細野晴臣、38年ぶりの全曲ヴォーカル作品にオノ・ヨーコら豪華ゲスト集結

細野晴臣がニュー・アルバム『HoSoNoVa』を4月20日にリリースすることがあきらかとなった。

ソロとしては2007年の『FLYING SAUCER 1947』以来4年ぶりの新録アルバムとなる本作には、ティン・パン・アレー時代の盟友である鈴木茂、林立夫、佐藤博を筆頭に、プラスティック・オノ・バンドのライヴでの共演も記憶に新しいオノ・ヨーコ、ヴェテラン・ギタリストの徳武弘文、民謡歌手の木津茂理、さらにCoccoや中村まりら錚々たるアーティストが参加。他にも彼の近年のライヴをサポートしているコシミハル、高田漣、伊賀航、伊藤大地らがレコーディング・メンバーに名を連ねており、何とヴァン・ダイク・パークスとのコラボレーションも実現しているという。

アルバムに収録されるのは、星野源と共作した2曲などを含むオリジナルの新曲に、“Ramona”や“Smile”といったポップスのスタンダードのカヴァーを加えた全12曲。すべて細野みずからヴォーカルをとっており、彼がアルバムの全曲で歌うのは73年の初ソロ作『HOSONO HOUSE』以来38年ぶりのこととなる。あのまどろみを誘うような心地良い低音ヴォイスをたっぷりと堪能することができそうだ。トラックリストは以下の通り。

また、本作の発売を記念した一夜限りのスペシャル・イヴェント〈祝!　細野晴臣「HoSoNoVa」コンサート〉が、5月1日（日）に東京・日比谷公会堂で開催されることも決定。このライヴでは、鈴木、林、佐藤の3人がゲスト出演し、ティン・パン・アレーのメンバーが約10年ぶりにステージ上で集結するほか、矢野顕子も特別アクトとして登場する。細野の特設サイト〈hosonoharuomi.com〉では、明日2月24日0:00よりチケットの先行予約受け付けが実施されるので、観逃したくない人は忘れずにエントリーしておこう!

〈細野晴臣 『HoSoNoVa』収録曲〉
1. ラモナ
2. スマイル
3. 悲しみのラッキースター
4. ローズマリー、ティートゥリー
5. ただいま
6. ロンサム・ロードムービー
7. ウォーカーズ・ブルース
8. バナナ追分
9. レイジーボーン
10. デザート・ブルース
11. カモナ・ガール
12. ラヴ・ミー

〈祝!　細野晴臣「HoSoNoVa」コンサート〉
日時／会場：5月1日（日）　東京・日比谷公会堂
開場／開演：16:30／17:30（予定）
チケット代：8,400円（全席指定／税込）
出演：細野晴臣（ヴォーカル／ギター）、コシミハル（キーボード）、高田漣（ペダル・スティール／マンドリン）、伊賀航（ベース）、伊藤大地（ドラムス）
ゲスト：鈴木茂（ギター）、林立夫（ドラムス）、佐藤博（キーボード）
スペシャル・ゲストアクト：矢野顕子
問い合わせ：サンライズプロモーション東京（0570-00-3337）