インタビュー

タヒチ80のサウンドをバックアップするアメリカの友人たち

タヒチ80の新作に前作から続けて参加した2人のアメリカ人ミュージシャン、アンディ・チェイスとエリック・マシューズ。彼らを中心としたタヒチ80の〈アメリカの友人たち〉を紹介しよう。

アンディはアイヴィーというバンドで良質なポップ・ミュージックを作り続けているミュージシャンで、奥さんはアイヴィーのヴォーカル、ドミニク嬢。彼女がフランス人だということでタヒチ80も親近感を覚えたのか、『Puzzle』を制作する際にバンドはアンディにデモを送り、そこから親交が深まったという。またアイヴィーにはファウンテン・オブ・ウェインのアダム・シュレンジャーが在籍していて、『Puzzle』に参加したりも。そして、アンディの紹介でアイヴィーでプレイしたことがあるエリックが呼ばれた。彼はカーディナルとして活動後、ソロになってからもその巧みなオーケストラ・アレンジをポップスに融合させた才人。そのエリックとカーディナル時代からの付き合いとなるのが今作でミックスを担当したトニー・ラッシュである。「曲の持っているスピリットを完璧に理解して、さらに磨きをかけてくれた」と、〈新入り〉の仕事ぶりにグザヴィエは大満足のよう。そんなわけで彼らは「今じゃみんな拡大家族みたいな感じ」。いつまでも仲良くね。

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掲載: 2002年09月26日 12:00

更新: 2003年02月13日 10:58

ソース: 『bounce』 236号(2002/9/25)

文/米本 剛史