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インタビュー

歌いまくる(だけじゃない)Tさんのプロデュース&客演作を大紹介! その3

BOW WOW & OMARION 『Face Off』 Columbia(2007)
哀愁のメロウ・ミディアムに2人を乗せる“He Ain't Gotta Know”をプロデュース。本人のヴォーカル参加こそないものの、フックを歌うオマリオンがペイン流儀の細かく上下するメロディーを追う様に注目だ。
(池谷)

FLO RIDA 『Mail On Sunday』 Poe Boy/Atlantic(2008)
年頭から10週連続で全米1位を記録する特大ヒットとなった“Low”に参加。多くの人の耳に残っているのはペインが歌うあのロウ・ロウ・ロウなパンチラインなわけで、客演王どころか〈主役キラー〉って感じ。
(升本)

RICK ROSS 『Trilla』 Slip-N-Slide/Def Jam(2008)
フロリダのボスと“The Boss”で共演。ビースティ・ボーイズ“Paul Revere”を下敷きにしたブーミーなトラックの上で冒頭から歌い上げ、ラップ・チャートでTOP5入りするスマッシュ・ヒットに貢献している。
(升本)

LIL MAMA 『VYP - Voice Of The Young People』 Jive(2008)
クリス・ブラウンと共に参加し、ロボ声全開の煽りフックで盛り立てて全米TOP10ヒットとなったのがダンサブルな“Shawty Get Loose”。ビートも手掛けた同曲に加え、“What It Is(Strike A Pose)”へもサラッと参加。
(升本)

MARIAH CAREY 『E=MC2』 Island(2008)
オープニングを飾るデンジャ制作の“Migrate”を変声ラップでサポート。マライア自身もヴォーカルを加工しているが、オートチューン全開で迫るT・ペインの毒々しさが勝り、結果的には彼女の可憐さを引き立てている。
(池谷)

LIL WAYNE 『Tha Carter III』 Cash Money/Universal(2008)
これからも数々のヒットを生むであろう最強コンビで、全米TOP10入りを記録したトランシーなパーティー・チューン“Got Money”を披露。楽しそうに掛け合うふたりのはしゃぐ様子がマジで微笑ましい。
(升本)

2PISTOLS 『Death Before Dishonor』 Universal Republic(2008)
同じフロリダ出身者となるブライテスト・ホープのメジャー・デビューをアシストして“She Got It”へ参戦。仰々しいトラックにピッタリの壮大なフックを、主役を喰う勢いでアタマから熱くパフォームしている。
(升本)

DJ LAZ 『Category 6』 VIP(2008)
フロリダの重鎮DJが久々にリリースしたアルバムでは、リメイク曲の“Morena 08”に参加。イケイケのマイアミ・ベース・クラシックであるオリジナルをほぼ完コピし、印象的なフック・フレーズをロボ声で歌い直している。
(升本)

DJ KHALED 『We Global』 We The Best/Terror Squad/Koch(2008)
ペインの新作にも駆け付けたマイアミのラジオ番長。彼の前作『We The Best』でも“I'm So Hood”に熱く登場していたペインだが、こちらでは“Go Hard”にてカニエと磐石のコラボを披露している。
(出嶌)

JENNIFER HUDSON 『Jennifer Hudson』 Arista(2008)
デュエット仕立てのスロウとなる“What's Wrong(Go Away)”をプロデュース。ジェニファーの歌声に全編オートチューンでベッタリと寄り添い、なおかつソロ・パートもあるため、主役よりも歌う量が多い!
(池谷)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年11月27日 22:00

ソース: 『bounce』 305号(2008/11/25)

文/池谷 昌之、出嶌 孝次、升本 徹