『ポール・デュカス・エディション』(4枚組)~ワーナーミュージックの名盤を結集!
完璧主義者であった作曲家ポール・デュカスは、自身の音楽活動の多くを放棄したことで知られており、その結果、出版された作品は約20作品と比較的限られています。交響詩『魔法使いの弟子』は、1940年にウォルト・ディズニー映画『ファンタジア』で取り上げられ、名声を獲得しました。このコレクションには、彼の生徒の一人である著名なピアニスト、室内楽奏者、作曲家、そして教師であったジャン・ユボーを含む、著名なアーティストによる演奏で収録
ネゼ=セガン&MET/ケヴィン・プッツ: 歌劇“めぐりあう時間たち” ~名作映画のオペラ化!フレミング、ディドナート出演
2022年にMETは、ピューリッツァー賞を受賞した作曲家ケヴィン・プッツに依頼し、名作の映画化を下敷きにしたまったく新しいオペラを作り上げました。人気作家、主婦、ジャーナリスト…3つの時代に生きる3人の女性の人生を変えた1日の物語を、この初演ではR・フレミング、K・オハラ、J・ディドナートの三大歌姫とタッグを組んでいます。3つの女声が絡む三重唱は、オペラならではの魅惑。本作に情熱を注ぐMET音楽監督Y・ネゼ=ゼガンらが紡ぐ心打つ時間をお楽しみください
ベアトリーチェ・ラナ/ショパン: ピアノ・ソナタ第2番、ベートーヴェン: ハンマークラヴィーア
《ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」》は、ラナのこの10年のレパートリーとして演奏しており、満を持して録音に挑んでいます。《ベートーヴェン:ハンマークラヴィーア》は、パンデミックによる外出禁止期間中に、ラナは集中的な研究に取り組み始めました。この録音は、ローマにあるオーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカにある中ホール、指揮者ジュゼッペ・シノーポリの名前を冠にした「サラ・シノーポリ」で行われました
ウカシュ・ボロヴィチ&ポーランド放送管/モニューシュコ:歌劇《貴族の言葉》&ノスコフスキ:歌劇《境界壁の復讐》(3枚組)
2022年にポーランド放送の栄誉ある「パブリック・メディア賞」を受賞したポーランドの若き名匠、ウカシュ・ボロヴィチ。このアルバムでは、ボロヴィチがポーランド放送管弦楽団の芸術監督を務めていた時期(2007-2015)に録音された、モニューシュコとノスコフスキの知られざるポーランド・オペラを収録しています
山田千代美 + baobab『うつろい ~ ソングズ・オヴ・マイ・ランド』~新感覚の越境古楽、越境伝承曲!
古楽大国オランダで古楽唱法を究めたソプラノ、山田千代美の新境地! カテリーナ古楽器研究所のメンバーらが古今東西の楽器を操り、日本の民謡をベースに、西洋の古楽・クラシックから、ポップス、フォーク、現代音楽など様々なサウンドを取り入れた、ジャンルレス、ボーダーレスなアルバムが登場!(東京エムプラス)
ザ・シックスティーン『模倣の達人』~「模倣」をテーマにオルランド・ディ・ラッソの作品を中心に収録
ハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーン。今回のアルバムでは「模倣」をテーマに16世紀後半に活躍したオルランド・ディ・ラッソの作品を中心に収録しています。「模倣の達人(Masters of Imitation)」と題された今回のプログラムでは、当時の「パロディ(模倣)」の秀逸な例を披露しながら、ラッソの最も優れた世俗的マドリガルを、ザ・シックスティーンの委嘱でボブ・チルコットが「模倣」した作品や、マッダレーナ・カスラーナの珍しい作品も収録されました
アン・クノップ/J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)(2枚組)
ラ・プティット・バンドの第1ヴァイオリンを務め、そのほか著名なアンサンブルでも活動するアン・クノップが満を持して、J.S.バッハの“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ”を録音!
ティボー・ガルシア『アランフエス』(SACDハイブリッド)~2020年にリリースされた名盤が国内盤SACDハイブリッドで発売!
2020年にリリースされたティボー・ガルシアの名盤『アランフエス』が、国内盤SACDハイブリッドで発売!
ロウヴァリ&フィルハーモニア/ストラヴィンスキー:組曲“火の鳥”(1945年版)&組曲“ペトルーシュカ”(1947年版)
破竹の勢いのロウヴァリとフィルハーモニア管弦楽団が次に選んだのはイーゴル・ストラヴィンスキーの代表作である《火の鳥》と《ペトルーシュカ》!これらの演奏は、ストラヴィンスキーの色彩豊かなオーケストレーションを見事に描き出しており、またフィナーレに向かうそのエネルギーは聴衆を圧倒します。(東京エムプラス)
セムコフ&ポーランド国立響/ブラームス:交響曲全集(3枚組)~ムラヴィンスキーの助手を務めた実力者の遺産!
ポーランドに生まれのちにフランスに帰化した指揮者、イェジ・セムコフ(1928-2014)。レニングラード・フィルの副指揮者としてエフゲニー・ムラヴィンスキーの助手を務め、エーリヒ・クライバーやブルーノ・ワルターにも師事。ポーランド放送に残されたブラームスの交響曲全集をポーランド放送の自主レーベル「Polskie Radio」がリリース。2008~09年の録音。規律正しい中にも優れた色彩感を放つ音楽作りはブラームス・ファンにぜひおすすめしたい好演です
ジャンヌ・ゴーティエ『フランス国営放送 未発表アーカイヴ』~メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、他
フランス国立視聴覚研究所(INA)からのライセンス音源によるスペクトラム・サウンド「ベルアーム」。フランスが生んだ天才ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエの未発表音源です!ピエール=ミシェル・ル・コント指揮、リリック放送管弦楽団とのメンデルスゾーン。第1楽章、第3楽章のテンポは同時代の演奏家としては速く、また第2楽章はこの上なく美しい演奏を披露。チェンバロのドレフュスと共演したクライスラーとヴィターリも必聴です
『フェリックス・アーヨに捧ぐ』~初出!イ・ムジチの“四季”1958年正規音源ライヴ!
名ヴァイオリニスト、フェリックス・アーヨが2023年9月24日に90歳でこの世を去りました。アーヨの追悼盤としてSpectrum Soundレーベルから完全初出音源の登場です。イ・ムジチ合奏団の名が知られたのは『四季』の録音。50年代に2度録音しておりますが、当初出音源は1959年8月13日、マントン音楽祭におけるライヴ音源です。他にヴィヴァルディの協奏曲 ニ長調 Op.8-11、ロッシーニの弦楽ソナタ第3番ハ長調、バルトークのルーマニア民族舞曲を収録
『アディラ・ファキーリ / マリー・ゾルダート 希少録音集』~ヨアヒムとゆかりの深い2人の女性ヴァイオリニスト!
ブダペスト出身のアディラ・ファキーリ(1886-1962)はベルリンで大おじのヨアヒムに師事し、1715年製のストラディヴァリウスを引き継いでいます。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第10番のピアノはがイギリスの作曲家トーヴィで、提示部のリピートがSPレコードでは叶わなかったため、「最初からもう一度」と喋っています(トラック6)。グラーツ生まれのマリー・ゾルダート(1863-1955)はブラームスのヴァイオリン協奏曲のウィーン初演を務めたヴァイオリニストです
ミッシャ・エルマン/RCAビクター録音集(1939-45)~フォーレ&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ、小品集
Biddulphレーベルが力を入れているミッシャ・エルマンの復刻シリーズ、今回は1939年から45年の間にRCAビクターに行った全録音をCD1枚に収めました。フォーレとドビュッシーのソナタ、エルマンの人気を決定づけた小品のいずれにおいても、黄金の音色(Golden Tone)と称賛された美音と、堂々として品格を感じさせる造形感覚、ポルタメントを活かした艶美な表現などが味わえます
シプリアン・カツァリス『メランコリック&ヒロイック・ポロネーズ集』~19世紀の作曲家たちによるポロネーズ集!
シプリアン・カツァリスがNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)からリリースするスペシャル・プログラム第4弾は、知られざる19世紀の作曲家たちが残したポロネーズを発掘する好企画。カツァリスは、知られざる作曲家、忘れられた作曲家を再発見し、抒情的、感傷的で悲しみと憂鬱に満ちた作品から、英雄的な作品まで、19世紀のポーランドの作曲家たちによる音楽的技巧を紹介しています
ベスティオン&ラ・タンペート/D.スカルラッティ&ドヴォルザーク:スターバト・マーテル(2枚組)
古楽のレパートリーと近・現代音楽と組み合わせたステージパフォーマンスで大きな成果をあげてきたフランスの声楽&器楽アンサンブル、ラ・タンペート。本作ではD.スカルラッティとドヴォルザークという、作曲された時代が大きく異なる二つの“スターバト・マーテル”の傑作を組み合わせたユニークなプログラムです
ブリュノ・コクセ&レ・バッス・レユニ『チェロの誕生』~ナポリ、ボローニャ、モデナ~(2CD+BOOK)
バロック・チェロ奏者ブリュノ・コクセとレ・バッス・レユニが、今回「チェロ」という呼称が定まる前の時代まで遡って、イタリアでどのように低音弦楽器のための音楽が発展し、今日知られるチェロのイメージが形成されていったかを探ります。それぞれの地域で16~18世紀に活躍した作曲家たちの作品を厳選。コクセは多種多様な楽器を使い、60ページに及ぶブックレット(英・仏語)でそれぞれの使用論拠もカラー写真入りで詳述
日本経済大学吹奏楽部、初のオリジナル・アルバム!『芳賀傑:彩をえがく鳥』
2019年度4月にわずか17名で創部され、たった3年後には群雄割拠の九州大会を制し全日本吹奏楽コンクール全国大会の切符を勝ち取った「日経大」の記念碑的CDが誕生しました。(CAFUA)