インタビュー

YOSHII LOVINSON~吉井和哉をプレイバック!

YOSHII LOVINSON『at the BLACK HOLE』 EMI Music Japan(2004)
THE YELLOW MONKEY活動休止中のソロ初作は、混沌としつつ聴き心地はしっとりめの曲が並ぶ。だからエクストリーム風な“CALIFORNIAN RIDER”のアッパーな突き抜け感が印象的。

YOSHII LOVINSON『WHITE ROOM』 EMI Music Japan(2005)
LAやナッシュヴィルなどでレコーディングを敢行。ジョン・フルシアンテにも通じる終盤のギターがカッコイイ“PHOENIX”から、前作より前向きなヴァイブが全体に漲る。久々に坊主頭!

吉井和哉『39108』 EMI Music Japan(2006)
10月8日生まれの39歳(当時)ということで。肝は“BEAUTIFUL”と“恋の花”のミディアム~バラード2連発。素朴でも大きな愛情に溢れた歌詞をささやかに盛り立てる優しいサウンドに……胸の奥が痒くなる。

吉井和哉『Hummingbird in Forest of Space』 EMI Music Japan(2007)
“ワセドン3”“マンチー”……何だそれ! そんな〈らしい〉いかがわしさ(失礼!)がイイ。だが、サーフ・ロック“Shine and Eternity”やシティー・ポップ調の“雨雲”なんて爽やか曲もあり。

吉井和哉『Dragon head Miracle』 EMI Music Japan(2008)
初のライヴCD。2008年のライヴハウス・ツアーからZepp Tokyo公演を中心とした音源が収録された。↑の“マンチー”がここではハイライト級の祭り曲なことに驚き。同内容のDVDもあり。

YOSHII LOVINSON「STILL ALIVE」 EMI Music Japan(2005)
2005年の初のソロ・ツアーにおける、いまはなき東京ベイNKホールで行われたライヴDVD。当時の彼の精一杯が詰まった、〈渾身〉を感じる感動的なステージに、〈まだ生きてる〉を実感した。

吉井和哉「THANK YOU YOSHII KAZUYA Live at budokan」 EMI Music Japan(2007)
恒例となった年末の武道館公演、2006年の初回。過去最高に豪華な演出で、イエモン曲も解禁。だが、ついにやってしまった“Ziggy Stardust”には何よりグッときた。

吉井和哉「LIVE LIVE LIVE」 EMI Music Japan(2008)
2007年の武道館公演や単品でも発表した2008年のZepp Tokyo公演のほか、特典映像も満載の4枚組。もう前バンドの枕は必要ない、活き活きと輝く〈ロック・スター〉が踊る! こんな人、いま他にいない。

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掲載: 2009年03月26日 17:00

更新: 2009年03月26日 18:35

ソース: 『bounce』 307号(2009/2/25)

文/加藤 直子