ネルソンス&ゲヴァントハウス管弦楽団/ブルックナー:交響曲全集(10枚組)~初発売の第0番を含む!
アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるブルックナーの交響曲全集とワーグナーの管弦楽曲が組み合せたCD10枚組BOXです。2017年に第3番から始まった交響曲第1番から第9番のCD発売(1枚または2枚組)では、それぞれ作品同士関連付けられたワーグナーの管弦楽曲が選ばれて組み合わされました。そしてこのセットには初発売となるブルックナーの交響曲第0番とワーグナーの『リエンツィ』と『さまよえるオランダ人』の序曲も新たに収録されています
(2023/07/26)
ポシュナー/#bruckner2024プロジェクト~ 第9弾は交響曲第2番(第2稿/ホークショー版)
CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画、 「#bruckner2024」の第9弾。問題の多い第2番の第2稿に新たな光を投げかけるホークショー版による録音が登場
(2023/07/21)
初出!ハイティンク&バイエルン放送響~ブルックナー:交響曲第4番 2012年ミュンヘン・ライヴ!
ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューしたのは1958年。それから65年となる2023/24シーズンに先立ちバイエルン放送収録の音源から2012年のブルックナー:交響曲第4番が初CD化。ハイティンクのブルックナーの第4番はこれで5種目。1965年の初録音は緩急のコントラストを大きめにとった演奏でドラマティックな解釈に感じられますが、1985年盤以降は盤石と言える安定感を示し、解釈が成熟の域に入っていたことが感じられます
(2023/07/13)
P.ヤルヴィ&チューリッヒ・トーンハレ管/ブルックナー:交響曲第8番 ノーヴァク版 第2稿 (1890)
ヤルヴィ&チューリヒ・トーンハレ管によるブルックナー後期3大交響曲の第2弾として、フランクフルト放送響との全集録音から10年ぶりの再録音となる第8番が登場。約15年ぶり再録音の第7番では全ての楽章においてテンポが速くなっているのが特徴でしたが、第8番では逆に全楽章で遅くなっており、特に第4楽章では2分30秒を超える差が生じています。しかしながら演奏は、むしろより引き締まった印象を与えるもので、たいへん力強く聴きごたえのある出来栄え
(2023/07/07)
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル/ブルックナー: 交響曲第7番(180gアナログLP2枚組)
旧EMIアーカイブ所蔵の最も良質なマスターより、2023年Art et Son Studio, Annecy によるリマスターは、必要以上のイコライザーやノイズリダクションは使用せず、マスターの音を忠実に届けることをモットーとしており、この音源を使用し180gアナログLP盤として数量限定生産リリースいたします。またSide Dにはボーナストラックとして、1942年4月7日のベルリンでの第2楽章の2021年リマスター音源も収録されています
(2023/06/30)
フルトヴェングラー/ウラニアのエロイカ、ブルックナー第8がドイツ放送アーカイヴ(DRA)正規音源で甦る!(UHQCD)
イギリス、エセックスに企画室を置く新レーベルMAGISTRALEからフルトヴェングラー&ウィーン・フィルの戦中録音2タイトル。1944年12月のベートーヴェン:英雄、いわゆる「ウラニアのエロイカ」と、その2か月前のブルックナー第8です。ともにオリジナル・テープのピッチが高く多くの盤がそのままですが、今回はそれを是正しているとのこと。両盤とも放送局提供正規音源から商品化が少ないため、ファンには喜ばれることでしょう
(2023/06/15)
クーベリック&シカゴ響/ブルックナー:交響曲第8番 1966年12月23日 ステレオ・ライヴ (UHQCD)
クーベリックは1950年にシカゴ響の音楽監督に就任。少なからぬ名録音も遺したものの、失意の内に1953年(シーズン)にシカゴを去ります。それ以来13年ぶりにシカゴ響の指揮台に立った際のライヴ。この時クーベリックは3週間シカゴに滞在し3プログラムを指揮。最終公演が当録音のブルックナーの第8交響曲とワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」"前奏曲と愛の死"でした。コンサートは"凱旋復帰"とまで激賞されてクーベリックはこの後も晩年までシカゴ響に招かれることとなります
(2023/06/07)
クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル/ブルックナー:交響曲第5番 (改訂版) 2トラ38オープンリール復刻!!
今回はマスタリングの全行程をプロ用の機器を使用し、めざましい音質改善を獲得しました。使用したテープには「DECCA CS6114/5(ZAL3218/20)、レコード用」と、番号とマトリクスが添えられていることから、アメリカ・ロンドン盤のLPプレス用マスターかと思われます。そのせいでしょうか、その広がりの豊かさ、そして暖かく新鮮で瑞々しい音色は、とても1956年のステレオ録音とは思えません。(平林直哉)
(2023/06/02)
ゲルト・シャラー(org)/ブルックナー(シャラー編):交響曲第5番変ロ長調(オルガン版)
2021年の交響曲第9番(PH21010)に次ぐ第2弾、シャラー自身の編曲による交響曲第5番が登場します。シャラーによれば第5番は対位法的な書法の点でオルガン編曲に適しており、多くのパッセージはオルガンを念頭に置いて作曲されたかと思えるとしています。ただし原曲を熟知するシャラーだけに、特定の効果をそのままオルガンへ移しかえたり、オーケストラに挑むようなことはせず、ヴィエルヌやヴィドールのオルガン交響曲のような唯一無二の世界を作り上げています
(2023/05/10)
ラハフ・シャニ&ロッテルダム・フィル/ブルックナー:交響曲第7番(ノーヴァク版)
1989生まれのイスラエル生まれの才人指揮者でピアニストでもあるラハフ・シャニは、2018年からオランダのロッテルダム・フィル首席指揮者、2020/2021シーズンからはイスラエル・フィル音楽監督、2026年9月からミュンヘン・フィル首席指揮者就任が決まっています。ここでは楽器間の対比やしなやかな旋律の歌わせ方を通して,空間の奥行きを丹念に刻み込んで行くことによって、流れゆくような理想的なブルックナーを紡ぎ出しています
(2023/04/14)
スヴェトラーノフ最晩年のブルックナー:交響曲第8番 2000年ハーグ・ライヴ!(UHQCD2枚組)
スヴェトラーノフにとって2002年10月に予定されていたNHK交響楽団との共演がその死によって幻になってしまったのがブルックナー8番です。極限まで遅いテンポを採用するようになったスヴェトラーノフ最晩年の心境がブルックナーにどう反映されるのか?その回答がハーグ・レジデンティ管弦楽団との当ライヴです。オーケストラと巨匠が死力を尽くした感のある凄絶なライヴ。スヴェトラーノフ研究の権威はやしひろし氏によるマスタリングと解説も嬉しいところです
(2023/04/13)
〈タワレコ限定・高音質〉ケンペ&ミュンヘン・フィル ALTUS x TOWER RECORDS 旧譜2W (SACDハイブリッド) 再プレス
2020年に発売以来ロングセラーを続けているケンペ&ミュンヘン・フィルのブルックナー2曲とブラームス:交響曲全集を再プレスいたしました。2020年にALTUSの斎藤啓介氏により、決定盤としてのマスタリングを行い、SACDハイブリッド盤で復刻したのが本作です。リリース以来、ようやく音質的な面でも納得できる盤が出来たとの評価をいただいています
(2023/09/04)
映像による全集完結編!ティーレマン&ウィーン・フィルによるブルックナー:交響曲第4番&第9番
2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。C majorの映像によるブルックナー交響曲全集は、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録した第1弾に始まりました。今回発売されるシリーズ最後となる第5弾は、ともにザルツブルク音楽祭で演奏された第4番と第9番を収録したディスクです
(2023/04/10)
ブルーノ・ワルター・ライヴ4~ブルックナーの交響曲第4番+第8番 2枚組1枚価格!
今回はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」と第8番ですが、演奏された当時はまだ原典版が未出版のため、2曲ともに改訂版での演奏となります。第4番はワルター唯一のライヴであり、第8番の方はこの録音しかワルターの演奏は存在しません。音質はアセテート盤を原盤としているためにお聴き苦しい箇所が含まれますが、ワルターのディスコグラフィ上でも貴重な録音であり、ブルックナーの演奏史を語る上でも貴重な資料と言えます。(平林直哉)
(2023/04/04)
ポシュナー/#bruckner2024プロジェクト~ 第8弾は交響曲第4番(第3稿 コーストヴェット版)
先に発売されて好評の第1稿と第2稿に続き、当CDで交響曲第4番の3つの稿が最新のコーストヴェット版で揃いました。第4番の第3稿はブルックナーが弟子のレーヴェやシャルク兄弟らの意見をきいて改訂したことから「改ざん版」などと呼ばれた時期もありましたが、コーストヴェットはそのような見方を排し、第3稿を実際の演奏経験を経た上でブルックナー自身による実用的な改訂版と位置付けています
(2023/03/24)
ギュンター・ヴァント『Profilブルックナー大集成』交響曲第3~9番(8枚組)
2024年のブルックナー・イヤーに向け、真打の強力Boxが発売となります。ブルックナー・ファンにとりギュター・ヴァントは特別の存在と申せましょう。なかでも北ドイツ放送交響楽団とミュンヘン・フィルを振ったライヴは宇野功芳氏の絶賛もありベストセラーとなっていましたが、今日入手困難でもあり、発売を希望する声を多く寄せられていました。今回、7篇の交響曲をまとめ超お手頃価格にBox化。通常CDですが音質も良く、ヴァントの至芸をたっぷりと堪能できます
(2023/03/08)
ダウスゴー&ベルゲン・フィル/ブルックナー:交響曲第4番“ロマンティック”(第2稿/ノヴァーク版)(SACDハイブリッド)
ブルックナーの9曲の交響曲の中で最も人気の高い『ロマンティック』。第1稿が完成したのは1874年ですが、それから改訂が何度も行われ、1881年ハンス・リヒター指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演され成功を収め作品です。ダウスゴーは第2稿、1878/80年稿ノヴァーク版を使用。当演奏でもダウスゴーらしい見通しの良いクリアな響きを大切にし、緊密な構成力でこの名曲を演奏しております!
(2023/03/06)
ロト&ケルン・ゲルツェニヒ管のブルックナー:交響曲全集シリーズ~第2弾は交響曲第4番“ロマンティック”(1874年第1稿)
ロトとギュルツェニヒ管弦楽団は2022年7月の日本公演で同曲を披露し、壮絶な演奏で聴衆の度肝を抜いたことは記憶に新しいですが、当アルバムはケルンでのライヴ。やはりロトならではのリズム感の良さと豪快にオーケストラを鳴らしきる芸風がDXD録音で迫ります。1874年第1稿は1878/80年稿と多くの点で異なり、とりわけ第3楽章は全く別の音楽となっています。両者は、自由さと過激さに満ちた第1稿のスコアをから粗削りな原石的魅力を引き出しています
(2023/03/02)
ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管によるブルックナー:交響曲全集が再登場!(10枚組)
ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管によるブルックナーの交響曲全集がACCENTUS MUSIC より新装丁となって発売します。2005年~2012年にかけて録音された両者のブルックナー交響曲全集は、以前Querstand レーベルより発売されていましたが、ライセンス切れのためしばらく市場に流通しておりませんでしたが、この度2024年のブルックナー・イヤー目前にACCENTUS MUSIC より待望の再発売がなされました
(2023/01/18)
映像による全集第4弾!ティーレマン&ウィーン・フィルによるブルックナー:交響曲第3番&第6番
ティーレマンは交響曲第3番で第2稿(1877年/ノヴァーク版)を使用しています。ティーレマンは版の選択について以下のように述べています。「演奏される機会の多い第3稿(1889年)は非常に簡略化されています。価値ある多くの要素が省略されて、非常に短くされてしまっているので第2稿を使用することに決めました」。一方の第6番はティーレマンでも演奏頻度多くはなく、今回改めてウィーン・フィルと作品を掘り下げることは、自身の発見の旅でもあったと語っています
(2023/01/11)