王者も認めたスティーヴン・マクレガーって何者? 彼のキャリアとこれまでのワークスを紹介! (その5)
IRIE LOVE
『Ehuku』 Dada Son(2009)
彼が一流なのは、ハードコアなダンスホールと歌モノ映えするしっとりしたミディアムを抜群のセンスで作り分けられるから。リリース当時、日本ではほぼ無名だったこのハワイアン・レゲエ・シンガーがファースト・レディーのように輝いて見えたのも、〈Forever〉オケのせい? *魚住
VARIOUS ARTISTS
『LIFESTYLE RECORDS COMPILATION VOL.3』 LIFESTYLE/EMI Music Japan(2009)
MIGHTY CROWN主宰レーベルのコンピ第3弾。オートチューンを使い倒したファミリー集結の“JAPANESE DANCEHALL ANTHEM”や、ヴェテランと若手が互いに挑発し合うクラッシュ風の2曲をミックス。低音出すぎ! *カシワ
VARIOUS ARTISTS
『Reggae Gold 2009』 VP(2009)
移り変わりの激しいダンスホール・シーンのトレンドを反映するコンピ〈Reggae Gold〉シリーズに3年連続でクレジット。その事実だけで、いかにスティーヴンが優秀なプロデューサーかわかるだろう。この最新版には彼が見い出したラデンのヒットや、兄チーノとのコンビ・チューン“Protected”(マイクを握らせても一流!)を収録。*魚住
VARIOUS ARTISTS
『Ragga Ragga Ragga! 2009』 Greensleeves(2009)
ラデンの出世曲“Time No Shine”と、タイトルを連呼するサビが印象的なビーニ・マン“Gimme Gimme”の2曲を制作。この手の流行りモノをまとめたコンピにはもはや常連。*カシワ
AKANE
『STRAIGHTER』 BUSH HUNTER/RIDDIM ZONE(2009)
本作でジャマイカ・レコーディングにも挑んだという彼女だが、いちばんの目的はスティーヴンだった!? そう思わせるほど、ヴァースごとに音色にメリハリをつけた“A1 Driver”の出来がハンパない! *カシワ