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日本のロック・シーンを代表するシンガー、ジョー山中が死去

掲載: 2011年08月08日 13:05

更新: 2011年08月08日 13:06

 


写真:中嶌英雄

日本のロック・シーンを代表するシンガーのひとり、ジョー山中が、8月7日6:56に神奈川県横須賀市内の病院にて亡くなった。享年64歳。彼は昨年2月に肺がんと診断されて闘病生活を送っていた。

66年にGSバンドの4.9.1(フォー・ナイン・エース)のヴォーカリストとしてデビューした山中は、1970年に、同じくGSシーンから登場した石間秀樹、上月ジュン、和田ジョージと共にフラワー・トラベリン・バンドを結成。内田裕也のプロデュースのもと日本で活動を行った後にカナダへと渡り、同地でアルバム『SATORI』を発表するなど、当時の日本人バンドとしては異例の海外進出を果たして成功を収める。同グループは73年に解散するも、山中はソロ・シンガーとしてデビュー。77年には自身も俳優として出演した映画「人間の証明」のテーマ曲が大ヒットとなり、劇場版アニメ「あしたのジョー2」の主題歌なども担当。さらに日本人としてはいち早くレゲエ・ミュージックに本格的に取り組むなど、幅広い活動で後続のミュージシャンに大きな影響を与えた。2008年にはフラワー・トラベリン・バンドを35年ぶりに復活させ、オリジナル・アルバム『We Are here』をリリースするなどしたが、2010年2月に活動を休止。今年5月5日に東京・渋谷クロコダイルで行われたライヴに参加したのが、生前最後のステージとなった。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

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