808 STATEがオリジナル・メンバーで再結成へ

英国のテクノ・シーンを代表するグループとして知られる808ステイトが、オリジナル・メンバーで再結成する予定であることをあきらかにした。

初期のメンバーであるア・ガイ・コールド・ジェラルドことジェラルド・シンプソンは、バンドの中心人物であるグラハム・マッセイと再結成について真剣なディスカッションをしたそうで、数か月以内に公式なアナウンスをするつもりだという。今回の再結成によってニュー・アルバムが制作されるのか、それともライヴ・ツアーだけが行われるのかは明かされていない。いずれにせよ、大きな注目を集めることは間違いないだろう。

808ステイトは、88年にシンプソン、マッセイ、マーティン・プライスの3人で結成された。しかし、89年のファースト・アルバム『Newbuild』リリース後にシンプソンが脱退。また、プライスも92年に脱退している。その後もバンドは新たなメンバー編成で活動を続けていたが、2003年の『Outpost Transmission』以降、ニュー・アルバムはリリースされていない。