キム・ソンヒョン『ポテンシャル』~リスト:ベッリーニの《ノルマ》の回想&バルトーク:管弦楽のための協奏曲(ピアノ独奏版)
韓国のクラシック・レーベル、実力派アーティストの発掘、紹介を行う「K-CLASSICシリーズ」の第2弾はキム・ソンヒョン。デビュー・アルバムのプログラムに選んだのは、リストの「ベッリーニの《ノルマ》回想」、そして作曲者自身の編曲によるピアノ独奏版のバルトーク「管弦楽のための協奏曲」という圧巻の2作品!
ジョナタン・フルネル/モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番、第21番 ~次世代ソリストによるモーツァルト Vol.8
若手から中堅までの注目ソリストが登場するAlphaレーベルのモーツァルトの協奏曲シリーズ第8弾。2021年エリザベート王妃コンクールの覇者ジョナタン・フルネルが登場。取り上げた曲目は、エリザベート王妃コンクールのセミ・ファイナルでも素晴らしい演奏を披露したピアノ協奏曲第18番と、第21番ではリパッティのカデンツァ弾いているのも嬉しいところ
世界初映像化!クアトリーニ&オーケストラ・リ・オリジナーリ/ドニゼッティ:歌劇《キアラとセラフィーナ》
若きドニゼッティの秀作《キアラとセラフィーナ》。本作は初演から200年を経た2022年12月、ドニゼッティの生地、ベルガモでの復活蘇演の舞台収録です。世界初映像化。ポップでカラフルな仮装、衣装を身につけた歌手たちの溌剌とした演技と歌唱によって若きドニゼッティの意欲作を、鮮やかに現代に蘇らせました。日本語字幕付き
フランクフルト歌劇場/音楽劇『ただ憧れを知る者だけが』~クリストフ・ロイが構成&演出したチャイコフスキーの歌曲による音楽劇!
本作は、世界中のオペラ・シーンで引く手あまたの演出家クリストフ・ロイが、チャイコフスキーがその生涯を通じて作曲した100曲余りの歌曲から24曲を抽出し、数曲の器楽曲を加えて構成制作した音楽劇です。作曲家になぞらえられた主人公に、世界の檜舞台で活躍するバリトンのウラジスラフ・スリムスキー、彼を取り巻く男女4人に舞台演技にも秀でた実力派の歌手を起用。日本語字幕付き
『アラン・ペッテション-コンプリート・エディション』(17SACD Hybrid+4DVD)~BISレーベルの大偉業!未発表作品を含むペッテション作品がボックスで登場!
アラン・ペッテションの17曲の交響曲、室内楽曲、声楽曲など未発表作品を含む全作品がボックスで登場。この度初SACDハイブリッド化されたディスクも多く、マティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリングでお届けします。ペッテションと彼の作品について、さらにはペッテションを知る音楽家たちが出演した4枚のDVD(NTSC)付き
ハーディング&フェニーチェ歌劇場管『フェニーチェ劇場ニューイヤー・コンサート2023』
ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場で行われたニューイヤー・コンサート2023のライヴ映像が登場。本映像のダニエル・ハーディングは、2011年、2015年、2021年に続く4度目の登場。注目のソプラノ歌手フェデリカ・ロンバルディ、若き逸材として現在世界の歌劇場を賑わしているテノール歌手フレディ・デ・トマーゾといった豪華歌手陣とともに、オペラの名曲の数々が新年の幕開けとともに奏でられます
プジェミスル・ヴォイタ、イェ・ウー、フローレンス・ミレー/『ジョン・ケージ:Music for Three』~ホルン、ヴァイオリン、ピアノの編成は世界初録音!
2010年ARDミュンヘン国際音楽コンクール覇者、チェコのホルニスト、プジェミスル・ヴォイタの新録音は、ジョン・ケージ。ホルン、ヴァイオリン、ピアノの編成による「Music for Three」は世界初録音!
ナッシュ・アンサンブル/チャイコフスキー:弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》&コルンゴルト:弦楽六重奏曲
ロンドンのウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務めるナッシュ・アンサンブル。このアルバムではチャイコフスキー最晩年の作品弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》と、20歳を迎える前に書かれたコルンゴルトの弦楽六重奏曲を取り上げています
Naxos~2024年2月第1回発売新譜情報(3タイトル)
今回はガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」の最新の比較校訂版による演奏に、世界初録音を3曲含むヴュータンのヴァイオリン希少作品集、ロッシーニの歌劇《イングランドの女王エリザベッタ》全曲盤の世界初録音を含むCD3タイトルがリリースされます
マダラシュ&リエージュ・フィル/フランク:オラトリオ《至福》(2枚組)~フランクの200回目の誕生日にリエージュで行われたライヴがCD化!
フランクが10年もの歳月をかけて取り組んだオラトリオ《至福》は、ジョゼフィーヌ・コロムによるマタイの福音書などを元にしたフランス語の歌詞によるもの。マダラシュ&リエージュ・フィルによる、フランクの200回目の誕生日に、生地リエージュで行われた大作オラトリオ《至福》のライヴがCD化
フローレス、マリオッティ&ウィーン国立歌劇場管/ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》
本映像は、2021年9月、ウィーン国立歌劇場で上演された《セビリアの理髪師》。現代最高のロッシーニ・テノールのファン・ディエゴ・フローレス、指揮者ミケーレ・マリオッティという鉄壁のロッシーニ布陣。ロジーナは、注目のメゾソプラノ歌手のヴァシリサ・ベルジャンスカヤ、そしてフィガロにはカナダのバリトン歌手エティエンヌ・デュピュイが出演。日本語字幕付き
ノセダ&ワシントン・ナショナル響/ベートーヴェン:交響曲全集(5SACD-Hybrid+2Blu-ray-Audio)
ノセダ率いるワシントン・ナショナル交響楽団によるベートーヴェン全集でSACD Hybridボックスで登場。ブルーレイ・オーディオ2枚もついており、こちらにはハイスペックの音源がつめこまれた上、第九の映像も収められているという豪華充実ボックスです。ここでは予定調和に終わらないベートーヴェンが展開されています。洗練された美しさの弦や管楽器が浮かび上がらせるふとしたメロディの美しさにもハッとさせられます。第九での豪華歌唱陣も迫力の歌声です
マルク・ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊、コジェナー、モーリー/ヘンデル: 歌劇“アルチーナ”
この「アルチーナ」はミンコフスキによる久々のセッション録音でのヘンデルのオペラであり、過去に同オペラを上演しているミンコフスキにとって満を持した録音です。タイトルロールのアルチーナに、世界的メゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナー、モルガーナに、メトロポリタン歌劇場を中心に活躍する実力派ソプラノ、エリン・モーリー、ルッジェーロにカストラートが担った英雄役を得意とするメゾ・ソプラノ、アンナ・ボニタティブスという素晴らしいキャスト
インキネン&ドイツ放送フィル/ドヴォルザーク: 交響曲第7番・第8番
ドイツ放送フィルによるドヴォルザーク交響曲全集第6弾。前半3枚を指揮したチチョンより、第4弾からインキネンが引き継ぎ、素晴らしい演奏を披露しています。2017年からドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者と務めるインキネンは、作品のスコアを丹念に読み込み、細かい対旋律までをも際立たせることでオーケストラから明瞭な響きを引き出し、メリハリあるテンポで全曲を聴かせます
バイバ・スクリデ(vn)オルソップ&ウィーン放送響/ブリテン: ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデと名指揮者マリン・オルソップが共演。スクリデの演奏は、どちらの曲でもブリテン作品の持つ内省的、神秘的な雰囲気を大切にしながら、技巧的な部分では鮮やかに楽器を駆使し、最後まで緊張感をゆるめることなく一気に弾き切っています。二重協奏曲でヴィオラを弾くのはスイス・イタリア語放送管弦楽団のソロ・ヴィオラ奏者を務めるイヴァン・ヴクチェヴィチ。スクリデと息のあった演奏を聴かせます
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送響/モーツァルト: レクイエム (ジュスマイヤー版)~マリス・ヤンソンス・エディションより初分売!
2017年5月、ライヴ録音。4人の優れた歌手たちを揃えたこの演奏は聴衆たちに称賛され、また音楽誌からも高く評価されました。使用楽譜は一般的な「ジュスマイヤー版」。ヤンソンスはオーケストラの機動力を生かしつつ、重量感のある音色を紡ぎ出しながら、力強い推進力で全曲をきっちりまとめています。※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX… 900200からの分売となります
マーク・エルダー&ベルゲン・フィル/ディーリアス:人生のミサ(2枚組)~首席客演指揮者就任後初レコーディング!
マーク・エルダーが2022年9月からノルウェーの歴史ある名門オーケストラ、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任。就任後すぐに行われた最初のレコーディングに選んだのはエルダーが高く評価するディーリアスの傑作“人生のミサ”。ロデリック・ウィリアムズをはじめ豪華な歌手陣の参加も注目すべきポイントです
フランチスカ・ピーチが率いる弦楽三重奏団「トリオ・リリコ」第3弾!『トレジャーズ』~イザイ、ドホナーニ、コダーイ、エトヴェシュ
フランチスカ・ピーチが率いる弦楽三重奏団「トリオ・リリコ」。2014年に結成した当団は、古典はもちろんのこと近代、そして新作委嘱まで幅広い作品を演奏してきました。今作ではイザイ、ドホナーニ、コダーイの20世紀初頭のベルギーとハンガリーの作品を取り上げました。エトヴェシュの弦楽三重奏曲は、ヴァイオリン、ヴィオラ奏者クリストフ・デジャルダンへの追悼として書かれた作品です
横島礼理 1stソロアルバム!『G線上のアリア ヴィルヘルミ:バロック編曲集』
NHK交響楽団第一ヴァイオリン次席を務める若き俊英、横島礼理の1stソロアルバムは、「ドイツのパガニーニ/第2のパガニーニ」と称されたロマン派後期のヴァイオリン名手ヴィルヘルミの遺した、バッハを主とするバロック音楽編曲集。現在では殆ど顧みられることのないボウイング指示・運指・発想記号から見えてくる当時のロマンティシズムやヴィルトゥオーゾ像を通じて、音楽の表現についての新鮮な発見をきっともたらす一枚。(コジマ録音)
高橋明日香『ハンス・ウルリヒ・シュテープス作品集 Vol.I』
ハンス・ウルリヒ・シュテープス(1909-1988)は、パウル・ヒンデミットに師事したドイツの作曲家、音楽教育者、リコーダー奏者。リコーダーとピアノ、リコーダーとモダン・チェンバロ、そしてリコーダー三重奏という3種類の編成による計8作品を収録。古楽と近代音楽の瑞々しい融合が、澄みわたる精緻なアンサンブルで描かれます