全国のタワーレコードスタッフが、己の耳と直感だけ信じて選んだ、まだ世間で話題になる前のアーティストを、いち早くピックアップする、それが“タワレコメン”である。

タワレコメンアワード2024

Portray

イハラカンタロウ

Portray

作品紹介

70年代からのソウル~AORマナーやシティ・ポップの系譜を踏襲したメロウなフィーリング、そして国内外のDJからフックアップされるグルーヴィーなサウンドで注目を集めるイハラカンタロウ。ジャンルやカテゴリにとらわれない膨大な音楽知識や造詣の深さでFM番組やWEBメディアでの海外アーティスト解説やイベント、DJ BARでのミュージックセレクターなどミュージシャンのみならず多方面で活躍。今作は世界的なDJ、プロデューサーとしても知られるジャイルス・ピーターソンのBBCプレイリストにも入るなど海外、国内ラジオ局でのヘヴィ・プレイから即完&争奪戦となったWeldon Irvineによるレア・グルーヴ~フリー・ソウルクラシック「I Love You」日本語カバーや、サウスロンドンのプロデューサーedblによるremixも話題となったスタイリッシュ・メロウ・ソウル「つむぐように (Twiny)」といった先行シングルに加えて、新進気鋭のトランペッター"佐瀬悠輔"が艶やかなホーンを聴かせるオーセンティックなソウルナンバー「Baby So in Love」、現在進行形のルーツ・ミュージックを体現する"いーはとーう゛"の菊地芳将(Bass)、簗島瞬(Keyboards)らが臨場感溢れるパフォーマンスを披露した極上のグルーヴィー・チューン「アーケードには今朝の秋」、そして自身のユニット"Bialystocks"でも華々しい活躍を続ける菊池剛(Keyboard)が琴線に触れるメロディーを奏でる「夜の流れ」など同世代の才能あるミュージシャン達が参加した新たな楽曲も多数収録。

タワレコメン推薦者コメント(推薦者:渋谷店/松本、新宿店/荻野、京都店/西岡)

イハラカンタロウ流ジョージベンソンへのオマージュ的な先行曲をはじめ、往年の洋楽リスナーの耳に引っかかること間違いなし。前作EPではエレピを多用したメロウ曲多めでしたが、今作は生ピアノも活用しマーヴィンゲイ風のファンク的な楽曲もあり世界観がとても広がりました。グッドサウンドであることはもちろんですが、琴線に触れるようなグッとくる良質な1枚。

Ishi

Dannie May

Ishi

作品紹介

3人が織りなすボーカルワークに幅広いサウンドエッセンスと映像/デザインなどのアートセンスを加え、現代版のポップスにアップデートし、ポップとマイナーをブレンドした新感覚のボーカルワークバンド。同じボーカルグループで活動していたマサ(Vo.Gt.)、田中タリラ(Vo.key.)、過去に別のボーカルグループに所属や映像クリエイターとして活動していたCho.兼クリエイターのYunoの3人が集まり2019年に結成。3人独自の歌い分けやコーラスなどのボーカルワークに作詞/作曲、アレンジ、コンセプトの立案とメンバーが役割を分担しながら、ポップスはもちろんロック、ジャズ、ファンクなどあらゆるジャンルをブレンドしバラエティ豊かな音楽を送り出している。初めてのフィジカルCD作品、EP「暴食」がタワーレコードの未流通リリース企画「タワクル」で4週連続1位獲得や楽曲「ええじゃないか」のMusic VideoがYouTube視聴回数200万回越え、2022年8月配信シングル「ぐーぐーぐー」は初のTVドラマタイアップを獲得し、 10月配信シングル「めいびー」がアルペンのプライベートブランド”TIGORA2023”春夏コレクション「なかまと一緒に」テーマソングに大抜擢されるなど活動の幅を広げ注目されている。約2年振りのCDリリースとなる今作は新曲を含む全10曲を収録した待望の1st Album。

タワレコメン推薦者コメント(推薦者:渋谷店/櫻間、名古屋近鉄パッセ店/早川、名古屋パルコ店/片倉、ららぽーと甲子園/上枝、明石店/富田、ららぽーとTOKYO-BAY店/滝野)

常に新たなサウンドに挑戦する3人のボーカルワークは痺れます!ポップセンスと多様なジャンルをブレンドした彼ら流の現代色がクセになる。the telephonesなどのテン年代(2010年代)前後~KEYTALK~さらにはここ数年のネット由来のサウンドは世代を横断してグッとくること間違いなし!