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インタビュー

リル・ウェインはセレブである

 アッシャーの最新作『Here I Stand』にて、ビヨンセと共に“Love In This Club Part II”にフィーチャーされていたウェイン。昨今の大物アーバン作品は客演を招きまくるか、あるいはトップ級のゲストのみを厳選して招待するかのどちらかだが、後者の典型である『Here I Stand』にウェインが参加しているということは、もはや〈顔を出すことに意味がある〉超大物な音楽セレブ(?)の域にウェインが達したということを意味している。そんな彼をいち早くデスチャの“Soldier”に推薦したのはジェイ・Zだが、彼とウェインは同じ〈カーター姓〉を巡って軽いビーフを勃発させたという噂もあった。で、そんな話題を活かして互いの作品に乗り入れる両者はもはやセレブなオトナである。最近だとエンリケ・イグレシアスのアーバン挑戦作にも招かれていたウェインは、すでにフォール・アウト・ボーイやワンリパブリックのリミックスに参加済み。今後もアッと驚く大物コラボを見せてくれそうだ。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年07月17日 23:00

ソース: 『bounce』 300号(2008/6/25)

文/出嶌 孝次