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〈タワレコ限定・高音質〉ブルーノ=レオナルド・ゲルバー/ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ集(SACDハイブリッド5枚組)

ゲルバー

タワーレコード・オリジナル企画盤  日本コロムビア x TOWER RECORDS
タワーレコード SACD化プロジェクト最新作 The Valued Collection Platinum
「DENON原盤 ハイブリッドSACDシリーズ」
最新作 名盤1タイトル 限定盤

ORTマスタリングSACDシリーズ第11回(通算第13弾)
不朽の名盤!ゲルバーのDENON録音の
ベートーヴェン全6枚分を世界初SACD化!
ORTマスタリングでハイレゾ音源として鮮やかに蘇った不滅の名演!原音に忠実に、SACD化。
ベートーヴェンの真髄を究めた名盤として高い評価を得た全19曲、6枚分を今回5枚組に集成!
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集(5枚組)
2024年にORTマスタリングを行いSACD化
税込 9,350円(5枚組) SACDハイブリッド盤


2024年3月20日(水祝) 発売予定
マスタリング・エンジニア:毛利 篤 氏(日本コロムビア)
初出時のオリジナル・ジャケット・デザイン使用
企画・販売:TOWER RECORDS
発売:日本コロムビア株式会社

新規のSACD化企画としてスタートしました2022年4月発売のスウィトナー&SKBによるベートーヴェン:交響曲全集以降、これまで12企画分を復刻してきました(うち2つはSUPURAPHON原盤)。今回の通算の最新13弾では、当時のDENONレーベルが残したピアノ録音の傑作、ゲルバーのベートーヴェン音源を取り上げます。この録音は1987年から全集を目指してスタートしましたが、残念ながら1995年の第6弾をもって終了となりました。当時の卓越した完璧なまでの演奏は未だに評価が高いです。今回は全19曲を5枚に集成しました。録音面でも当時話題となった音源を最新復刻盤としてSACDハイブリッドで復刻します。優秀録音盤としても著名な作品ですので今回もORT復刻による効果を存分に堪能ください。
当時の日本コロムビア他で収録された各デジタル音源の名盤が、この度SACDとして新規で復活します。従来、この時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であるという意見がほとんどでしたが、日本コロムビアが開発した"ORTマスタリング"技術を用い、高音質音源として発売することにいたしました。SACDとしては初期デジタル音源を復刻する手法は大分前からありましたが、当社では例外を除いてこれまでリリースを行ってきませんでしたが、最新のマスタリング技術向上に伴い、この機会に、ハイレゾ音源としては"失われた時代"とも言える名盤の数々を今後も取り上げていきたいと考えています。"ORTマスタリング"により、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届けします。尚、CD層も今回の最新マスタリングを反映しています。"ORTマスタリング"の詳細は後述しておりますので、参照ください。

<今回の制作に関しまして>~「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画、本格開始
 これまでタワーレコードによるSACD企画は、アナログで収録されたアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻してきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースが多いことに(音質的に)愕然とする方も多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。
一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らないと言えます。そのような中、2015 年に主に配信用として日本コロムビアさんが“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術"の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年の当社の企画盤でスプラフォン原盤のノイマン/マーラー:交響曲全集(TWSA1070)をSACDで復刻するにあたり、どうしても3曲あるデジタル録音も入れた全集にするべく、テストケースとして「ORTマスタリング」を採用しました。その結果は良好で検証も行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることを確認できました。その後、この技術を使った新規企画の音源を模索し、さらなる検証とテストを行った結果、正式に「ORTマスタリング」を採用したSACDハイブリッド化企画をスタートすることにしました。
この技術的内容に関しては他のページに後述してありますが、効果は予想以上でした。「ORTマスタリング」を行ったデジタル初期音源は、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度が高まりました。また、ステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも「ORTマスタリング」を反映させていますので、その効果を確認できると思います。程度は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。
これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになりました。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。

ORT

<“ORT Mastering" に関しまして>
<ORT Mastering とは>
日本コロムビア・スタジオ技術部が開発した「倍音再構築技術:ORT」とMaster Sonic 64bit Processing技術による高精細な演算処理を用いたマスタリング手法です。日本コロムビアでは1972年に世界初の実用PCM録音機を開発、デジタル録音の先駆者として、数多くの名演奏を録音、高い評価を博しました。これら過去の音源を、現在のハイビット・ハイサンプリング環境で再生するための一手法としてORTが開発されました。
“ORT Mastering"では、ORTの技術を駆使するマスタリング・エンジニアによって、楽音本来の豊かな音色やなめらかさ、そしてホールの響き感などが復活、原音に忠実に、名演奏、名録音の魅力をお届け致します。
<倍音再構築技術:ORT>
日本コロムビアで開発した、倍音再構築技術(Overtone Reconstruction Technology:ORT)のことです。アナログ/デジタル変換時に失われてしまった楽音の高域成分を、低域部分の倍音を利用して予測、再構築します。
<ORT Mastering の特徴>
・マスタリング・エンジニアによる繊細な倍音復元
・広いダイナミックレンジと周波数帯域を活かす高品質マスタリング
 詳細はこちらをご参照ください。⇒https://columbia.jp/ortmastering/
(ORTマスタリングは日本コロムビアの登録商標です)
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

ゲルバー

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集(2024年ORTマスタリング) (SACDハイブリッド)
ブルーノ=レオナルド・ゲルバー

[TWSA1165/9 (5SACDハイブリッド) 9,350円(税込)]

〔DENON原盤ORTマスタリングSACDシリーズ第11回〕
ベートーヴェンの真髄を究めた名盤として高い評価を得たシリーズ。DENONレーベルに1987-95年までに収録したアルバム6枚分、全19曲を、一部を除いてほぼ番号順に5枚に今回初収録!ORTマスタリングによるハイレゾ化で世界初SACD化!

※ 世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※ 日本コロムビア所有のオリジナル・マスターより2024年にハイレゾ・マスタリングを行いSACD化
※ マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン採用(他のジャケット・デザインを解説書他に一部収録)
※ 解説:平野昭氏の2005年時原稿と各曲目解説を掲載。解説書合計28ページ
※ マルチケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※ 一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。


【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
<DISC1>
1. ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2の1
2. ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3
3. ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 作品10の1
<DISC2>
4. ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 作品10の2
5. ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10の3
6. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 《悲愴》
7. ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 作品27の1
<DISC3>
8. ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》
9. ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 作品28 《田園》
10. ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2 《テンペスト》
11. ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49の2
<DISC4>
12. ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31の3
13. ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 《ワルトシュタイン》
14. ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 《熱情》
15. ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 作品79
<DISC5>
16. ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a 《告別》
17. ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 作品90
18. ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
19. ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111

【演奏】
ブルーノ=レオナルド・ゲルバー(ピアノ)

【録音】【Original Recordings】
〔第1番、第6番、第7番〕
1995年6月12~13日 オランダ、ナイメヘン、コンセルトヘボウ
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ゲルハルト・ベッツ、 テープ編集:佐藤洋一
〔第3番、第5番、第8番、第20番〕
1987年7月29~30日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ピーター・ヴィルモース、 技術:高橋幸夫、 テープ編集:北見弦一、斉藤笑子
〔第13番、第14番、第15番〕
1987年10月26~27日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ピーター・ヴィルモース、 技術:高橋幸夫、 テープ編集:北見弦一、斉藤笑子、塩澤利安
〔第17番、第25番、第28番〕
1992年9月3日 スイス、ヴヴェイ、サル・デル・カスティーリョ
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ピーター・ヴィルモース、 技術:久木崎秀樹、 テープ編集:國嵜 裕
〔第18番、第23番、第26番〕
1988年6月9~10日 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ピーター・ヴィルモース、技術:高橋幸夫、ホルガー・ウァバッハ、テープ編集:斉藤笑子、塩澤利安
〔第21番、第27番、第32番〕
1989年12月4~5日 オランダ、ライデン、スターツヘホールザール
制作担当:馬場 敬、 録音担当:ピーター・ヴィルモース、 技術:高橋幸夫、 テープ編集:斉藤笑子
【原盤】
日本コロムビア

ゲルバー