。

2024/1/24(水)発売　第2弾

①リー・リトナー/リー・リトナー・イン・リオ(1979)
②デイヴ・グルーシン/アウト・オブ・ザ・シャドウズ(1982)
③阿川泰子/Fine!(1982)

企画・販売： タワーレコード株式会社
制作・発売： 株式会社JVCケンウッド・ビクター・エンタテインメント

【シリーズ監修者】
総監修、序文解説…松下佳男氏(「アドリブ」元編集長)

【本リリース最大の特徴】
・タワーレコード・オリジナル企画盤。完全生産限定盤。初SA-CD HYBRID化
・今回の発売のためにレーベル所有のオリジナル・マスターから新規でマスタリング

＊使用音源とマスタリング：
・オリジナル・アナログ・マスターよりダイレクトにDSDデジタル化
・CD層は今回のDSD音源から新規作成
・マスタリング・エンジニアは山﨑和重氏（FLAIR）
2023年11月　ビクター・スタジオにてマスタリング

①リー・リトナー/リー・リトナー・イン・リオ(1979)

フュージョン系ギターで人気を集めていたリー・リトナーが全編アコースティック・ギターのみで演奏し、ブラジリアン・テイストを盛り込んだ人気盤。レコーディングもリオ・デ・ジャネイロ、ニューヨーク、カリフォルニアの3種のリズム・セクションと行い、色彩感、躍動感ともに変化に富んだ楽曲で魅了する。ドン・グルーシンが書いた爽快なメロディが光る“レインボー”、デオダートの作曲によるブルーな“サンワン・サンセット”、マーカス・ミラーのベースが弾ける“リオ・ファンク”など、聴きどころが多い。

②デイヴ・グルーシン/アウト・オブ・ザ・シャドウズ(1982)

80年代初頭のフュージョンの極みともいえるサウンドがいっぱい詰まったデイヴ・グルーシンの充実作。参加メンバーはドン・グルーシン（key）、リー・リトナー（g）、リンカーン・ゴーインズ(ｂ)、スティーヴ・ガッド（ds）、ルーベンス・バッシーニ（per）と豪華な顔ぶれ。デイヴのピアノが躍動し、リー・リトナーのギター・ソロが炸裂する“ラスト・トレイン・トゥ・パラディソ”、発売当時シングルになったエレピのクールなメロディが印象に残る“シー・クッド・ビー・マイン”など、楽曲の完成度も高い。

③阿川泰子/Fine!(1982)

その声質から「シュガー・ヴォイス」と呼ばれ、“ネクタイ族のアイドル”として一世風靡した阿川泰子の1982年のアルバム。自身としては初のLAレコ―ディングに加え、東京での録音で完成した。クラウディオ・アマラル率いるグループ、ヴィヴァ・ブラジルが全面的にバックアップし、CM曲としてオンエアされた“ミ・アモール”を始め、5曲を提供。この他、渡辺貞夫の演奏でも知られる“フィル・アップ・ザ・ナイト”などを収録。

SACD(スーパーオーディオCD)とは：
2.8MHz DSDを採用した高音質メディアとして1999年に登場したCDと同じ12cm光ディスク。Direct Stream Digital(DSD)方式は従来のPCM方式とは全く異なる音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの密度(濃淡)で表現する方式です。SACDはCDの約7倍の4.7GBの容量を持っています。この容量を生かし、アーティストや制作者側が意図したオリジナル・マスターに極めて近い高音質で、音楽をお楽しみいただけます。尚、ハイブリッドディスクの場合は、通常のCDプレーヤーで再生が可能です。

アドリブ・ベスト・レコード・SACDコレクション ラインナップ：
第1弾はこちら＞＞＞

・渡辺貞夫/カリフォルニア・シャワー(1978)
・日野皓正/シティ・コネクション(1979)
・GUITAR WORKSHOP Vol.1(1977)
・野呂一生/ Sweet Sphere(1985)

第3弾はこちら＞＞＞

・渡辺貞夫/マイ・ディア・ライフ(1977)
・秋山一将/ディグ・マイ・スタイル(1978)
・高中正義/オン・ギター(1978)