ジョー・ヘンリー初来日公演がスタート！

孤高のシンガー・ソングライターにして、いま最も注目すべきプロデューサー、ジョー・ヘンリー。 ダニエル・ラノワは最高だ、T・ボーン・バーネットもいい。しかしこれからはジョー・ヘンリーの時代だ。音響的なサウンドメイキングはもちろん、アーリー・ジャズからフリージャズ、さらにブルース、ソウル、カントリー、フォークと、アメリカの豊穣な音楽遺産を縦横無尽に編み込む、その豊かな感性と知識に脱帽である。 (和田博巳)

アメリカ音楽を更新し続ける男、ジョー・ヘンリーの初来日公演が3/30(火)の京都・磔磔を皮切りにスタートした。4/2(金)の横浜Thumbs Upでの公演は既にチケットが完売になっており、いよいよ、4/4（日）に日比谷公園大音楽堂でおこなわれる『歌と花見の野外音楽フェスティバル 「ウォッチング・ザ・スカイ '10」』を残すのみとなった。

ボブ･ディラン、ランブリング・ジャック・エリオット、エルヴィス・コステロ、アラン・トゥーサン、サリフ・ケイタ、ミシェル・ンデゲオチェロ、ブラッド・メルドー、ヴァン・ダイク・パークス、ダニエル・ラノワ、Tボーン・バーネット、クレイグ・ストリート……。これらのミュージシャンが交錯する地点にいる、ジョー・ヘンリーという稀有な存在感を肌で体感することのできる、またとない機会になるはずだ。

なお、招聘元のプランクトンのウェブサイトには、ジョー・ヘンリーと様々なミュージシャンたちの関係が一目瞭然の交流図や若林恵氏によるテキストなどが掲載されており、公演前に是非チェックしておきたいところ。

また、『ウォッチング・ザ・スカイ '10』にはジョー・ヘンリー以外にもエミ・マイヤー、アン・サリー、おおはた雄一、、ハンバートハンバート、ジェシー・ハリスといった人気のミュージシャン達が出演する。

『歌と花見の野外音楽フェスティバル「ウォッチング・ザ・スカイ '10」』
日時：2010年4月4日（日）13:00開場／13:30開演（終演19:30予定）
会場：日比谷公園野外大音楽堂
料金：前売6,000円・当日6,800円（指定席・税込）
※雨天決行　※再入場可　※小学生以上有料（子ども・学生割引等の設定はございません）

チケットについての詳細はプランクトンまで（http://www.plankton.co.jp/）