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バーンスタイン&LSO『マーラー:交響曲第2番、他』レヴァイン『同:交響曲第1番・第3番・第4番』世界初SACDハイブリッド化 11月18日発売

掲載: 2026年10月09日 12:00

バーンスタインとレヴァイン

タワーレコード x "Sony Classical" 究極のSA-CDハイブリッド・コレクション
2026年11月18日 第14回発売 完全生産限定

国内盤SACDハイブリッド


1970年代にアメリカの2大レーベルによって録音されたマーラーの交響曲録音が最新リマスターでSA-CDハイブリッド化~レナード・バーンスタイン2度目の「復活」、ジェームズ・レヴァインによる角笛交響曲3曲、11月18日に発売。

~1970年代にSONY、RCA各レーベルに残された至高のマーラー録音を初SA-CDハイブリッド化!バーンスタインがNYP他と残した一連の録音の後、1973-4年かけてロンドン交響楽団と再録音した「復活」(今回オリジナルの16トラック・マスターから新たにリミックスした34年ぶりのリマスター)に加え、1962年フィルハーモニック・ホールこけら落としのNYPとの交響曲第8番第1部、1968年ロバート・ケネディ追悼ミサでの第5番アダージェットというメモラブルなライヴ録音(この2曲は3トラック・マスターからリミックス)を合わせてリリースします。レヴァインは2026年の没後5年メモリアル企画としまして、今回の第14回発売では原盤保有会社による2001年以来25年ぶり2度目のリマスター、初のDSDリマスターとなるシカゴ交響楽団との第3,4番、ロンドン交響楽団との第1番の計3曲をリリース。尚、この後の第15回発売では残り5曲の最新復刻を予定しています。

 巨大な編成、複雑なオーケストレーション、空間的な響きを特徴とするグスタフ・マーラーの交響曲。1950年代後半から60年代にかけてステレオ録音が一般化し、レコード会社も高音質録音技術を競いあう中、従来のモノラル録音よりもはるかに鮮明かつ迫力ある音響で再生可能になっていく。1960年の生誕100年を機に、マーラーの作品の演奏回数が増加し関心が高まっていくのと呼応するように、マーラーが構想した壮大な音響世界がステレオ再生によって効果的に表現され、マーラーは「近代的な録音芸術によって真価を発揮する作曲家」と認識されるようになった。
 1970年代は、そうした1960年代の「マーラー復興」を受けて解釈の多様化が進んだ時代であり、様々な演奏解釈が生まれ、レコードに録音されて普及していていった時代だ。中でも、アメリカ生まれの2人の指揮者レナード・バーンスタイン(1918-1990)とジェームズ・レヴァイン(1943-2021)は、対照的なアプローチを示した。この2人のマーラー解釈を刻んだ名演が、『タワーレコード x "Sony Classical"究極のSA-CDハイブリッド・コレクション』の第14弾として11月18日に発売される。
 バーンスタインは1960年代のニューヨーク・フィルとの全集でマーラーを世界的なレパートリーへ押し上げた人物であるが、1970年代にはさらに主観性を強めた演奏へ向かった。テンポの大幅な揺れや感情の高揚を前面に押し出し、交響曲を個人的告白として描く傾向が顕著となる。今回SA-CDハイブリッドとして復刻されるのは、1973年に英国のイーリー大聖堂でロンドン響との演奏した2度目の交響曲第2番「復活」。新たにオリジナルの16トラック・マスターから新たにリミックスし34年ぶりのリマスターとなる。1962年にリンカーン・センター内のフィルハーモニック・ホール(現デイヴィッド・ゲフィン・ホール)こけら落としのガラ・コンサートで演奏された交響曲第8番第1部、1968年のロバート・ケネディ追悼ミサで演奏された第5番アダージェットという、1960年代のメモラブルな2曲のライヴ録音を合わせた2枚組である。
 一方のレヴァインは1970年代に登場した新世代のマーラー指揮者。オーケストラの精緻なアンサンブルと豊麗な響きを重視し、作品の構造を明晰に示した。バーンスタインのような激しい感情表出よりも、スコアの細部や音色の美しさを重視し、ステレオ録音の高性能化を背景とした“オーケストラのサウンドそのもの"の魅力を追求している。レヴァインは欧米の3つのオーケストラとマーラーの交響曲を8曲録音しており、今回はロンドン交響楽団との第1番「巨人」、シカゴ交響楽団との第3番と第4番が4枚組SA-CDハイブリッドとして復活する。今回の新たなリマスターによる復刻は、2021年に亡くなってから5年となるこの類稀な指揮者の足跡に思いを馳せるうえで重要なリリースとなるだろう(尚、第5番以降の交響曲5曲についても、同シリーズの第15回発売での最新復刻が予定されている)。
 バーンスタインとレヴァイン両者に共通するのは、マーラーを単なる後期ロマン派の作曲家ではなく、現代人の精神を映す作曲家として捉えた点である。だがバーンスタインがマーラーの内面的ドラマを強調したのに対し、レヴァインは高度なオーケストラ技術と音響美によって作品の構築性を示した。1970年代のマーラー録音は、この二つの方向性が共存した時代であり、その後のマーラー解釈の基盤を形成したのである。
 今回のリマスターに当たってはソニーミュージックが保有するオリジナル音源に遡り、最新のテクノロジーでリマスターを実施。マスターに記録されていた音を余すところなく再現することに力が注がれている。リマスターを手掛けるのはベルリンのb-sharpミュージック&メディア・ソリュージョンズのマルティン・キストナー。これまでもセルジュ・チェリビダッケ、小澤征爾、ピエール・ブーレーズなど歴史的名盤の復刻を手掛けてきた名エンジニア。今から半世紀前のアメリカの2大クラシック・レーベルが刻んだ個性的なマーラー・サウンドを蘇らせてくれるはずだ。

レナード・バーンスタイン[プロフィール]
1918年8月25日、マサチューセッツ州ローレンス生まれのアメリカを代表する音楽家。1990年10月14日没。ハーバード大学を経てカーティス音楽院で学ぶ。1943年、ニューヨーク・フィルのアシスタント指揮者となり、1944年ワルターの代役を務め大成功を収めた。1957~69年ニューヨーク・フィル首席指揮者に就任し指揮者としての名声を高める一方、作曲家としても成功をおさめ、「キャンディード」「ウェスト・サイド・ストーリー」というヒット作のほか、3曲の交響曲など多数を残している。

ジェームズ・レヴァイン[プロフィール]
1943年6月23日生まれ。米オハイオ州シンシナティ出身の指揮者・ピアニスト。幼少からピアノを始め、10歳でデビュー。ジュリアード音楽院で学び、1970年に指揮者デビュー。1974年にデビューしたメトロポリタン歌劇場では、1986年より芸術監督に就任、同歌劇場の芸術水準を大きく向上させた。ミュンヘン・フィル首席指揮者、ボストン響音楽監督を歴任。2021年3月9日、77歳で逝去。

[シリーズについて]
「タワーレコード x "Sony Classical"究極のSA-CDハイブリッド・コレクション」は、タワーレコードとソニーミュージック・レーベルズとの共同企画により、ソニークラシカルおよびRCAの歴史的名盤をオリジナル・マスターに遡ってリマスターを施し、SA-CDハイブリッドで発売する復刻シリーズ。2016年のジョージ・セルによる「ベートーヴェン:交響曲全集」でスタートし、ブーレーズ、ケンペ、ミトロプーロス、クーベリック、ヨッフム、ブダペスト四重奏団、ゼルキン、カザドシュ、オイストラフなどの20世紀の名演奏家の名演を世に送り出しています。


バーンスタイン

バーンスタイン2度目のマーラー「復活」、初のSA-CDハイブリッド化。

国内盤SACDハイブリッド


中世の大聖堂に響き渡る「復活」の勝鬨―――1973年のバーンスタインの凄演。
 レナード・バーンスタイン(1918-1990)が残した数多くのマーラー録音は、いずれもマーラーへの熱い思いと緻密な分析力、強靭な表現力とが一体になった名演ぞろい。この第2番「復活」は、1960~68年のコロンビアでの交響曲全集録音完成の5年後の1973年に、11世紀から14世紀にかけて建立された英国のイーリー大聖堂でのロンドン響との演奏会に際して収録された2度目の録音。同時に映像収録も行われ、バーンスタインの「復活」といえばまさにこの演奏が代名詞。ブラッドリー・クーパーによる2023年の伝記映画「マエストロ: その音楽と愛と」でも第5楽章のクライマックス・シーンが再現され、あらためて脚光を浴びました。
 今回オリジナルの16トラック・マスターから新たにリミックスし34年ぶりのリマスターとなります。1962年フィルハーモニック・ホールこけら落としの交響曲第8番第1部、1968年ロバート・ケネディ追悼ミサでの第5番アダージェットというメモラブルなライヴ録音(この2曲は3トラック・マスターからリミックス)を合わせて収録しています。

<収録内容>
【曲目】マーラー:交響曲第2番(1973-74年録音)、交響曲第8番「一千人の交響曲」より第1部(1962年)、交響曲第5番より第4楽章アダージェット(1968年)(2枚組)
マーラー
DISC 1
1-8 交響曲 第8番 変ホ長調「千人の交響曲」より第1部「現われたまえ、創造の主、聖霊よ」
9 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第1楽章
DISC 2
1-4 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第2~第5楽章
5 交響曲 第5番 嬰ハ短調より第4楽章:アダージェット

【演奏】
[交響曲第8番]
アデーレ・アディソン(ソプラノ)
ルシーヌ・アマーラ(ソプラノ)
リリー・チューカシアン(メッゾ・ソプラノ)
ジェニー・トゥーレル(メッゾ・ソプラノ)
リチャード・タッカー(テノール)
エツィオ・フラジェルロ(バス・バリトン)
ジョージ・ロンドン(バス・バリトン)
ニューヨーク・スコラ・カントルム[合唱指揮:ヒュー・ロス]
ジュリアード・コーラス[合唱指揮:エイブラハム・キャプラン]
コロンバス少年合唱団[合唱指揮:ドナルド・ブライアント]
ニューヨーク・フィルハーモニック
[交響曲第2番]
ジャネット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)
シーラ・アームストロング(ソプラノ)
エディンバラ音楽祭合唱団(合唱指揮:アーサー・オールダム)
ロンドン交響楽団
[交響曲第5番]
ニューヨーク・フィルハーモニックのメンバー
指揮:レナード・バーンスタイン

[オリジナル・レコーディング]
[録音]
[交響曲第8番]1962年9月23日、ニューヨーク、リンカーン・センター、フィルハーモニック・ホール[現デイヴィッド・ゲフィン・ホール]での同ホールこけら落とし公演のライヴ・レコーディング
[交響曲第2番]1973年8月31日、9月1日&2日、ケンブリッジシャー、イーリー大聖堂、1974年3月8日、エディンバラ、ジョージ・ワトソン・カレッジ
[交響曲第5番]1968年6月8日、ニューヨーク、聖パトリック教会でのロバート・ケネディ追悼ミサでのライヴ・レコーディング

[プロデューサー][交響曲第8番・第2番]ジョン・マックルーア、[交響曲第5番]ジョエル・ヘラーおよびトーマス・Z・シェパード
[リマスター]世界初ハイブリッド化、初のDSDリマスター
[リマスター・エンジニア]マルティン・キストナー(ベルリンb-sharpメディア・ソリューションズ)
[使用マスター]16トラック・アナログ・マスター(第2番)、3トラック・アナログ・マスター(第8番・第5番)
[ジャケット・デザイン]ヘンリエッタ・コンダク
[ライナーノーツ]クラウス・ガイテル、浅里公三、ジャック・ディーサー他 歌詞対訳付き

<商品の説明>
※ 世界初SA-CDハイブリッド化
※ 音匠レーベル使用
※ 日本独自企画 ・完全生産限定盤
※ マルチケース仕様

レヴァイン

20世紀後半のマーラー・リヴァイヴァルを牽引したレヴァインのマーラー、初のSA-CDハイブリッド化。ロンドン響との躍動する第1番、シカゴ響の名技が冴える第3番・第4番。

国内盤SACDハイブリッド


1970年代を代表するレヴァインのしなやかで豊麗なマーラー。
 ジェームズ・レヴァイン没後5年メモリアル企画。1974年から1980年にかけて、ロンドン響、シカゴ響、フィラデルフィア管という欧米の3つの名オーケストラを起用してRCAに録音されたレヴァインのマーラー・チクルス(第2番・第8番を除く8曲)は、アバド、メータやテンシュテットらの録音とともに「第3世代の新しいマーラー解釈」として世界的なマーラー・ブームの火付け役となりました。オーケストラの機能性の高さと美しい音色を用いて、マーラーが作品に盛り込んだ音響の魅力を極限まで引き出しています。前進する躍動感に満ち溢れた第1番は名手チャールズ・ゲルハルトによるプロデュース。ラヴィニア音楽祭監督として密接な関係を持っていたシカゴ響との2曲は、雄大な構造が明晰に描き出される第3番、可憐な美声で人気を博したジュディス・ブレゲンをソロにむかえた第4番と、いずれもアナログ時代を代表する名盤で、ショルティとは異なるしなやかさと豊麗さを聴き取ることが出来ます。四半世紀ぶりの新たなリマスターです。

<収録内容>
【曲目】マーラー:交響曲第1番・第3番・第4番(4枚組)
マーラー
DISC 1
1-4 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」
DISC 2
1 交響曲第3番 ニ短調 第1楽章
DISC 3
1-5 交響曲第3番 ニ短調 第2楽章~第6楽章
DISC 4
1-4 交響曲第4番 ト長調

【演奏】
[交響曲第1番]ロンドン交響楽団
[交響曲第3番]シカゴ交響楽団、マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)、シカゴ・シンフォニー・コーラスの女声メンバー(合唱指揮:マーガレット・ヒリス)、グレン・エリン児童合唱団(合唱指揮:ドリーン・レイオ)
[交響曲第4番]シカゴ交響楽団、ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)
指揮:ジェームズ・レヴァイン

[オリジナル・レコーディング]
[交響曲第1番]1974年8月24日&25日、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール [交響曲第3番]1975年7月21日~23日、シカゴ、メディナ・テンプル
[交響曲第4番]1974年7月22日、シカゴ、メディナ・テンプル
[プロデューサー][交響曲第1番]チャールズ・ゲルハルト
[交響曲第3番]ジェイ・デイヴィッド・サックス
[交響曲第4番]トーマス・Z・シェパード

[プロデューサー][交響曲第1番]チャールズ・ゲルハルト、[交響曲第3番]ジェイ・デイヴィッド・サックス、[交響曲第4番]トーマス・Z・シェパード
[レコーディング・エンジニア][交響曲第1番]ロバート・オージャー、[交響曲第3番・第4番]ポール・グッドマン
[リマスター]世界初ハイブリッド化
原盤保有会社による2001年以来25年ぶり2度目のリマスター、初のDSDリマスター
[リマスター・エンジニア]マルティン・キストナー(ベルリンb-sharpメディア・ソリューションズ)
[使用マスター]4トラック・アナログ・エディティッド・マスター(第1番・第4番)、ステレオ・アナログ・エディティッド・マスター(第3番)
[カバー・イラスト]モーリス・ゼンダック『夜が私に語ること』(レヴァイン指揮「マーラー:交響曲第3番」ジャケットのためにRCAが委嘱した作品)
[ライナーノーツ]吉村渓、ジャック・ディーサー他 歌詞対訳付き レヴァインとシカゴ響のマーラー演奏記録、マーラー交響曲第3番録音時のシカゴ響メンバー・リストをブックレット内に掲載

<商品の説明>
※ 世界世界初SA-CDハイブリッド化。SA-CD層:2ch
※ 音匠レーベル使用
※ 日本独自企画 ・完全生産限定盤
※ マルチケース仕様