インタビュー

驚きの合体! 〈クランク・ロック〉を仕掛けたリック・ルービン

 2003年に久々のヒップホップ仕事となるジェイ・Z“99 Problems”(名曲!)を手掛けたリック・ルービンは、いうまでもなくデフ・ジャム設立メンバーのひとりで、現在はアメリカンを主宰するトップ・プロデューサーだ。80年代に彼が手掛けたソリッドでミニマルなサウンドはLLクールJの『Radio』やビースティ・ボーイズ『Licensed To Ill』で絶賛を集めたが、それ以降はスレイヤーやカルト、ブラック・クロウズといったロック系の制作監督にシフトしていった。なお、今回リル・ジョンの“Stop Fuckin Wit Me”で彼がネタにしたのは、みずから送り出したスレイヤー“Reign In Blood”などである。

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掲載: 2005年01月13日 11:00

更新: 2005年01月20日 18:16

ソース: 『bounce』 261号(2004/12/25)

文/出嶌 孝次