アントワン・タメスティ、オッグ、ロト&ケルン・ギュルツェニヒ管 『モートン・フェルドマン:ヴィオラ・イン・マイ・ライフ』 2025年10月下旬発売 ~フェルドマン生誕100周年!
ヴィオラ奏者、アントンワン・タメスティの最新盤は、2026年に生誕100周年を迎えるモートン・フェルドマン。フェルドマンの作品といえば極めて静謐、小音量で、繊細さを追求していたのに対し、この“ヴィオラ・イン・マイ・ライフ”では旋律的な要素が前面に出ているという特別な作品です。最も大規模な編成の第4曲ではフランソワ=グザヴィエ・ロトが指揮を務めています
Naxos~2025年10月第2回&11月第1回発売新譜情報(10タイトル)
今回はプッチーニ初期の器楽曲および宗教音楽を中心に収録したアルバムに、ブラジルのクラウジオ・サントロの交響曲全集第5集、ヘンリク・ヴィエニャフスキの弟、ユゼフのピアノ曲集、2022年のヴィルトバート・ロッシーニ音楽祭で録音されたロッシーニの歌劇《アディーナ》など、世界初録音を含むCD10タイトルがリリースされます
サヴァリッシュ&SKD『シューマン:交響曲全集、他』ミケランジェリ『シューマン:謝肉祭、他』SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年10月24日発売
株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」最新作は、サヴァリッシュによるシューマンの交響曲全集と、2025年に没後30年となるミケランジェリのシューマン・アルバム。いずれも名盤中の名盤であり世評が高い演奏です。今回も復刻に際し、いずれも従来盤を超える音質を目指しました。解説も新規で収録していますので、素晴らしい音色で蘇った音質と合わせ、お楽しみください
ジャナンドレア・ノセダ&ワシントン・ナショナル響『マーラー: 交響曲第7番』SACDハイブリッド 2025年12月上旬発売
同コンビによるマーラー第1弾。2017年からノセダが音楽監督を務めるオーケストラとの協働が非常に実り豊かであることを感じさせる充実演奏です
イリーナ・メジューエワ『ショパン・リサイタル (サラマンカホール・ライヴ 2025)』2025年10月31日発売
メジューエワの2025年サラマンカホール公演のライヴ録音は得意とするショパン。スケルツォ全4曲をメインにエチュードやマズルカを組み合わせた魅力的なプログラム。深い読みと卓越したテクニックで、それぞれの曲の真価を見事に描き出します。今年100歳となるヴィンテージ・スタインウェイの華麗な響きを一層引き立てるサラマンカホールの優れた音響も聴きどころです。(使用楽器:1925年製NYスタインウェイ CD135)
アマンディーヌ・ベイエ&リ・インコーニティ 『バッハ・フロム・イタリー』 2枚組 2025年11月中旬発売 ~日本語解説付、国内限定仕様
アマンディーヌ・ベイエとリ・インコーニティの新譜は、バッハが当時のイタリア音楽、特にヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟の作品に抱いた熱烈な傾倒を明らかにする内容です。日本語解説と帯が付属した、国内限定仕様での発売です
下野竜也&NHK交響楽団『スッペ: 「軽騎兵」「詩人と農夫」序曲、オッフェンバック: 「パリの喜び」抜粋』SACDハイブリッド 2025年10月22日発売
オッフェンバックの名曲を組み合わせたバレエ「パリの喜び」(ロザンタール編)の抜粋とスッペの有名な序曲を演奏した、2025年2月のNHKホール定期公演のライヴ盤。N響正指揮者の下野竜也の上品かつウィットに富んだタクトの下、オーケストラの完成度の高さに圧倒されるパフォーマンスがここに収められています
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル『ブルックナー: 交響曲第8番』MQA-CD2枚組 2025年9月下旬発売
当演奏は伝説の1966年日本公演の直後に行われたヨーロッパツアーから名ホールアムステルダム・コンセルトヘボウで行われた凄絶なステレオ・ライヴ。初回限定で1枚価格にてご提供します。英日のライナーノート付
ヘルベルト・フォン・カラヤン&ウィーン・フィル『ヨハン・シュトラウス2世: 「こうもり」序曲、皇帝円舞曲、アンネン・ポルカ、他』MQA-CD 2025年9月下旬発売
第二次世界大戦後初の大規模万博として欧州復活を世界にアピールしたブリュッセル万博におけるライヴ。1958年5月7日ブリュッセル、グランド・オードトリアム、万博会場(モノーラル)
ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア、デヴィッド・ボウイ『プロコフィエフ:ピーターと狼』SACDハイブリッド(ステレオ/マルチチャンネル) 2025年10月下旬発売
英ダットンによる70年代の4チャンネル・ステレオのSACDハイブリッド化最新作。ロック歌手のボウイがナレーションを務めたことで話題を集めた《ピーターと狼》をソニークラシカルから音源をライセンスし、初SACDハイブリッド化するもの。ブリテンの《青少年のための管弦楽入門》(ナレーションなし)もオリジナルLP通り収録。また、1972年リリースの『フィラデルフィア・サウンドの世界』も完全収録。LP2枚分がSACDハイブリッド盤1枚に入っています
ダニエル・バレンボイム『エルガー:海の絵、南国にて』SACDハイブリッド(ステレオ/マルチチャンネル) 2025年10月下旬発売
英ダットンによる70年代の4チャンネル・ステレオのSACDハイブリッド化最新作。1974~76年に当時30代前半のバレンボイム(1942年11月15日生まれ)がロンドン・フィルとともに録音した一連のエルガー録音より、《海の絵》《南国にて》《インドの王冠》《イギリス更新曲》を初SACD化。《海の絵》《南国にて》はLPを含めて、国内盤が出ていなかった録音です
チャールズ・ゲルハルト&ナショナル・フィル『ジョン・ウィリアムズ 交響組曲「ジェダイの復讐」』SACDハイブリッド 2025年10月下旬発売
英ダットンによるRCA初期デジタル録音のSACDハイブリッド化。アメリカの指揮者、レコード・プロデューサー、アレンジャーのチャールズ・ゲルハルト(1927~1999)は、1970年代から自ら指揮台に立って、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団とともに映画音楽のレコードを10数枚制作しました。録音は一貫して英デッカの名物エンジニア、ケネス・ウィルキンソンが手掛け、優秀録音としても知られています
ヴィキングル・オラフソン 『オーパス109』 CD/LP 2025年11月21日発売
今回のアルバムの中心となるのは、ベートーヴェン晩年の傑作ピアノ・ソナタ第30番 。オラフソンはこの作品を、J.S.バッハからシューベルトへと至る音楽史の大きな流れの中に位置づけ、時代を超えた対話として提示します。アルバムには、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番、シューベルトのピアノ・ソナタ第6番、バッハのパルティータ第6番を収録。さらにアルバム全体をホの調で統一し、冒頭には《平均律クラヴィーア曲集》第1巻からプレリュード、結尾にはフランス組曲第6番からサラバンドを置くことで、鮮やかな構成美を描き出しています
プレヴニャク&ヴェルサイユ王室歌劇場管、ヨンチェヴァ 『パーセル:歌劇《ダイドーとイニーアス》』 ブルーレイ+DVD 2025年10月30日発売
ヴェルサイユ宮殿の王室歌劇場を舞台に、英国バロック最大の作曲家パーセルの傑作歌劇《ダイドーとイニーアス》を古典的演出・古楽器演奏で堪能できる新映像。演出を務めるのは、セシル・ルーサとジュリアン・リュベク。作品初演時にも存在しえた古典的な舞台装置を用い、宙乗りやアクロバットを駆使して舞台の高さも味方につけながらバロック期の興行を再現するスタイル。表題役ヒロインは近年の来日公演も話題を呼んだ名歌手ソーニャ・ヨンチェヴァです
フュジェ&レゼポペー 『モンテヴェルディ:歌劇《ポッペアの戴冠》』 3枚組 2025年10月30日発売
ヴェルサイユ宮殿主宰のレーベルCVS(Chateau de Versailles Spectacles)から、モンテヴェルディの最後のオペラ《ポッペアの戴冠》の録音が登場。演奏はステファーヌ・フュジェ率いるレゼポペー。表題役のフランチェスカ・アスプロモンテやニコロ・バルドゥッチを筆頭に、エヴァ・ザイシク、ニコラス・スコットなど豪華歌手陣が集結。ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」で2023年録音
ヴラド・ペルルミュテール『フランス・ピアノ名曲選』(1972年録音) SACDハイブリッド タワレコ限定 2025年10月22日発売
ラヴェルの薫陶を受けた、名高いペルルミュテールの日本録音です。このアルバムは1972年の来日時に収録された音源で、ラヴェルの他、ドビュッシーやフォーレなど、ペルルミュテールが得意とするフランスのピアノ音楽を集めたものでした。初期のデジタル録音ながらその音質は素晴らしく、アナログ録音とは異なる静寂性と鮮烈さを持った日本が誇るべき優秀録音盤です


















