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インタビュー

rub-a-dub market

世界中のダンス・ミュージックを愉快犯的に織り交ぜて、東京のレゲエ・シーンを革新し続ける3人の男たち。


  東京の街を〈さまざまな表情を持っていないモノトナス〉だと思っている人がいるとすれば、それはこの街をまだ十分に知らない人じゃない? 例えば、やや居丈高に〈東京に多様性があると思うのか?〉と質問してきた「Herald Tribune」の記者のように。彼女は東京を十分に知っていない。世界一の刺青入りタフ・ガイからファックト・アップしちゃったブルジョアにまでこの都市で出会えるように、音楽でも新しい胎動が感じられる。ここに紹介するRUB-A-DUB MARKETは、レゲエというジャンルから出発して、〈東京の音楽〉を作っている。e-mura、MaL、ジャーゲジョージの3人はリアルに音楽と出会い、リアルに音楽を作ってきた。その場所が2007年の東京だったのだ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年04月26日 18:00

ソース: 『bounce』 286号(2007/4/25)

文/荏開津 広