2023/01/06[ Classical・セール ] 1月8日は伝説的なカペー四重奏団の主宰者、リュシアン・カペー(1873~1928)生誕150年の誕生日です
リュシアン・カペー(1873.1.8~1928.12.18)は1893年に伝説的な名団体、カペー四重奏団(Quatuor Capet)を結成し、55歳で亡くなる1928年まで率い、ハイドンからフランス近代作品まで幅広いレパートリーで世界的名声を博しました。その演奏は初期のSPレコードに録音され、遠く日本でも神格化されました。また、教師としても名高く、イヴァン・ガラミアン(パールマン、ズッカーマン、チョン・キョンファの師)などを輩出し、現代ヴァイオリン界にも多大な影響を与えました
2022/12/13[ Classical ] 2022年11月に来日したピアニスト、イゴール・レヴィットが話題に
1987年生まれ、ロシア出身でドイツを拠点として活躍しているピアニスト、イゴール・レヴィットが来日。11/18(金)、11/19(土)に紀尾井ホールで「イゴール・レヴィット ピアノ・リサイタル」を開き、ベートーヴェンの初期と中期のピアノ・ソナタを弾き話題となりました。その後も12/6(火) NHK クラシック倶楽部 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31&32番の放送、12/8(木)朝日新聞(片山杜秀の蛙鳴梟聴)恐るべき怪物ピアニスト ベートーベンを睨み切る、などメディアでも取り上げられ、ますます評判が高まっています
2022/12/13[ Classical ] 「名作コンシェルジュ」掲載!ショルティ指揮 シカゴ交響楽団/マーラー:交響曲第5番
「剛直なまでに潔い流れ 生も死も走馬燈のように」(鈴木淳史氏評)。ハンガリー出身の20世紀の名指揮者、ゲオルグ・ショルティがシカゴ交響楽団音楽監督に就任して初めてレコーディングしたアナログ・ステレオ期の名盤、マーラー:交響曲第5番(1970年録音)が2022年12月11日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました
2022/12/01[ Classical・キャンペーン ] 2022年度 第60回「レコード・アカデミー賞」決定!受賞ディスク一覧
2022年度の大賞はラファエル・ピション指揮ピグマリオン・バロック・アンサンブル他によるJ.S.バッハ: マタイ受難曲(HMF)、大賞銀賞はフランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル他によるドビュッシー: 歌劇「ペレアスとメリザンド」(HMF)、大賞銅賞はアンナ・プロハスカ(S)イザベル・ファウスト(vn)によるクルターク:カフカ断章(HMF)がそれぞれ選ばれ、ハルモニア・ムンディのTOP3独占となりました
2022/12/01[ Classical・キャンペーン ] 2022年タワーレコード クラシカル年間TOP40
2022年タワー・オンライン、クラシカルで売れた輸入盤のTOP40と、タワーレコード企画盤TOP20、話題となった国内・話題盤TOP10、輸入BOXセットTOP20を一挙大公開します!
2022/11/18[ Classical ] レコード芸術2022年12月号「レコード誕生物語」に「バックハウス/最後の演奏会」掲載
1969年6月26日と28日のオッシアッハ修道院教会での「バックハウス/最後の演奏会」の流れについてはよく知られるところですが、バックハウスがオッシアッハの演奏会に出演したきっかけ、バックハウスが亡くなる直前まで演奏活動を続けた理由、また、この録音が当初英デッカ、米ロンドンからLP2枚組で発売予定だったものの見送られ、1971年7月5日(バックハウスの三回忌)に日本のキングが世界に先駆けてLP2枚組で発売した経緯などが書かれています
2022/11/14[ Classical・セール ] 「名作コンシェルジュ」掲載!ラルス・フォークト/ショパン:ピアノ作品集
「新たな境地に誘う演奏 未知への好奇心に満ちて」(鈴木淳史氏評)。2022年9月5日に癌のため51歳の若さで亡くなったドイツのピアニスト、指揮者のラルス・フォークトが2013年に録音したショパン:ピアノ作品集が2022年11月13日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました
2022/10/27[ Classical・セール ] セリーヌ・モワネ(ドレスデン国立歌劇場 首席オーボエ奏者) Fm yokohama「Piano Winery ~響きのクラシック」へ出演
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、首席オーボエ奏者のセリーヌ・モワネさんのFm yokohama クラシック番組「Piano Winery~響きのクラシック~」 (毎週土曜18:45-19:00放送、DJ:樋口あゆ子)10月29日(土)放送回への出演が決定しました。当日はセリーヌ・モワネさんのインタビューを交えながら、彼女の演奏が紹介されます。
2022/10/27[ Classical ] NHK BS4K「天才ピアニスト ブーニン 9年の空白を超えて」で復帰公演を放映!
2022年10月21日、NHK BSで「それでも私はピアノを弾く 〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて〜」が放送され、一世を風靡した名ピアニスト、スタニスラフ・ブーニンが話題になっています。番組は「9年ぶりの公演に臨んだ天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニン。2013年舞台から姿を消した。ケガと病を乗り越え、夫婦二人三脚で臨んだ、公演までの日々に密着した。」(番組HPより)という内容でした。11月6日には~復帰公演 完全版~が放送されます
2022/10/12[ Classical ] 【悲運の神童】天才ヴァイオリニスト 渡辺茂夫が話題に
戦後、すい星のように日本楽壇に登場し、10代前半にして瞬く間に聴衆を魅了した天才ヴァイオリニスト、渡辺茂夫(1941~1999)。1954年に来日した大ヴァイオリニストのハイフェッツは茂夫の演奏を聴いて感銘を受け、アメリカ留学と無試験でのジュリアード音楽院入学の労をとったほどでした。ところがアメリカ留学から2年後、16歳のときに自殺未遂をはかり、一命をとりとめたものの脳障害が残り、その後40年以上に渡って在宅療養を続けた「悲運の神童」でした
2022/10/09[ Classical ] 「名作コンシェルジュ」掲載!マーク・パドモア&ポール・ルイス/シューベルト:冬の旅
テノールのマーク・パドモアとポール・ルイスによる2008年録音の超絶名演、シューベルトの歌曲集「冬の旅」が輸入盤で復活しました。2022年10月9日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました
2022/09/11[ Classical ] 「名作コンシェルジュ」掲載!ミケランジェリ『ラヴェル、ラフマニノフ、ハイドン: ピアノ協奏曲集』
20世紀イタリアの名ピアニスト、ミケランンジェリの愛奏曲であるラヴェルのピアノ協奏曲と由来あるラフマニノフの同第4番という永遠の名盤に加え、1975年に収録された知られざる名曲、ハイドンのピアノ協奏曲2曲を最新でSACDハイブリッド化したタワーレコード限定版2枚組が、2022年9月11日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました
2022/09/09[ Classical ] 【追悼】エリザベス女王
イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が、2022年9月8日午後、静養先の北部スコットランドのバルモラル城で亡くなりました。96歳でした。王位継承は1952年2月6日。今年の在位70年を記念して、ワーナークラシックスからCD『エリザベス女王1953年戴冠式(公式レコードからの音楽)』 が発売されたばかりでした。このCDは、1953年6月2日ロンドンのウェストミンスター寺院で行われた戴冠式から音楽の部分を集めたものです
2022/09/06[ Classical・セール ] 【追悼】ピアニスト、指揮者 ラルス・フォークトさん 51歳
ドイツのピアニストで指揮者のラルス・フォークトさんが、2022年9月5日(月)午後、自宅で家族に見守られながら51歳で亡くなりました。フォークトさんは2021年初頭、喉と肝臓に腫瘍が見つかり、癌と診断され、治療をしながら演奏活動を続けていました。来月来日し新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演予定でした。ここに謹んで哀悼の意を表し、ご冥福を心からお祈り申し上げます
2022/08/25[ Classical ] イヴリー・ギトリス生誕100年記念特集(1922年8月25日 - 2020年12月24日)
イスラエル出身の世界的名ヴァイオリニストで、1980年代以降は毎年のように来日し、我が国の聴衆にも親しまれたイヴリー・ギトリス(1922~2020)が2022年8月25日に生誕100年を迎えました。7月8日には1996年にトゥールーズで録音されながら未発売だった『ラスト・スタジオ・レコーディング』が初発売され、いかにもギトリスらしい融通自在な演奏ぶりとともに大きな話題を呼びました。改めてこの不世出の個性派ヴァイオリニストの芸術について、ご紹介いたします
2022/08/17[ Classical・セール ] ジャニーン・ド・ビーク(ソプラノ歌手) Fm yokohama「Piano Winery ~響きのクラシック」へ出演
カリブ海南端に位置するトニダード・トバゴ出身の新進ソプラノ歌手、ジャニーン・ド・ビークさんのFm yokohama クラシック番組「Piano Winery~響きのクラシック~」(毎週土曜18:45-19:00放送、DJ:樋口あゆ子)、2022年8月20日(土)放送回への出演が決定しました。当日はジャニーン・ド・ビークさんのインタビューを交えながら、彼女の演奏が紹介されます
2022/08/04[ Classical ] 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』最新映像にバーンズ作曲“アルヴァマー序曲”が流れる!
2022年8月3日(水)午後10時27分、株式会社ポケモンの公式ツイッター(@Pokemon_cojp)より『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の最新映像が公開されましたが、その映像のバックにジェイムズ・バーンズの吹奏楽曲「アルヴァマー序曲」が流れていることが、吹奏楽ファンの間で話題になっています
2022/08/01[ Classical ] 【追悼】ヴァイオリニスト 佐藤陽子さん 72歳 声楽家、エッセイストとしても活躍
レオニード・コーガン、ヨーゼフ・シゲティという2人の大家に師事した世界的ヴァイオリニストで、マリア・カラスに師事した声楽家、こうした特別な体験を綴ったエッセイストとしても活躍した佐藤陽子さんが2022年7月19日、肝臓がんのため亡くなりました。72歳でした。謹んでご冥福をお祈りいたします
2022/07/25[ Classical ] 「名作コンシェルジュ」掲載!サヴァリッシュ指揮/モーツァルト:歌劇《魔笛》
日本でもおなじみだったザヴァリッシュの指揮、エファーディング演出のもと、グルベローヴァ、ポップ、モル、アライサをはじめ最高の歌手陣らによる最高のモーツァルト・アンサンブルが実現した1983年収録の映像作品、モーツァルトの歌劇“魔笛”全曲。昨年、日本語字幕付きの廉価DVDとして再発売されましたが、7月24日(日)日経日曜版の岡田暁生氏によるコラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました
2022/07/11[ Classical ] 「名作コンシェルジュ」掲載!カラヤン&ケルン放送交響楽団『オルフ:時の終わりの劇』
オルフ最後の劇作品となった「時の終わりの劇」は、1973年8月のザルツブルク音楽祭でカラヤン指揮により初演されました。大規模で特殊な楽器編成ゆえに、これまであまり演奏されていない作品です。この録音は初演の1ヵ月前に、同じキャストで録音されたもので、この作品の貴重なドキュメントでもあります(※歌詞対訳は付いておりません)。2022年7月10日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました