Naxos~2024年2月第2回発売新譜情報(5タイトル)
今回はゴラン・フィリペツが弾くバルトーク作品集、ウクライナの3人の作曲家のヴァイオリン・ソナタ集、18世紀から19世紀にかけてミュンヘンで活躍したボーラー兄弟の協奏曲など、世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
エルミタージュ・レーベルの名盤がアナログLP化!ストラヴィンスキー、ルービンシュタイン、ウーギ、ピアソラ、他(6タイトル)
イタリアのエルミタージュ・レーベル(Ermitage)は1980年代に設立され、1990年代にスイス・イタリア語放送などの正規音源からストラヴィンスキー、ルービンシュタイン、ウーギ、ピアソラなどの良質なライヴ録音を次々にCDリリースし注目を浴びました。このほど、ハリドン・ミュージック(Halidon Music)が音源をライセンスし、ポップなイラストによる新装丁でリイシューすることとなりました。ここではLP6タイトルをご紹介いたします
エルミタージュ・レーベルの名盤が新装復活!フルトヴェングラー、ルービンシュタイン、ギレリス、ウーギ、ピアソラ、他(9タイトル)
イタリアのエルミタージュ・レーベル(Ermitage)は1980年代に設立され、1990年代にスイス・イタリア語放送などの正規音源からフルトヴェングラー、ルービンシュタイン、ウーギ、ピアソラなどの良質なライヴ録音を次々にCDリリースし注目を浴びました。このほど、ハリドン・ミュージック(Halidon Music)が音源をライセンスし、ポップなイラストによる新装丁でリイシューすることとなりました。ここではCD9タイトルをご紹介いたします
新ウィーン八重奏団、ウィーン管楽合奏団『The Decca Recordings』(18枚組)~ウィーン・フィル・メンバーによる室内楽録音集!
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から選ばれた優れた演奏者からなる新ウィーン八重奏団、ウィーン管楽ソロイスツ、ウィーン・ヴァルトホルン合奏団、ウィーン・フルート・トリオなど、ウィーンの室内楽アンサンブルの録音集がデッカより発売されます。CD18枚組ボックス・セット。限定盤
シギスヴァルト・クイケン80歳記念盤『モーツァルト: 室内楽録音集』(8枚組)
クイケンと長年つきあいのあるACCENTレーベルに録音されたモーツァルトの室内楽をまとめた8枚組ボックス。CD5枚分を占めるヴァイオリン・ソナタ集やクイケン3兄弟そろいぶみのフルート四重奏曲、4人編成で弾く『アイネ・クライネ』などがお買い得価格で楽しめる記念セットです。
シギスヴァルト・クイケン80歳記念盤『ソロ~ヴァイオリン、スパッラ、ガンバのための作品集』
2024年2月16日に80歳の誕生日を迎える彼が、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、クラヴィコードを弾き分けたソロ・アルバム。ガンバの経典オルティスの『変奏論』に始まり、イギリス・バロックに強い影響を与えたバルツァー、無伴奏ヴァイオリンの名作ビーバーの『パッサカリア』、クラヴィコードを含む種々の楽器で聴くバッハ不朽の無伴奏、そして「最後のガンバ奏者」アーベルと、年代順に構成された収録内容!
外山雄三&大阪交響楽団 森下幸路(vn)『外山雄三自作自演集 Vol.2 』~ヴァイオリン協奏曲第1&2番、ラプソディ
2023年7月11日に92歳で歿した巨匠指揮者・外山雄三の追悼盤。メインは2篇のヴァイオリン協奏曲。2018年2月と19年11月にザ・シンフォニーホールで行われたコンサートのライヴで、独奏は大阪交響楽団首席ソロコンサートマスターの森下幸路。森下は外山のヴァイオリン・ソナタの録音を作曲者が絶賛するなど信頼厚く、2篇の協奏曲も彼をおいてほかには考えられない演奏者。「ラプソディ」は「自作自演集Vol.1」とは別音源2019年8月31日ライヴ
マタチッチ&ザグレブ・フィル 完全初出のベートーヴェン:交響曲全集ツィクルス 1980-1981(5枚組)
巨匠マタチッチはベートーヴェンを満遍なく取り上げていた指揮者ではありません。生涯で二度しか全曲演奏会をしなかったと言います。その最初のものは1962年のミラノ放送響とのもので、CDとして既出です。ついに登場する巨匠最後のベートーヴェン・ツィクルスは巨匠のお膝元であるクロアチアのザグレブ。もちろん手兵のザグレブ・フィルを率いての大演奏です。HRTクロアチア所蔵の音源は優秀なステレオ。正に巌の如きベートーヴェンがそそり立ちます
『作曲家&指揮者 ヴィクトル・カラビス』~2023年チェコの作曲家カラビス生誕100周年企画
スプラフォン・レーベルが力を注いで録音を進めている20世紀チェコを代表する作曲家ヴィクトル・カラビス(1923-2006)が、2023年に生誕100周年を迎えました。生誕90周年を記念してリリースした『交響曲&協奏曲集』(SU-4109)はカラビス後期の作品が中心でしたが、当アルバムには1948年から1951年にかけての3つの作品(序曲「青春」、協奏曲「ストラヴィンスキーへのオマージュ」、チェロ協奏曲)を収録しており、すべてカラビス指揮による自作自演集です
ジャン=イヴ・ティボーデ&マイケル・ファインスタイン『Gershwin Rhapsody』~二人の名ピアニストによるデュオ・アルバム
1924年の『ラプソディ・イン・ブルー』の初演から100周年となるのを記念して、ジャン=イヴ・ティボーデは“「グレイト・アメリカン・ソングブック」の百科事典”と称されるマイケル・ファインスタインとともにデュオ・アルバムをリリースします。ガーシュウィンの最も愛されているメロディとともに新たに発見された4曲のガーシュウィンの楽曲『Graceful and Elegant』『Dance of the Waves』『Sutton Place』『Under The Cinnamon Tree』が収録されています
DGのLP復刻『オリジナル・ソース・シリーズ』第1弾発売の4タイトルを「SECOND EDITION」として限定発売!
ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオスが1970年代の4トラックの1/2インチ・マスターから、独自の最先端かつ100%ピュアなアナログ技術を駆使してミキシング&カッティングし、最高音質を実現。オプティマル社製180g重量ヴァージン・ヴィニール盤。オリジナル・アートワーク&ライナーノーツ、スリーブ内に追加写真や録音資料を掲載。豪華ゲートフォールド仕様。限定盤。シリアルナンバー無し。品番・POS・価格が変更となっております
ヴァシレク&プラハ・フィルハーモニー合唱団『村の物語』~ストラヴィンスキー:バレエ音楽「結婚」、ヤナーチェク:わらべ歌、バルトーク:3つの村の情景
ルカーシュ・ヴァシレク率いるプラハ・フィルハーモニー合唱団の精鋭メンバーによる独唱、合唱と室内オーケストラ(器楽アンサンブル)という特殊なレパートリーを集めた3篇!ストラヴィンスキー:バレエ音楽「結婚」、ヤナーチェク:わらべ歌、バルトーク:3つの村の情景を収録。キリル・ゲルシュタイン、ツェムリンスキー四重奏団、ベルフィアト五重奏団も参加!
ブラスアンサンブル・ロゼ『スイート・ロゼ』
ブラスアンサンブル・ロゼのために酒井格が作曲した作品のみを収録したアルバム。各作品ごとにひとりがフィーチャーされ、他の4人がバックの演奏になる金管五重奏曲となっています。それぞれの個性が活かされた金管奏者必聴の好アルバムです。(ワコーレコード)
ワルシャワ・ウインド・オーケストラ『ポーリッシュ・サウンド~グジェゴシュ・ドゥフノフスキ:吹奏楽のための作品集 Vol.2』
ポーランドのインディペンデント・レーベル「DUX(ドゥクス」」より、ポーランドの現代作曲家グジェゴシュ・ドゥフノフスキによる吹奏楽作品集が登場。シンフォニア・ヴァルソヴィアの管楽器奏者と打楽器奏者たちがメンバーのワルシャワ・ウインド・オーケストラが奏でるポーランドの吹奏楽サウンドをお楽しみください
世界初録音!テンプル&ハートフォードシャー合唱団、ロンドン・オーケストラ・ダ・カメラ/カール・ジェンキンス:武装した男(平和のためのミサ)
ハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者デイヴィッド・テンプルによるSignum第3弾は、イギリスの作曲家カール・ジェンキンスの《武装した男(平和のためのミサ)》 の世界初録音となるアンサンブル版。推進力のあるリズム、雷鳴のようなクライマックス、恐怖に満ちた瞬間、そして優しく印象的なメロディーなど、原曲が持つ魅力はそのまま残されています
世界初CD録音!シュトラスブルク&アッペル/モーツァルト:レクイエム K.626(ジュスマイヤー補筆完成版に基づく、ツェルニー編曲4手ピアノ連弾版)
カール・ツェルニーが編曲した4手ピアノ連弾版によるモーツァルト《レクイエム》の、合唱を伴わないヴァージョンを世界初CD録音!世界初録音となるロバート・レヴィン版アーメン・フーガの4手ピアノ連弾編曲も収録
ビシュコフ&チェコ・フィル/スメタナ:連作交響詩“わが祖国”全曲~スメタナ生誕200年記念!
ビシュコフ&チェコ・フィルはPENTATONEレーベルよりマーラーの交響曲全曲録音が進行中ですが。当アルバムは今年(2024年)に生誕200年、歿後140年を迎えたスメタナの『わが祖国』です。チェコ共和国激動の政治史の象徴であり、ボヘミアの風景、歴史、伝説をテーマにした『わが祖国』は、有名な「モルダウ」を含む全6曲からなる連作交響詩。あまりに美しいスメタナの最高傑作をビシュコフ率いるチェコ・フィルの熱演でお楽しみください
フルトヴェングラー&VPO~チャイコフスキー:交響曲第4番、ハイドン:驚愕 2トラ38オープンリール復刻
1951年1月、フルトヴェングラーは4回の第9公演とHMVのセッション録音とで、ウィーン・フィルと密に接していました。その最大の成果とされるのがこのディスクのハイドンとチャイコフスキーです。同内容の演奏は2018年にGS-2179として発売しましたが、今回は新規にテープを取り寄せ、全工程をプロ用機器でマスタリングを行いました。フルトヴェングラーとウィーン・フィルの絶好調の名演が、旧盤と比較して3割増しの情報量で楽しめます。(平林直哉)