現代音楽
ヴィキングル・オラフソンの新録音は前作『ドビュッシー-ラモー』の続編となるリワーク・アルバム!『リフレクションズ』
ラモーとドビュッシーの作品を組み合わせ、その対話を通じて、作品の真価、その現代性と、類似性を炙り出した前作『ドビュッシー-ラモー』の続編/追加曲となるリワーク・アルバムが登場!オラフソン自身や現代の様々なアーティストによるドビュッシーあるいはラモーの作品のフレーズに基づいた瞑想的なリワークに、ドビュッシーの“ヒースの茂る荒地”、“カノープ”を収録。この2曲はアップライト・ピアノでの演奏も収められています
(2021/01/25)
クレーメルによるヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲!共演はガッティ&ゲヴァントハウス管
クレーメルは同曲を2017年9月の読売日本交響楽団との日本初演を含め、各国のオーケストラと数多く演奏してきましたが、ダニエレ・ガッティ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と2020年2月に行ったコンサートのライヴが商品化されました。2019年12月に生誕100周年を迎えたヴァインベルクを祝うゲヴァントハウスのシリーズの一環として行なわれたコンサートで、クレーメルにとっても特別なものでした
(2021/01/22)
現代音楽の祭典「ドナウエッシンゲン音楽祭2019」オーケストラ・コンサート・ライヴ!(SACDハイブリッド)
マーク・アンドレの「rwh 1」はスペクトル楽派と師匠ラッヘンマン譲りの特殊奏法による音色のグラデーションが美しい佳品。ポサダスの「悪魔の目」は、まるでブラックホールに飲み込まれるような壮絶な音響の嵐が聴き手を圧倒。ウィーン出身の気鋭、エヴァ・ライター「守護者」はダブル・バス・フルートと尺八にも似た音を奏でる創作楽器ペッツォルド・フルートの重低音に混声合唱を重ねた話題作!
(2021/01/22)
パーカッショニスト、コリン・カリーが縦横無尽に叩きまくる圧倒的超絶演奏!『ハインツ・カール・グルーバー:打楽器協奏曲集』
ライヒも認める凄腕パーカッショニスト、コリン・カリーによる自主レーベル「コリン・カリー・レコーズ」から初の協奏曲アルバムが登場!ウィーンの作曲家ハインツ・カール・グルーバー(1943-)の2作品を収録。コリン・カリーが縦横無尽に叩きまくる圧倒的超絶演奏。打楽器協奏曲の可能性を極めに極めた大興奮のパーカッショニズムが炸裂!
(2021/01/22)
Naxos~2021年2月第2回発売新譜情報(6タイトル)
今回は、ヴィットーリオ&ニューヨーク室内管によるレスピーギの名作“リュートのための古風な舞曲とアリア”を含む作品集、ラハナー編曲による弦楽五重奏版伴奏のモーツァルトのピアノ協奏曲集、バーゼル交響楽団の首席奏者も務めるヒュー・モーガンによる『モダン・トランペットの芸術 第2集』など、世界初録音を含むCD6タイトルがリリースされます
(2021/01/22)
徳丸聰子、高橋アキ、小林仁、 本荘玲子、平尾はるな『ピアノ・コスモス~現代日本ピアノ曲集1960-69』が初CD化!
日本クラウンが1969年11月にリリースした「ピアノ・コスモス」が初CD化。1960年代に書かれた日本のピアノ曲を集めた画期的アルバムで、武満徹、高橋悠治、三宅榛名、石井眞木など12名の最新作を高橋アキ、本荘玲子、平尾はるならが演奏。武満徹の「コロナ」は図形楽譜のため演奏機会が非常に少なく貴重。この曲に協力したグラフィックデザイナーの杉浦康平がアルバム・ジャケットを担当したことでも話題となりました
(2021/01/20)
イギリスの人気作曲家ナイジェル・ヘスの魅力が詰まった作品集!『光の道~ナイジェル・ヘス:作品集』
イギリスを拠点に、映画音楽や劇音楽、吹奏楽の分野で幅広く活躍する作曲家ナイジェル・ヘス(1953-)。このアルバムではテレビや映画のための音楽ではなく、伝統的な合唱作品“光の道”や、彼が得意とする吹奏楽作品、チャールズ英皇太子殿下が書いた絵本「ロッホナガーのおじいさん」のためのバレエ音楽など多岐に渡る作品が楽しめます
(2021/01/19)
小菅優によるコンサート・シリーズ『Four Elements』第3弾!今回はベートーヴェン、ドビュッシー、ヤナーチェク、ラモーなど「風」がテーマ
小菅優が2017年から取り組むリサイタル『Four Elements』、シリーズ第3弾のテーマは「風」。フランス・バロックの小品、ベートーヴェンの“テンペスト”、ドビュッシーの前奏曲から風にまつわる3曲、ヤナーチェクの“霧の中で”など、今作でも考え抜かれたプログラムで聴き手を魅了します。国内仕様盤には小菅優による日本語解説付き
(2021/01/19)
コロナ禍で生まれた戸川ひよりの渾身作!『孤独の歌』~ヴィオラ・ソロの音楽(SACDハイブリッド)
ヴィオラ奏者ヒヨリ・トガワ(戸川ひより)の最新作!細川俊夫、大島ミチル、アホ、マンスリアン、セレブリエールなど、世界各国で活躍する作曲家がさまざまな場所で「孤独の時」を過ごしながら作曲したヴィオラ・ソロの曲と、曲間に挟まれるJ.S.バッハの《無伴奏チェロ組曲》の「ヴィオラ」による6つの“サラバンド”。抜群のセンスから生み出された『孤独の歌』
(2021/02/17)
ロサンゼルス・フィル創立100周年記念!サロネン指揮の初演ライヴ!ルイ・アンドリーセン:ザ・オンリー・ワン
ロサンゼルス・フィル創立100周年のためにルイ・アンドリーセンが作曲した、ジャズ、ポップスが融合した作品“ザ・オンリー・ワン”。この録音は、アムステルダムを拠点に活躍する歌手、ノラ・フィッシャーを迎えて、エサ=ペッカ・サロネンが指揮した2019年5月、ロサンゼルスでの初演ライヴを収録
(2021/01/15)
スウェーデンの俊英ヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネの新録音は北欧の作曲家のヴァイオリン作品集!『北欧ラプソディ』(SACDハイブリッド)
カール・ニールセン国際コンクールの覇者ユーハン・ダーレネのBISレーベルからのアルバム第2弾は、北欧の19世紀から20世紀を代表する作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を演奏しています。グリーグの“ヴァイオリン・ソナタ第1番”に、シンディングの“古風な様式の組曲”、ステーンハンマル、シベリウス、ニールセン、ラウタヴァーラの楽曲が収録されています
(2021/01/14)
高橋悠治ピアノ・リサイタル ~とりどりの幻想 白日夢 夜の想い 記憶と再会~
ならぶ個々の作品が、プログラムを通じて、一つの組曲を形づくっているような印象。周到に練られた音の運び、陰影に富む冴えた響きは、高橋悠治でしか聴くことの出来ない、印象深いもの。その音世界をすくい取った、1枚です。(マイスターミュージック)
(2021/01/13)
2019年グラミー賞にノミネートされたライヴが待望のDVDとして発売!ジョイス・ディドナート~ジェイク・ヘギー:歌劇“グレート・スコット”
2015年に初演され、その主役には世界的メゾ・ソプラノ歌手、ジョイス・ディドナートが起用され大成功を収めたジェイク・ヘギーの歌劇“グレート・スコット”。2018年にリリースされたそのライヴCDは、2019年(第61回)グラミー賞のコンテンポラリークラシック部門でノミネートされました。今回そのライヴ映像がDVDとして発売です
(2021/01/08)
ダニエル・ホープ/シュニトケ:ヴァイオリン&ピアノ作品集
「1989年夏、15歳の時に私とアルフレート・シュニトケの音楽との「関係」が始まりました」とダニエル・ホープは振り返ります。その3年後、ホープはこのロシアの作曲家と知り合い、師事し、その後何年もこの作曲家の多くの作品を演奏してきました。「シュニトケの死後20年余りが過ぎ、私は彼の音楽を再び採り上げ、その比類ない才能に録音で敬意を表する時が来たと判断しました」ダニエル・ホープ
(2021/01/07)
Naxos~2021年2月第1回発売新譜情報(5タイトル)
今回は、準・メルクル&ロイヤル・エア・フォース・カレッジ・バンドの演奏で、2021年に没後100年を迎えるサン=サーンス作品の吹奏楽編曲版に、バルトルド・クイケンによるルイ14世時代のフルート作品集、ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番&第2番、ブライト・シェン:ヴァイオリン協奏曲“飛び立て”など世界初録音を含むCD5タイトルがリリースされます
(2021/01/07)
ピアニスト向井山朋子の2020年新録音!舞台美術、モダンバレエ、エレクトロニクスが融合した作品「ラ・モード」
収録されている「ラ・モード」は2016年に台湾の台中国立歌劇院のこけら落とし公演で初演、次いで同年に日本でも上演された向井山の話題作で、コロナ禍の2020年6月にオランダで改めて取り上げられライヴ配信されました。その直後にレコーディングされたのがこのCDです
(2021/01/06)
ブルーミナ&フォーグラー四重奏団~グレゴリー・フリード:室内楽作品集
モノドラマ《アンネ・フランクの日記》で知られるロシアの作曲家グレゴリー・フリード。このアルバムでは世界初録音となる2曲の室内楽作品を収録。どちらもショスタコーヴィチの影響が感じられる重苦しい雰囲気の中に、時折親しみやすい旋律が顔を見せるというフリード独自の作風に拠っています
(2021/01/06)
ブルガリアの近代作曲家パンチョ・ヴラディゲロフの弦楽器のための協奏曲集(2枚組)
20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)。今作はヴァイオリンとオーケストラのための作品が中心の弦楽器のための協奏曲集。ブルガリアの旋律を用いた一連の曲は、ヴラディゲロフ作品の中でもとりわけ人気が高いジャンルです
(2021/01/06)
トイリング&ウィーン放送響によるハンス・アイスラー:ドイツ交響曲
1989年に録音された、トイリング&ウィーン放送響によるアイスラーの“ドイツ交響曲”の演奏が登場。この“ドイツ交響曲”は1935年から1937年にかけて作曲された、4人の独唱者、2人の朗読者を必要とする全11楽章の大作。内容はファシズムへの批判であり、ナチへの怒りや、抑圧された者たちの悲しみが生々しく歌い上げられています
(2021/01/04)
ダニー・ドライヴァー、久しぶりのソロ録音は20世紀後半の重要なピアノ・エチュード!リゲティ:18の練習曲
20世紀の知られざるレパートリーの録音で話題を呼んできたイギリスの名手、ダニー・ドライヴァー久しぶりのソロ録音は、現代のピアノとピアニストの限界を探求し、超人的な技術が演奏者に要求されるジェルジュ・リゲティの“18の練習曲”を録音!
(2020/12/24)