国内クラシック
フォルテピアノの名手・七條恵子が1871年製エラールで奏でるエリック・サティの世界
2004年にブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で最高位を獲得、フォルテピアノのスペシャリストとして他にも多くの受賞歴を持つアムステルダム在住のピアニスト七條恵子によるサティ・アルバムです。サティ時代のエラール・ピアノを用いた録音で、美しい響きが空間を満たす珠玉の一枚となっています
(2020/03/10)
ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位・川口成彦が1842年製プレイエルで奏でるショパン
ショパン時代のプレイエルを用いて録音。この楽器は見出しにあるコンクールでも使用されたもので演奏者本人も愛着のある楽器です。ショパンは「気分の優れないときはエラールを弾く。すぐに完成された音が出るから。一方気分が良い日はプレイエルを弾く」という言葉を残しており、扱いに技術はいるものの可能性を大きく持つプレイエルの特徴がよく表れています
(2020/03/10)
圧巻の「空間力」~西脇義訓&デア・リング東京オーケストラ/ブルックナー:交響曲第7番
各パートの旋律が明瞭で音色も美しく、管楽器の響きも冴えた音が見えたのも全体の魅力を高めた。また、空間の広がりや遠近感がはっきりして、コントラバスの低音の響きも良かった。普通のオーケストラのコンサートでは経験したことのない聴こえ方である。これなら、クラシックコンサートはもっともっと面白くなることだろう。-福田雅光(オーディオ評論家)
(2020/03/06)
宮本笑里~初の自作曲オリジナル楽曲のみで構成したミニ・アルバム!『Life』
宮本笑里の2年ぶりのアルバムは本人初となるオリジナル楽曲のみで構成したミニ・アルバム。新曲3曲に加え、2010年初出の“Marina Grande”のニュー・ヴァージョン、さらに2018年に春畑道哉と共演した“Continue”のアコースティック・ヴァージョンの全5曲を収録。初回限定盤には2019年1月浜離宮朝日ホールで開催されたアルバム「Classique」ツアーより3曲を収録したDVD付き
(2020/03/04)
パーヴォ・ヤルヴィ&NHK交響楽団『20世紀傑作選3~ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲・カルタ遊び・アポロ』(SACDハイブリッド)
20世紀最大の作曲家であり、生涯にわたってその作風をカメレオンのように変化させたストラヴィンスキー。パーヴォ・ヤルヴィはN響と2枚分のストラヴィンスキー・アルバムを録音し、その第1弾がこの1920~40年代に書かれたいわゆる新古典主義時代の代表作3曲(「春の祭典」を中心とするもう1枚は近日発売予定)
(2020/08/27)
すべて初CD化音源!貴重なライヴ録音で綴る音楽家・有田正広の歴史~2タイトル同時発売!
2019年に古希を迎えたフルーティスト、有田正広氏自身が保管していた音源から自選して構成したアルバム。第1集は有田氏が大学生だった1971年と、卒業後間もない1972年の録音を集めた内容で、すべて現代楽器による演奏。第2集は古楽器での演奏。ヨーロッパ留学を経て古楽器奏者のパイオニアとして注目を集めた時代の知られざる録音です
(2020/02/28)
福間洸太朗~ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番“テンペスト”、第24番“テレーゼ”、第32番
ベートーヴェンの生誕250年となる2020年、福間洸太朗が初のオール・ベートーヴェン・アルバムをリリース!名曲ピアノ・ソナタ“第17番「テンペスト」”、“第24番「テレーゼ」”&第32番の3曲を収録。2019年10月にイギリスのワイヤストーン・コンサート・ホールで録音されました
(2020/02/28)
江崎浩司が挑むヤコブ・ファン・エイク「笛の楽園」全曲録音プロジェクト第5弾!
鬼才リコーダー奏者、江崎浩司による前代未聞の大企画、「笛の楽園」全集プロジェクト(全8タイトル予定)第5弾!今作でも15種類もの楽器を変幻自在に吹き分けています。江崎浩司本人による楽曲解説付き
(2020/02/25)
広瀬悦子がコンポーザー=ピアニスト、モシュコフスキーのピアノ作品集を録音!
“15の練習曲”でもお馴染みのポーランドのコンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキー。2020年の「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO」にも出演予定のピアニスト、広瀬悦子がモシュコフスキーの知られざるピアノ作品を録音!
(2020/02/25)
ピアノの三舩優子とドラムの堀越彰のデュオ「OBSESSION」のアルバム第2弾!『OBSESSION Ⅱ』
ピアノの三舩優子と、ドラム&パーカッショニスト堀越彰によるデュオ「OBSESSION」。CD第2弾は、バッハ、ドビュッシー、ラヴェル、カプースチンなどが収録。ピアノの音色にドラムが重なり絡み合うことで起こる化学反応、その放たれたエネルギーによって、魅力的な音楽を生み出しています
(2020/02/21)
上岡敏之&新日本フィルの2019年9月のライヴ!ブルックナー:交響曲第7番(SACDハイブリッド)
上岡敏之&新日本フィルによるブルックナー!本作はコンサートの後に多くの聴衆から絶賛の声の上がった交響曲第7番(ハース版)。2019年9月のライヴ・レコーディングです
(2020/02/21)
鈴木雅明が満を持してJ.S.バッハの“トッカータ集”を録音!(SACDハイブリッド)
好評を博している“イギリス組曲(全曲)”につづく鈴木雅明のチェンバロ演奏最新録音はJ.S.バッハの“トッカータ集”。“イギリス組曲”でも使用した1982年ヴィレム・クルスベルヘン制作によるリュッカースのレプリカで演奏しており、自在にして優美な表現が印象的です
(2020/02/20)
ギタリスト鈴木大介の新録音!『シューベルトを讃えて』(SACDハイブリッド)
日本を代表するギタリストの一人、鈴木大介が長年温めてきたシューベルトと、ポンセ、メルツ、ランツによるシューベルト由来の名曲を収録したアルバムが登場。シューベルトへの万感の想いが、あたたかく慈愛に満ちた旋律、端正で優美な官能、幽き無限の情念をもって奏でられます
(2020/02/19)
アバド&BPO日本初発売の英語歌唱“夏の夜の夢”に石丸幹二の日本語の語りを加えリリース!
マクネアー、キルヒシュラーガーの名唱が光る「夏の夜の夢」ではドイツ語歌唱、ドイツ語での朗読で演奏されましたが、同時に同じメンバーによる英語歌唱版のセッション録音も行われ、1996年7月にインターナショナル版としてリリースされました。ここでは、その日本未発売、英語歌唱音源に石丸幹二の日本語による語りを加えています
(2020/02/18)
石丸幹二の朗読と作曲家の自作自演で聴く、リンカーンの名演説をテクストにした名作!
「人民の人民による人民のための政治を、地上から消滅させないことを」と決意表明した有名なゲティスバーグの演説で締めくくる「リンカーンの肖像」は、アメリカでなければ生まれえなかった感動的な音楽といえます。今回の日本語版では俳優・石丸幹二が朗読を行っており、格調高い語りがこの作品の価値をさらに高めています
(2020/02/18)
グラミー賞受賞記念アナログLP化!「アタッカ四重奏団/キャロライン・ショウ: オレンジ」
ヴァイオリニストの徳永慶子さんが参加したアタッカ四重奏団の「キャロライン・ショウ: オレンジ」」が第62回グラミー賞(2019年度)最優秀室内楽賞を受賞。受賞を記念して、限定ピクチャーアナログLPが限定発売されます!
(2020/02/14)
都響アーカイヴシリーズ~デプリーストのブルックナー:交響曲第2番&第9番
デプリーストのブルックナーもやはり大らかな人生肯定と自然への讃歌に満ちております。ブル2はハース版使用。かなりのスピード感で瑞々しさと若々しさに脱帽。ブル9は軽やかな足取りで進む快演。澄み切った湖の畔に立ち美しい空気の中で深呼吸をするような演奏と申せましょう
(2020/02/07)
世界初録音曲収録!阪田知樹が自ら選曲した超絶技巧ピアノ作品集!『イリュージョンズ』
『「10本の指×ピアノ1台」で交響曲、協奏曲、歌曲、オペラなど様々な編成の《幻影(Illusion)》を聴き手に投影する』…圧倒的なスケールと歌心に溢れた音色!真のヴィルトゥオーゾ阪田知樹が自ら選曲した珠玉の8曲。フェインベルク編曲のチャイコフスキー第5番「ワルツ」は世界初録音!ピアノ演奏の新たな可能性を探る大注目新譜登場!
(2020/02/05)
久石譲&東京交響楽団~ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(SACDハイブリッド)
新たなアプローチによる演奏が注目を集めている久石譲の指揮によるクラシック音楽、当盤は当代随一の実力を誇る東京交響楽団との共演ライヴ録音です。ストラヴィンスキーの複雑なリズムとハーモニーを、作曲家である久石ならではの視点で緻密に解析、オーケストラも正確無比なテクニックでタクトに応え、音楽的に充実度の高い演奏となっています(オクタヴィア・レコード)
(2020/01/30)
児玉麻里の新録音!ピアノ編曲版ベートーヴェンの弦楽四重奏曲集!(SACDハイブリッド)
2020年ベートーヴェン・イヤーに贈る児玉麻里の新録音は、、サン=サーンス、バラキレフ、ムソルグスキーが編曲した弦楽四重奏曲集。注目はムソルグスキー編曲版“弦楽四重奏曲第16番”!この編曲は楽譜が極めて入手困難なためムソルグスキー研究家の間でも伝説となっていたもので、ついにCD化!
(2020/01/30)