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インタビュー

ホワイト・ストライプス『Elephant』リリース記念!? WHITE TRASH SOUL Discographic  日本

〈ガレージ/ロックンロール・リヴァイヴァル〉の喧噪は、10年前の狂い咲きの再来か!?テクニカルでもコマーシャルでもない、しかし素敵な輝きを放つお宝ディスクをご紹介!!

 90年代以降のガレージ・シーンにとって、80年代後半からのネオGS~ネオ・モッズ勢の台頭やDADDY-O-NOVが手掛けたイヴェント〈ACK FROM THE GRAVE〉による東京ガレージ・シーンの盛り上がりがこの流れを決定付けるうえで重要な存在であった。またギターウルフやティーン・ジェネレイトなどの活躍で周知のとおり、現在もUSのシーンとは密接な関係が続いており、また、その後日本全国に雨後の筍のごとくフォロアー的バンドが発生したのも周知の事実。現在では90年代に活躍した幾多のバンドも変貌を遂げ(まったくスタイルを変えないバンドももちろんいるが)、〈もどき〉は淘汰されて残るべきものだけが残った感が強い。そして、これらの流れを消化した新世代の動きにも注目である。   (石田)

VARIOUS ARTISTS
『STILL WILD AND CRAZY BEAT』 VOLCATONE
DADDY-O-NOVの監修によるネオGS~ガレージの流れを総括したコンピ。参加メンツにまずは狂喜! さらに全曲未発表音源または新録という驚愕の一枚。音源の少ないガレージ・シーンの無冠の帝王、TEXACO LEATHER MANも収録! こんなCDがリリースされることに感謝!!(石田)

Jackie and the Cedrics
『Back to the Hootenanny!』 Nanophonica/ミュージックマイン(1999)
イラストレーターとして活躍するロッキン・ジェリービーンも在籍するバンド。圧倒的なステージ・パフォーマンスは一見の価値あり!というか見るべき。テクニックはもちろん、エノッキーのギター・センスには全員土下座必死! サーフ・インストに紛れもないロックンロールを感じる!!(石田)

THE 5.6.7.8's
『TEENAGE MOJO WORKOUT』 TIME BOMB(2002)
適切な表現ではないかもしれないが、〈可愛い&妖艶〉なガールズ・ロッキン・トリオの2002年作。シンプルかつストレートなロックンロール+カヴァー・センスが最大の魅力か? 本作でも“Green Onions”“Road Runner”が秀逸。ガールズ・バンドは数あれど、世界に誇れる唯一の存在。(石田)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年03月27日 17:00

更新: 2003年04月17日 17:01

ソース: 『bounce』 241号(2003/3/25)