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実力派チェリスト、マルク・コッペイとカラビツ&ベルリン・ドイツ響の共演でドヴォルザークの“チェロ協奏曲”

コッペイ


俊英カラビツとの共演。実力派マルク・コッペイがついにドヴォコンを収録!ブロッホのヘブライ狂詩曲「ソロモン」も熱演!

硬派なチェリスト、マルク・コッペイがついにドヴォルザークのチェロ協奏曲を収録しました。共演はキリル・カラビツ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団です!
コッペイはストラスブール生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、18歳でJ.S.バッハ国際コンクールにおいて優勝し一躍世界から注目を集めることになりました。その後のキャリアは華々しく、ソリストとしてはインバル、クリヴィヌ、ギルバート、佐渡裕などの指揮者と共演。室内楽奏者としてのキャリアも充実しており、ピリス、ベロフ、デュメイ、ムローヴァ、パユなどから厚い信頼を得ております。またイザイ弦楽四重奏団(1995年から2000年)のメンバーとして数多くの録音を残しております。2017年現在はパリの国立高等音楽院で教鞭を執るほか、ザグレブ・ソロイスツ合奏団の芸術監督として活躍の幅をさらに広げており、手兵と共演したハイドン&C.P.Eバッハのチェロ協奏曲集(AU97716)では高い評価を得ております。
ユダヤ民族主義の立場を強調した作曲家、ブロッホ(1880-1959)のヘブライ狂詩曲「ソロモン」は、標題的にソロモン(古代ユダヤ王国最盛期の王)を扱ったものではなく、ユダヤの象徴として題名を選んだ作品です。ブロッホの代表作「ニーグン」と並び、ユダヤ民族主義が最も強烈に発揮された当作品は非常に印象的な旋律をチェロが奏で、オーケストラと壮大な世界を作り上げます。
満を持しての録音となったドヴォコン。「ドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音するのが夢だった」と語るコッペイは理想の共演者、録音環境で最高のコンディションで実現することができました。一音一音、端正で伸びやかに奏でる愛器ゴフリラーの音色に聴き惚れてしまいます。カラビツの好サポートのもと、現在の充実ぶりをうかがい知ることのできるコッペイの熱演をお楽しみください。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ブロッホ(1880-1959):ヘブライ狂詩曲「ソロモン」~チェロとオーケストラのための
ドヴォルザーク(1841-1904):森の静けさ B.182
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
【演奏】
マルク・コッペイ(チェロ)[ゴフリラー(1711年製)]
キリル・カラビツ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団

【録音】
2016年8月29日-9月1日、ベルリン(セッション録音)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年06月12日 00:00