『FLASH』から『BIG FUN』まで……テイ・トウワが送り出してきたFUNなあれこれをFLASHBACK!

　ここでは前作から新作までの間にテイ・トウワが送り出したor関与した作品の一部を簡単におさらいしましょう。その前作『FLASH』（ユニバーサル：1）のリリースは2006年4月でしたが、それから間を置かずに『MOTIVATION 3』、数か月後にはレゲエに特化した『MOTIVATION 4 dusty dance hall』（cutting edge：2）と人気のシリーズ・コンピを連発。そしてDJ活動20周年となった2007年には、新たにレーベルのhug Columbiaを設立しました。その第1弾として、94年のソロ・デビュー作『FUTURE LISTENING!』（hug Columbia：3）をボーナスCD付きでリイシューし、〈乙女ハウス〉を謳ってみた『MOTIVATION FIVE』（同：4）を続けて投下。さらには松本人志監督作のユニークなサントラ『大日本人』（同：5）を手掛け、ムードマンに選曲&ミックスを委ねた『MOTIVATION 6 Adult Oriented Click Nonstop-Mix by MOODMAN』（同：6）も送り出すなど、挑戦的な話題作が続きました。レーベル外でも『細野晴臣トリビュート』やサントラ『EX MACHINA』など細野絡みの企画に参加したり、前年のデビュー曲“boyfriend”をプロデュースしたAYUSE KOZUEのアルバム『AK』（トイズファクトリー：7）でも軽快なサマー・チューンの“Sundae Love”を手掛けています。

　そして2008年では、『BIG FUN』への導入となる“A.O.R.”のお披露目も兼ねた『MOTIVATION 7』（hug Columbia：8）に続き、DJ HICOのキュートでラグジュアリーなミックスCD『House of Jewels Non Stop Mix by DJ HICO』（同：9）をリリース。今年に入ってからは、VERBALも属するTERIYAKI BOYZの『SERIOUS JAPANESE』（StarTrak／（B）APE SOUNDS：10）にて“AFTER 5（A.M.）”をプロデュース。MADEMOISELLE YULIAも参加しているので要チェックですよ～。新作制作時の様子などが綴られた単行本「BOOK FUN」（USEN：11）ももちろん必読ですね!

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