ジョン・ウィルソン&シンフォニア・オヴ・ロンドン/ラヴェル、バークリー、パウンズ: 管弦楽作品集(SACDハイブリッド)
最高水準のラヴェルを聴かせてくれた彼らによる「クープランの墓」がまずは聴き逃がせません。またバークリーは1920年代にラヴェルに師事した作曲家。特に若い頃はフランス音楽の影響を感じさせる作風を持ち味としていました。本作では4つの楽章からなるディヴェルティメントを収録。そしてそのバークリーに個人的に作曲を学んだのが1954年生まれのアダム・パウンズ。2021年に作曲されジョン・ウィルソン&SOLに捧げられた交響曲第3番が今回世界初録音されました
ヒメノ&トロント響、ピアノはアムラン!メシアン:トゥーランガリラ交響曲
メシアンの最初の大規模な管弦楽曲であり、電子楽器オンド・マルトノが用いられているほか、ピアノやチェレスタなど鍵盤楽器も登場する編成、そしてその壮大なスケールで音楽史上燦然と輝く名作“トゥーランガリラ交響曲”の新録音が登場。この作品を世界初録音したトロント交響楽団と、新音楽監督グスターボ・ヒメノとの初共演盤でもあります。ピアノにはマルク=アンドレ・アムラン、マルトノにはナタリー・フォルジェ!
『近衛秀麿: 京都大学交響楽団との歴史的名演集 1964-1971』(4枚組)~菅野冬樹氏、金子建志氏執筆の64p小冊子付き!
晩年の近衞秀麿が密接な関係を築き上げたのが京都大学交響楽団。ブラームスやモーツァルトの壮麗、豪快。ワーグナー、マーラー、R.シュトラウスの心に染み入るしみじみさ。ロマン派直系の音楽家として大胆な表情付けで聞き手に迫るシューマン、ベートーヴェンの格調。録音がほとんどモノラルながら鑑賞に不足はない。64ページのブックレットには、貴重な写真、菅野冬樹氏書下ろしの近衞へのオマージュ、金子建志氏が近衞版改訂の秘密に迫った分析を掲載した永久保存盤
LP初登場!クレーメル&アルゲリッチ/ベート―ヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6~8番(2枚組)
LP初登場。クレーメル46歳、アルゲリッチ52歳の時の録音。火花を散らしながらも、きらきらとしたリズム感、メヌエットなどでのチャーミングさ、そして互いの先の動きまでをも完璧に予測しているような稀有のアンサンブル。神業ベートーヴェンが展開されています。各曲が1面ずつにカッティングされ2枚組の3面を使っています(4面目はブランク)。180gLP盤プレス:オプティマル(ドイツ)
『ドゥヴィ・エルリー - 1971年&1980年ヴァイオリン・リサイタル』~往年の名手のステレオ・ライヴが初LP化!(2枚組)
ドゥヴィ・エルリーは、1928年パリ生まれ、1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝したフランスの名手(1928-2012)。フランスのヴァイオリン楽派の最重鎮で、マデルナ、ミヨー、マルティヌーらの作品の世界初演も手掛けました。ここでは、ブリジット・エンゲラー(1952-2012)との共演で濃密なアンサンブルを楽しむことができます。180g重量盤・東洋化成(日本)プレス
シュタルケルの名演がLP初登場!『ヤーノシュ・シュタルケル - ライヴ・イン・パリ 1983』
ヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)の名演がLP初登場。ベートーヴェンでは、1970 年代から共演を重ねている名手アラン・プラネスとの一切のごまかしのないアンサンブルに注目です。SIDE2には生涯をかけて取り組んでいたバッハが収められております。シュタルケルのバッハの中でも、リズムとそのシュタルケルらしい演奏で特に際立った名演とされています
ファウスト、ケラス、メルニコフ『THE SCHUMANN TRILOGY~協奏曲&ピアノ三重奏全曲』(3CD+1BD)
ファウスト、ケラス、メルニコフというスーパースターたちによる、シューマンの協奏曲+ピアノ三重奏曲プロジェクトがボックスで登場します!映像は再登場にあわせてブルーレイ化、さらに単独で発売されていた時には含まれなかったエラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラによる管弦楽曲「序曲、スケルツォと終曲」が収録されています
クルンプ&ハイデルベルク交響楽団/ハイドンの交響曲全曲録音シリーズ第28集から第31集は4枚組のセットで一挙にリリース!
颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないハイデルベルク交響楽団によるハイドンの交響曲全曲録音。2023年春、ついに全曲録音が終了し、2024年に未発の第28集~第35集がリリースされます。第27集までは単売でリリースしておりましたが、第28~31集、第32~35集はそれぞれ4枚組のセットの形で一挙にリリース。単売でのリリースはございません。国内仕様盤 はハイデルベルク交響楽団のヴィオラ奏者、矢崎裕一氏による日本語解説書付です
レツボール&アルス・アンティクヮ・アウストリア/ビーバー: ヴァイオリン・ソナタ集(ザルツブルク、1681年)
レツボールがビーバーの『1681年のソナタ集』を再録音!ベストセラーの『ロザリオ・ソナタ』再録音(PC-10409/KKC-6182:2020年度レコードアカデミー賞受賞)に続く、注目必至のアルバムです。1681年に出版されたこのソナタ8曲は、レツボール曰く「ビーバーの芸術的発展のマイルストーン」。1994年に一度目の録音を行って以来、コンサートでも積極的に取り上げてきたレパートリーです
寺神戸亮、天野乃里子&「バロックの真珠たち」室内合奏団/ハイドン兄弟の協奏曲集
寺神戸亮がソロ、オランダで活動する天野乃里子が設立した古楽アンサンブル「バロックの真珠たち」による演奏でハイドン兄弟の協奏曲集を録音。兄ヨーゼフの“ヴァイオリン協奏曲第4番”は現存する最後のヴァイオリン協奏曲。弟ミヒャエルの“ヴィオラとチェンバロ(オルガンでも可) のための二重協奏曲”はその編成からしてとても珍しいもの。教会の残響を絶妙にとり入れた録音もすばらしく、贅沢なほどに心地よい響きに包まれます
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ&ポール・ポピエル/ジェイムズ・バーンズ:交響曲全集(5枚組)~創立100周年ライヴ
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの創立100周年を記念し、2023年9月から10月にかけて行われたジェイムズ・バーンズの全交響曲を演奏するという「バーンズ・チクルス」を収録したライブCD。魅力溢れる聴きごたえ充分な9曲の交響曲はもちろん、ジェイムズ・バーンズ本人による解説を掲載した冊子も必見。(ワコーレコード)
CPO レーベル~2024年1月発売新譜情報(4タイトル)
今回はヘルマン・マックス&ダス・クライネ・コンツェルトによるテレマンの既存作品を繋ぎ合わせて構成した「クリスマス・オラトリオ」に、ファゴット奏者ダーグ・イェンセンによるロマン派と現代のファゴット協奏曲集、フランツ・ベンダのソナタとカプリッチョ集、ギュスターヴ・アドルフ・ケルカー作曲の歌劇《ニューヨークの美人》の4タイトルがリリースされます
ゲルゴフ&ソフィア国立歌劇場管/ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》~2022年パンチャレヴォ音楽祭ライヴ
ブルガリアの首都ソフィア郊外、パンチャレヴォ湖の湖畔で開催されるパンチャレヴォ音楽祭。本作は2022年夏に開催されたこの音楽祭でのソフィア国立歌劇場による《さまよえるオランダ人》の上演収録です。カルタロフ演出のもとブルガリアの俊英ロッセン・ゲルゴフ率いるソフィア歌劇場オーケストラのダイナミックで引き締まった演奏による《オランダ人》が雰囲気豊かに繰り広げられます。日本語字幕付き
レオ・フセイン&フランクフルト歌劇場管/チマローザ:歌劇《ロンドンのイタリア女》~2021年フランクフルト歌劇場新制作
チマローザの知られざる秀作オペラ《ロンドンのイタリア女》。英国の俊英レオ・フセインと2019年にフランクフルト歌劇場の新制作《タメルラーノ》で衝撃の欧州デビューを果たした米国出身のR.B.シュラザー演出という気鋭のコンビによる新制作の舞台映像です。日本語字幕付き
エリーナ・ガランチャ出演!パッパーノ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場管/サン=サーンス:歌劇《サムソンとデリラ》~2022年コヴェント・ガーデン新制作
本作は、20年に渡りコヴェント・ガーデンの音楽監督を務め、2023/24のシーズンでその任期を満了するアントニオ・パッパーノとイギリス演出界の名匠リチャード・ジョーンズのコラボレーションによる新プロダクションの収録です。題名役の二人に、現代最高のデリラ歌手と評されるメゾ・ソプラノのエリーナ・ガランチャ、力強く純朴な歌唱でガランチャと見事に渡り合うサムソン役の韓国出身のテノール、ソクジョン・ベク。日本語字幕付き
カラヤン&ベルリン・フィルのオネゲル、ベルリオーズ、オッフェンバックの3タイトルが初のSACDシングルレイヤー化!
カラヤン&ベルリン・フィルによるアナログ期の録音から、(1)オネゲル:交響曲第2番・第3番“典礼風”、(2)ベルリオーズ:幻想交響曲、(3)オッフェンバック:バレエ“パリの喜び”(抜粋)他の3タイトルが初のSA-CD~SHM仕様にて発売されます。いずれもドイツ・グラモフォンのオリジナル・アナログ・マスターを使用し、独Emil Berliner Studiosにて2024年制作のDSDマスターを使用。今回が初のSA-CD~SHM仕様でのリリースとなります
マーティン・ジェームズ・バートレット(p)『ラ・ダンス』~アーンのワルツではアレクサンドル・タローと共演!
1996年生まれのマーティン・ジェームズ・バートレットは、驚異的なテクニックを持ち、その年齢をはるかに超えた才能と優雅さで演奏し高い評価を得ています。この"ラ・ダンス"と題されたアルバムではバロック時代のラモー、クープラン、及び近代のドビュッシー、アーン、ラヴェルのダンスやワルツを集めています。フランス音楽のエスプリと、バートレットの美音を存分に堪能できる1枚です
サヴァリッシュ&ドレスデンによる名盤「シューマン:交響曲全集」がアナログLP盤(4枚組)として復活!
1972年9月1-12日、ドレスデン、ルカ教会で録音されたアナログLP時代の名盤です。これまでに数回リマスターされている音源ですが、アナログLP盤での発売に当たり、それぞれのマスターからのカッティングを行い、2002年のARTリマスタリング・マスター(担当技師:イアン・ジョーンズ)を使用したところ最もアナログ的な音質とそれぞれの音の定位がはっきりと再現されたため、この音源で180gアナログLPレコードとしてリリースいたします
サイモン・ラトル & ウィーン・フィル / ベートーヴェン:交響曲第5番 180gアナログLP盤で数量限定生産
サイモン・ラトルが2002年4月29日から5月17日間の3週間で、ウィーン・フィルとベートーヴェンの交響曲全集をライヴ録音したうちの1枚で、ベーレンライターのジョナサン・デル・マー校訂版を使用した、21世紀の幕開けを予感させた新時代のベートーヴェン像を表出させた圧巻の1枚。この名盤を、180gアナログLPレコードとして数量限定生産にて発売
パワー・ビッグズ『ヨーロッパの歴史的オルガン』(6枚組)~LP時代の名盤が35年ぶりに復活!
1961~70年にコロンビアは「ヨーロッパの歴史的オルガン」シリーズを録音するにあたってビックスに依頼し、バッハ、ブクステフーデ、クープラン、ダンスタブル、フレスコバルディ、アンドレア&ジョヴァンニ・ガブリエーリ、パーセル、ソレール、スウェーリンク、タリスなどの音楽を演奏しました。このセットはCD初期の1988年に日本で4枚組でCD化されましたが、今回はオリジナルLPのカップリングを再現するため6枚組となり、初のワールドワイドでの発売となります