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インタビュー

『SEEDA』と並べて聴きたい1ダース その2

D-hy 『BAY BLOW』 BAY BLOW(2008)
以前からSCARS作品に深く関わり、最近だと詩音やCORN HEADの楽曲制作でも名を馳せるOHLDは、『SEEDA』で“GET THE JOB DONE”などのビートを提供。その手腕はD-hyの本作でもタイトに発揮され、特にSHIZOOを交えた“247”がいい。彼の属するOUTWITSの作品も待たれる。(出嶌)

LUNA 『QUEEN of STREET』 LIL BOOTY/KSR(2009)
『HEAVEN』収録の“空”などに客演し、L-VOKAL曲などでもSEEDAと手合わせしているLUNAは『SEEDA』でも“FASHION”のフックに登場。彼女のこの最新作における“Tokyo”にはSEEDAが客演しているが、奇しくも楽曲のテーマ的に通じる部分があると言えるかも。(出嶌)

GEEK 『LIFE SIZE II』 LIFE SIZE/KSR(2008)
傑作『花と雨』で脇を固めて以来お互いの作品に客演する間柄のOKI。かの“TERIYAKI BEEF”でのコンビも記憶に新しい彼も“GOD BLESS YOU KID”に登場する。ソロでも順調に作品を重ねる彼の所属グループ=GEEKの2作目は音とラップの両面で広がりを見せた会心作だ。(一ノ木)

サイプレス上野とロベルト吉野 『WONDER WHEEL』 Almond Eyes(2009)
“HELL'S KITCHEN”にてセル音源上での初共演を果たしたSEEDAと上野。この共演はスタイルこそ違えど自分のそれを持つ上野への敬意があってこそ(実は大学の同級生という経歴は余談か)。この2作目はよりヒップホップという軸を意識した作り。(一ノ木)

DJ MUNARI 『THE ALBUM』 Gekokujo NYC(2008)
クールG・ラップらNY勢の参加も話題となったDJ MUNARI初のリーダー作で、SEEDAは“Fly High”他2曲にフィーチャリングを果たしている。SCARSの盟友であるA-THUGのヴァースについニヤけてしまう同曲は、私見ながらアルバムを代表する曲のひとつだ。(一ノ木)

KREVA 『青』 ポニーキャニオン(2009)
かつて『街風』収録の“TECHNIC”に登場した彼。スタイルは異なってもSEEDAとは互いに認め合う仲であり、先日のライヴ共演に続いては、くレーベルの新作コンピにも両者のコラボ・チューンが収められる予定とのこと。配信曲をまとめたこの最新EPも毎度のチャレンジングな内容だ。(出嶌)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年05月28日 17:00

更新: 2009年05月29日 20:02

ソース: 『bounce』 310号(2009/5/25)

文/一ノ木 裕之、出嶌 孝次