ラドゥ・ルプーLIVE 第6集~ベルティーニとのモーツァルト:ピアノ協奏曲第12番&第21番、1987年10月16日 東京リサイタル、他
ルプーの貴重なライヴ音源集、第6弾です。ベルティーニとの協奏曲2種に、優勝した67年エネスコ国際コンクールからの音源と87年の東京リサイタルを収録。(キングインターナショナル)
ティーレマン&シュターツカペレ・ベルリン/ワーグナー:楽劇“ラインの黄金”~2022年10月ライヴ
2022/23シーズンはバレンボイムがベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任して30年という記念すべき年でした。もっとも注目されていたのはチェルニャコフ新演出による《ニーベルングの指環》。4夜連続上演をシーズン中に4回行う予定でしたが、バレンボイムが体調を崩してしまったため、3回をティーレマンが、もう1回をバレンボイムの弟子トーマス・グガイスが務めました。今回C majorレーベルよりティーレマン指揮による4部作が映像商品としてリリースされます!
ストゥールゴールズ/カレヴィ・アホ:ギター協奏曲、ホルン五重奏曲、バッハ(アホ補完):コントラプンクトゥス XIV(SACDハイブリッド)
フィンランドのカレヴィ・アホは、交響曲の作曲家として知られる一方、さまざまな楽器のための協奏曲と室内楽曲の作曲、シベリウスをはじめとする他作曲家の作品の編曲と補筆も数多く手がけています。新しいアルバムでは彼が21世紀に書いたこの3つのジャンルの作品が作曲家立ち合いの元、演奏されました
ブラビンズ&BBCウェールズ国立管/ピカード: 交響曲第2番&第6番、ヴェルレーヌ歌曲集(SACDハイブリッド)
イギリスの作曲家ジョン・ピカードは、独自の力強さをもつ、調性を大胆に拡大した語法の管弦楽と器楽の作品でもっともよく知られています。ナッシュ・アンサンブルが彼の室内楽作品を演奏した『アレッポの園芸商』(BIS SA-2461)に次ぐ、2曲の交響曲と室内管弦楽共演の歌曲集。ソプラノのエマ・トリング Emma Tring は、ブリストル大学とギルドホール音楽演劇大学で学び、今日の音楽を中心とするレパートリーでソリストとアンサンブル歌手として活動しています
シモーネ・ラムスマ&カンディダ・トンプソン『ペルト、バッハ 作品集』
オランダに生まれイギリスで学んだヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマと、イギリス生まれのカンディダ・トンプソンによる、ペルトとバッハの作品を集めたアルバム。その強いつながりを示す「コラージュ」では、ペルト初期の動きのある作風でBACH主題が変容されてゆきます。そしてティンティナブリ様式による2つの作品とバッハの作品では、どちらも根底に祈りが流れているのを感じることが出来るでしょう
ダンカン・ウォード&南オランダ・フィル/ファランク: 交響曲第3番、シューマン:同第3番“ライン”
19世紀のパリで、ピアニストとして作曲家として指導者として、当時の女性としては異例の活躍をみせたルイーズ・ファランク。彼女の残した交響曲の最高傑作とされる第3番と、彼女を高く評価していたシューマンのやはり最高傑作とされる第3番をカップリングした興味深いアルバム。フランスにありながらドイツ・オーストリア系の古典派ロマン派の影響を強く受け、堅固な構造と美しさをもつファランクの交響曲。高い演奏技術と深い読み込みにより、その真価を明らかにしています
岡田修一率いるトリオ・アーノルドを中心としたリヒャルト・シュトラウスの作品集~ピアノ四重奏曲、メタモルフォーゼン(七重奏版)
R.シュトラウスの若き日と晩年の作品をカップリング。ピアノ四重奏曲はシュトラウス21歳の頃の作品。古典的な手法に忠実に書かれながらも、若々しい意欲が随所に顔を出しています。元々23の独奏弦楽器のために書かれたメタモルフォーゼンは、81歳にして実験的な手法を駆使しつつ、戦争によって崩壊してゆく祖国への悲しみを込めて書き上げられた作品。若手の名手が揃った演奏陣は、全く違った2つの作品に深く寄り添い、それぞれの魅力を存分に引き出しています
ブラウネル&プラハ交響楽団『プラハのための音楽』~ドヴォルザーク、オストルチル、スメタナ、スーク
トマーシュ・ブラウネル率いるプラハ交響楽団の注目新譜『プラハのための音楽』では、19世紀後半、チェコ民族がオーストリア=ハンガリー帝国内で言語、文化、アイデンティティを求め戦った時代に生まれた作品、ドヴォルザーク、オストルチル、スメタナ、スークの管弦楽曲を収録
サスキア・ジョルジーニ『ドビュッシー:「映像」』~2つのアラベスク、ピアノのために、版画、映像 第1集&第2集、ほか
サスキア・ジョルジーニの新録音はドビュッシーの最も色彩豊かなピアノ曲を録音しました。「舞曲」や「2つのアラベスク」といったカラフルな初期作品から「版画」や「映像」といった後期作品まで、ドビュッシーの世界をあらわした充実の内容。その演奏はまるで音楽の"絵"に生命が宿ったかの如く美しく奏でられます。83分長時間収録
マイケル・コリンズ&フィルハーモニア管/モーツァルト:交響曲第34番-第36番(SACDハイブリッド)
近年は指揮者としても高く評価されているクラリネット奏者マイケル・コリンズ。この度フィルハーモニア管弦楽団とモーツァルトの交響曲交響曲第34番、第35番「ハフナー」、第36番「リンツ」を録音しました。カップリングに、交響曲第34番のために書かれたのではないかと考えられる“メヌエット ハ長調 K.409”も収録
ジャン・チャクムルによる新シリーズ「シューベルト+」第3弾!『シューベルト+クルシェネク』(SACDハイブリッド)
ジャン・チャクムルが「シューベルト+」という新シリーズを始動!当シリーズはシューベルトの主要作品と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルの思いから企画が生まれました。第3弾ではクルシェネク。シューベルトの未完のソナタ“第15番(クルシェネク補完版)”に、“ハンガリー風のメロディ”、クルシェネクの“ピアノ・ソナタ第2番”など収録
ホーレンシュタイン&ロンドン交響楽団/マーラー:交響曲第1番“巨人”(SACDハイブリッド)
名演奏・優秀録音のライセンスでSACDハイブリッド盤をリリースしている香港のSILKROAD MUSIC レーベル。当ディスクはUNICORN レーベルの誉れ高き名盤、ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ロンドン交響楽団のマーラーの交響曲第1番「巨人」です。オリジナルのLPは入手難で知られるだけに、この度のSACDハイブリッド化でのリリースは大歓迎と申せましょう!(キングインターナショナル)
アンネ=ゾフィー・ムター&小澤征爾/ラロ:スペイン交響曲、サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(180gアナログLP)
ムターが21歳になる直前に、小澤征爾との初共演盤として注目された演奏。情熱的で力感に富みながら、技術的にも完璧にコントロールされたムターのヴァイオリンをサポートする小澤の完璧ともいえるオーケストラ・ドライブ。両者の美点が合致した情熱と活力に満ち、ムターの究極の妙技を示す、見事な演奏です。デジタル録音ですが元々がLPリリース用として録音されていたため、その音源をそのままに、180gアナログLPレコード盤として、限定生産リリースとなります
ヤクブ・ユゼフ・オルリンスキ/グルック:歌劇“オルフェオとエウリディーチェ”全曲
オルフェオはヤクブ・ユゼフ・オルリンスキにとって代表的な役で、サンフランシスコ、パリ、そして故郷ワルシャワの舞台でこの役を演じています。ワルシャワで録音されたこの作品ではアンサンブルにステファン・プレフニャク指揮イル・ジャルディーノ・ダモーレを起用。オルリンスキはこの録音で、プロデューサー、キャスティング、ディレクター、そしてステファン・プレフニャクとの共同芸術監督として務めています。1762年ウィーン初演版を使用
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル/フランク:交響曲ニ短調、ドビュッシー:夜想曲 国内盤はSACDハイブリッド!
巨匠チェリビダッケによる、フランクとドビュッシーの初出正規音源が登場!フランクは1991年9月27-29日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ、ドビュッシーは1983年7月6日、ミュンヘン、ヘルクレス・ザールでのライヴです。マスタリング・エンジニアとしてミュンヘン・フィル・レーベルだけでなく、数多くのマスタリングを手がけるクリストフ・スティッケル氏がハイビット化しリマスタリングを施した上で、最良の形としてリリースされます
ユジャ・ワン『ウィーン・リサイタル』~国内盤はMQA-CD×UHQCD仕様、輸入盤は通常CDとLPで発売!
2022年4月26日、ウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音。リゲティやカプースチンなど超絶技巧が輝く作品から、ベートーヴェンやスクリャービンの名作、マルケスなどラテン調の作品も含まれており、ユジャ・ワンの多彩な才能が輝くレパートリーが収録されています。国内盤はMQA-CD×UHQCD仕様、輸入盤は通常CDとLPで発売!
児玉麻里&桃、カリン・ケイ・ナガノ、ケント・ナガノ&スイス・ロマンド管/モーツァルト&プーランク:2台&3台ピアノのための協奏曲集(SACDハイブリッド)
児玉麻里&桃姉妹のピアノ・デュオ、待望の最新録音が登場します。それもモーツァルトとプーランクの協奏曲、なんと児玉麻里の夫君ケント・ナガノ指揮のスイス・ロマンド管弦楽団という豪華すぎる共演。さらに注目はモーツァルトの3 台のピアノのための協奏曲をケント・ナガノと児玉麻里の愛娘カリン・ケイ・ナガノが加わり、まさに凄すぎる家族のアルバムとなっています
ニソネン&タピオラ・シンフォニエッタ/リース:交響曲第1番&第2番
フィンランドのONDINEからヤンネ・ニソネン&タピオラ・シンフォニエッタによるフェルディナント・リースの交響曲全集録音が始動!第1弾となる今作は第1番&第2番を録音
ロラ・デクール『ナディア・ブーランジェへのオマージュ~バスーン作品集』~ロッテルダム・フィルの新首席バスーン奏者!
2019年、権威あるチャイコフスキー・コンクール入賞!ロッテルダムフィルの新首席バスーン奏者ロラ・デクール。本アルバムでは、ナディア・ブーランジェを取り巻く万華鏡のような芸術家たち、そして彼らのスタイルの多様性を、このアルバムのためにウラジミール・コスマが書き下ろした作品まで、音楽教育に革命をもたらしたナディア・ブーランジェが残した偉大な足跡をこれら多彩な作品を通して発見することができます
東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部『スパイラル・ルミナス』
東海大学付属高輪台高校の勢いをそのまま音盤に刻んだ「スパイラル・ルミナス」は、明るく輝く(Luminous)という言葉の通り、高輪台らしさに満ち溢れたアルバムとなりました。吹奏楽コンクール自由曲として7年連続の委嘱新作となった福島弘和「アウレア・レゲンダ」は【黄金】のタイトルの通り光り輝く作品。一方、堀田庸元「丘の上の古城」と福島弘和「ラッキー・ドラゴン」の2曲からは、客演指揮の中村俊哉が深みのある音色を引き出しています