インタビュー

アルバム参加アーティストがリコの魅力を語ってくれました!

■RAS TAKASHI(DUBSENSEMANIA)

 インストを主体としてやっているミュージシャンの中で最高に尊敬してる人。音楽でアフリカン・カルチャーやメッセージを伝えているところに感銘を受けます。今回生でリコのトロンボーンを聴いて、さらにメッセージ性の強さを深く感じ、とても勉強になりました。短い時間でしたがお金に換えられない貴重な体験をさせてもらいました。

 ちなみに、リコが自分の親父と同じ歳(72歳)だということを知りびっくり! 自分もあのような歳の取り方をしたいと思いました。

■渡辺俊美(THE ZOOT16)

 僕がDJする時のレコード・バッグには、リコが参加している作品が必ず入っている。もう20年間もだ。そんな敬愛して止まない人とセッションして、作品が出来たなんて言葉では言い表せないぐらい嬉しかった。セッションした時は、リコの奏でる一音一音に鳥肌が立った。特にソロでのすばらしい〈間〉には、何百回、いや何千回とセッションをしてきた証なのか、自分の枠で自由に遊び回っていた。そして、演奏が終わったあとのステキな笑顔は、まるで学校帰りに門限ギリギリまで遊んできた子供のようだった。 

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年06月29日 23:00

更新: 2006年07月24日 22:03

ソース: 『bounce』 277号(2006/6/25)

文/bounce編集部