ITZY、初の単独日本公演が大成功。幕張イベントホール公演で圧巻のパフォーマンス披露。日本1stアルバム今秋リリースを緊急発表

Photo by 田中聖太郎

ITZYが、初の単独ワールド・ツアー「ITZY THE 1ST WORLD TOUR＜CHECKMATE＞」日本公演を2月22日と23日に幕張イベントホールで行った。

「ITZY THE 1ST WORLD TOUR＜CHECKMATE＞」は、昨年2022年8月6日、7日の韓国 ソウル オリンピック公園のSKオリンピックハンドボール競技場を皮切りに10月26日からはアメリカ ロサンゼルス、フェニックス、ダラス、ヒューストン、アトランタ、シカゴ、ボストン、そしてニューヨークとUS全8ヶ所を公演、さらに、アジア7つの国と地域（マニラ、シンガポール、ジャカルタ、日本、台湾、香港、バンコク）の追加公演が決定したなかで、期待が高まる日本公演となった。

スクリーンが開きメンバーが登場し、会場に響き渡る大きな歓声と共に韓国アルバム5作品目のタイトル曲である“In the morning”をロック・テイストにアレンジした楽曲でスタート。巨大な王冠とチェスのセットがそびえ立つステージが、ITZYの存在感／迫力をより引き立てた。

数曲披露し、メンバーがそれぞれ自己紹介。リーダーのYEJIが「「ITZY THE 1ST WORLD TOUR＜CHECKMATE＞in JAPAN」へようこそ！」という元気な挨拶で盛り上げた。さらに、RYUJINの「今日は最後まで一緒に盛り上がりましょう！」と会場のボルテージを上げ、CHAERYEONGは「アリーナのみなさん！」、「スタンドのみなさん！」と呼び掛け、コール・アンド・レスポンスを楽しんだ。マスクを着用したままではあるが、声を出して応援できる喜びも窺えた。

続いてコンサートでは初披露となる日本オリジナル曲である“Voltage”、“Blah Blah Blah”を披露。洗練されたダンス・パフォーマンスとパワフルな歌声で圧倒的実力を見せた。ダンス・ブレイクでは大きな歓声と一緒にさらなる盛り上がりを見せ、客席の掛け声も重なってより熱いステージ・パフォーマンスとなった。

かっこよくパワフルなパフォーマンスから一転し、MCではメンバーのかわいらしい一面も見えた。それぞれのソロ・ステージをお互いに真似し合ったり、普段の5人の仲の良さが垣間見えた。また、ライト・リング（※ITZY公式のペンライト）の波を見てみたい！ と、観客と一緒に大きなウェーヴをした。「楽しい～嬉しい～かわいい～」とライトリングで埋め尽くされた景色を楽しんでいた。

そして日本のファンが待ち望んでいた、世界中で大流行した肩ダンスの“WANNABE”もパフォーマンス披露。イントロが流れた瞬間に割れるような歓声が上がり、ダンス・ブレイクでは一気に熱気を帯びた。

最後の挨拶では、CHAERYEONGが「コンサートをするという私たちの夢を叶えてくれて本当にありがとうございます、また絶対に会いに来ます！」、LIAが「みなさんの笑顔に逆に私がパワーをもらいました！」、YUNAは「こんなに、温かい目で見てくれるMIDZYがいてくれて幸せです！」とそれぞれファンへの感謝を述べた。

そしてステージを降りる際は、YUNAは「ITZYはMIDZYのすきぴ～」、CHAERYEONGは「おやすみ私のすきぴ～」と覚えたての日本語でMIDZYへの愛を伝えた。最後に5人が日本語で「愛してる、MIDZY～！」と想いを伝え、コンサートは終了した。

さらに、23日公演終了直後、スクリーン上にて今年2023年秋に日本1stアルバムをリリースすることを緊急発表。会場には歓声が響き渡り、さらなる日本活動への期待が高まる。

Photo by 田中聖太郎

▼リリース情報
ITZY
日本1stアルバム
2023年秋リリース


ニュー・ミニ・アルバム
『CHESHIRE』
NOW ON SALE