MELOCLASSIC新譜10タイトル!ケンプ、アンダ、バレンツェン、マガロフ、シェリング、デュプレなどの未発表音源!
ヒストリカル・ファン待望のMELOCLASSIC新譜が約1年ぶりに発売。ピアノ編が全7タイトル、ヴァイオリン・チェロ編が3タイトルの計10タイトルが一挙発売となります。ピアノの注目はパリ音楽院に学んだ幻の女性奏者アリーヌ・ヴァン・バレンツェンの放送録音集。ヴァイオリン・チェロ編では何といってもジャクリーヌ・デュ・プレのライヴ録音でしょう。今回の10タイトルはすべて2枚組で、貴重音源の名演が2時間以上楽しめるのも嬉しいところです
サヴァール&ル・コンセール・デ・ナシオン/メンデルスゾーン:交響曲第4番“イタリア” 1833年初稿&1834年最終稿(SACDハイブリッド)
サヴァールのディスコグラフィで初登場の作曲家です。曲は天才メンデルスゾーンが旅から受けた感動がこれ以上ない躍動感で表出している≪イタリア≫、しかも2種の稿を収録。オーケストラは、リナ・トゥール・ボネがコンサート・ミストレスを務めるほか、2022年メンデルスゾーン・アカデミーに参加した若手奏者からの選抜メンバーも参加しているなど、メンデルスゾーンへの並々ならぬ思い入れのあるメンバーたちによって構成されています
ジョス・ファン・インマゼールの新録音!『18世紀パリのクラヴサン ~フランスの鍵盤音楽と同時代の名器』(3枚組)
ジョス・ファン・インマゼールの新録音は、クラヴサン独奏曲集を録音。現代随一の古楽鍵盤製作家3人の手で丁寧に修復された、18世紀パリ屈指の製作家たちによるオリジナル楽器3台を使用して、ルイ14世の治世末期から古典派前夜の1768年までに刊行された重要なクラヴサン曲集群から名品を厳選。マルシャンやクープラン、ラモー、フォルクレなどさまざまな世代の巨匠7人の至芸に、18世紀パリそのままの響きを通じて迫ります
ピノック&ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルによるJ.S.バッハ(エーラー編):パルティータ第1番、第2番、第5番(室内管弦楽版)
ユゼフ・コフレル編曲「ゴルトベルク変奏曲」が大きな話題となったトレヴァー・ピノックとロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブルによる、バッハの鍵盤楽器のための名作を室内管弦楽で演奏する企画第2弾。今回はトーマス・エーラーによる、編曲よりも一歩踏み込んだ「リイマジンド(再想像)」という作業を経て生み出された“パルティータ”から第1番、第2番、第5番を録音
ヤナーチェク歿後95周年記念!『レオシュ・ヤナーチェクの情熱の数々』(4枚組)~スプラフォン・レーベルの貴重音源から選曲
2023年、歿後95年を迎えたレオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)。BBCラジオの名プロデューサーでチェコの音楽を愛するパトリック・ランバートが、スプラフォン・レーベル誇る膨大な音源から歴史的名演を選曲した4枚組コンピレーション・アルバム『レオシュ・ヤナーチェクの情熱の数々』がリリースされます。ヤナーチェクの人生の様々な局面での感情を個性的な音楽であらわしていることが、このアルバムを通じてよくわかる構成となっています。現在廃盤の音源も多いだけに注目です
ロイヤル・コンセルトヘボウ管のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCO!ルーカス・マシアス・ナバロ指揮によるマーラー:交響曲第4番(室内アンサンブル版)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCOと、元RCO首席オーボエ奏者でもある指揮者、ルーカス・マシアス・ナバロがエルヴィン・シュタインが「私的演奏協会」のためにアレンジした室内アンサンブル版のマーラー第4番を録音
Naxos~2023年9月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回は数多くの映画音楽で知られるポール・チハラのピアノ作品全集に、ドメニコ・スカルラッティのソナタ集第28集、「ストライドピアノ」の名手、J.P.ジョンソンのショート・オペラ2篇、MARCO POLOからの移行盤ヨアヒム・ラフの交響曲第5番「レノーレ」、ズヴェーデンが指揮する香港フィルによるショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第9番の世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
ロウヴァリ&フィルハーモニア/マーラー:交響曲第2番“復活” 2022年ライヴ!
クレンペラー、マゼール、シノーポリ、そしてサロネンと引き継がれてきたフィルハーモニア管弦楽団のマーラー演奏の歴史に新たな1ページが加わりました。しかしそれはマーラー自身の「伝統とは火を守ることであり、灰を崇拝することではない」という言葉を体現しているかのように、新鮮な演奏で2021年より首席指揮者として活躍しているサントゥ=マティアス・ロウヴァリとフィルハーモニア管弦楽団の更なる飛躍を感じさせるものとなりました
ブルーノ・ワルター&コロンビア響/ベートーヴェン:交響曲第6番“田園” 2トラ38オープンリール復刻
2014年8月に発売したGS-2115以来、9年ぶりのリマスターで再登場です。今回復刻に使用したのはGS-2115と同じくアメリカから入手した2トラック、38センチ、オープンリール・テープの「Safety copy」ですが、当GS-2297では音採りから最終調整まですべてプロ用の機器でマスタリングを行い、めざましい効果を獲得しました。今度こそ、本当の〈最終形〉です。解説書は内容を刷新し、このLPの国内初出に関連した情報を限りなく収集しました。(平林直哉)
初録音!バセム・アキキ&モネ交響楽団によるフィリップ・ブスマンス最後のオペラ“かわいい我が子に下剤を!”
2022年4月に亡くなったベルギーの作曲家フィリップ・ブスマンス(1936-2022)。彼が最後に残した作品が今回初録音となったナンセンス喜劇《かわいい我が子に下剤を!》。ジャン=セバスティアン・ブ、ジョディ・デヴォスといった、フランス・オペラ界を牽引する歌手たちが素晴らしい演技と歌唱で作品を彩ります
初の全曲録音!カンペローネ&ミュンヘン放送管によるマスネ:歌劇《アリアーヌ》(3CD+BOOK)
マスネが1906年に初演、大成功を収めながらも再演の機会に恵まれず忘れられていった大作《アリアーヌ》の初の全曲録音が登場です。近代の稀少オペラ蘇演に確かな実績を持つローラン・カンペローネは、ミュンヘン放送の楽団と共に充実した解釈を聴かせ、アミーナ・エドリスによる表題役を筆頭に、歌手たちの歌唱も実に見事です
佐藤亜紀子によるアレッサンドロ・ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集(HQCD)
17世紀初頭を代表するリュート奏者・作曲家のアレッサンドロ・ピッチニーニ。2023年が出版記念400年となる『リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集第1巻』(1623)を、佐藤亜紀子が録音。作品自体が素晴らしいのはもちろん、リュートの演奏その他に関する重要な序文を含んでいるという点でも重要な楽譜です。リュートの重要な作品を体系的に録音した貴重な録音の登場といえましょう
ピリオド楽器アンサンブル「エー・ゲー・バロック」デビュー!ダーフィット・ポーレの“12の愛の歌”は世界初録音
ベルリン古楽アカデミー、ラウテン・カンパニー、フライブルク・バロック・オーケストラで活躍する奏者たちによって2021年の結成されたピリオド楽器アンサンブル「e.g.batoque(エー・ゲー・バロック)」がCDデビュー!二人のカウンターテナーをゲストに迎え、17世紀ドイツの作曲家ダーフィット・ポーレの声楽曲という世界初録音となる珍しいレパートリーを録音しています。カップリングはヨハン・フィリップ・クリーガーののトリオ・ソナタ1曲を収録しています
飯森範親&日本センチュリー響によるハイドン:交響曲集 Vol.21~第69番《ラウドン将軍》、第71番、第53番《帝国》(SACDハイブリッド)
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第25回、第27回コンサートのライヴ収録です
ファビオ・ルイージ&フェニーチェ歌劇場管によるオルフ:カルミナ・ブラーナ!2022年7月サン・マルコ広場での野外公演!
ファビオ・ルイージ指揮、フェニーチェ歌劇場管弦楽団によるオルフ:カルミナ・ブラーナ。2022年7月、ヴェネツィアのサン・マルコ広場で行われた野外公演の映像が登場!コロナ禍で特に上演が制限されていた合唱とオーケストラによる演奏が、ピアッツァ(=広場) で行われるということだけあって、市民は大盛り上がりとなっており、イタリアでは生中継も行われたそうです。ソリストにはレグラ・ミューレマン、ミヒャエル・シャーデ、マルクス・ヴェルバが出演
フィリップ・ヘレヴェッヘによるJ.S.バッハのカンタータ録音がBOX化!『J.S.バッハ:カンタータ録音集成~ハルモニア・ムンディ・イヤーズ~』(17枚組)
ヘレヴェッヘがハルモアムンディ・レーベルで行ったJ.S. バッハのカンタータ録音がボックスで登場します。48 作、17 枚組。豪華歌手陣による歌唱、そしてなによりいつ聴いても典雅にしてやわらか、至極の美音の管弦楽となめらかな合唱。不朽のカンタータ名演録音の数々をじっくりと味わいたいボックスセットです。(キングインターナショナル)
ズヴェーデン&香港フィルの新録音!ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、第9番
香港フィルハーモニー管弦楽団とヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの新録音はショスタコーヴィチの2つの交響曲です。収録されているのは第5番と第9番。オーケストラの高い機能性を用い、性格の異なる2つの交響曲(重厚、複雑な第5番、かたや新古典的な様式を持つ軽妙な第9番)を鮮やかに描きわけ、ショスタコーヴィチの多面性を際立たせています
コルネリウス・マイスター&ウィーン放送響による2017年ライヴ!ヘンツェ:オラトリオ“メデューサの筏”
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェが1967年に作曲した2人のソリストと語り手、大合唱団とオーケストラのためのオラトリオ“メデューサの筏”。過激な演出に反対した人々が乱闘騒ぎを起こしたために1963年の初演の上演が中止されてしまい、結局1971年まで初演が行われることのなかった問題作です。このアルバムには作曲から50年目に行われた演奏会形式上演のライヴを収録
延原武春&コレギウム・ムジクム・テレマンによるJ.S.バッハ:管弦楽組曲集(第2番、第3番、第5番)
フルートに代わりヴァイオリンによるイ短調の第2番。弦と通奏低音のみによる精悍な第3番。巨匠 延原武春が挑む、バッハ「管弦楽組曲」の真の姿!(ナミ・レコード)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCO!オリヴィエ・パテイ指揮によるブルックナー:交響曲第7番(アンサンブル版)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーで構成される室内アンサンブル、カメラータRCOをRCO首席クラリネット奏者、オリヴィエ・パテイが振る!弦五部とクラリネット、ホルン、ティンパニにピアノとアコーディオンを加えた計10名での演奏でブルックナー:交響曲第7番(アンサンブル版)を録音